1 6月

CHRIS KING さんに会ってきました!

現在、今週末に愛知県で開催される「GOURMET CENTURY RIDE」に参加するため、CHRIS KING さんが来日されています。

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これはお世話になっている人の結婚パーティーがあって参加できないんだよなあ。

残念!



そんな折、日曜日に開くというセミナーに誘っていただいたので、「これは行かねば」ということで店の開店を遅らせて(御迷惑をおかけしまして、すいません!)会場のBLUE LUGさんまで出かけてまいりました。

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セミナーは先ずCHRIS KING という会社の成り立ちについて、代表のCHRIS KING さん御本人から、様々なエピソードを交えながら。

ベアリングの入手や開発がとても困難だったことや、MTB登場前夜の西海岸の自転車シーンのことや、CIELO製作からコンポーネントの世界的な拡大に至るまで、レジェンドのお名前もいくつか登場して、興味深いお話しでした。

とても物静かな語り口が印象的でした。


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そして、その後はフレームビルダーであり、製造現場のトップであるジェイ・シシップさんから、CIELOのコンセプトについてやハブのメンテナンスに関する説明がありました。

とても気さくな方で、ジョークを交えながら細かい部分まで解説してくださいました。


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そして、お決まりの記念撮影。

Thank you for your cooperation!


クリス・キングさんが”I was a Hippie”という台詞を繰り返し口にされてましたが、今回行って一番良かったのはその点を再認識できたことです。

ただ単に安くて品質がそこそこのものを作ってたくさん売って金儲けするだけではなく、環境や地域への貢献を配慮しながら、長く使えて高い品質のものを自分の信念に基づいて作っていくこと。

それを永続的に続けていけるようにコミュニティを育成すること。

時代に合わせた表現方法や人を気持ち良くさせるようなデザインを心がけること。

身の丈をきちんと理解して、その大きさで商売をやること。

、等々。


うまく表現できませんが、そんなアイデアの数々が「ヒッピーカルチャー」ということではないかと思うのですが、「CHRIS KING のコンポーネントやCIELOのバイクには、そんな思想が一貫しているなあ」などと考えながら、日曜の昼下がり、急いで店に戻ったのでした。


SIM WORKS 他、主催者の皆さま、貴重な機会を与えてくださり、誠にありがとうございました!


10 1月

新年一発目は激シブのVIVALO ロードから

寒い!

お元気にお過ごしでしょうか?

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遅ればせながら、東東京から明けましておめでとうございます。

今年もイーストリバーサイクルズを御愛顧の程、宜しくお願い致します!



新年一発目の投稿は、年末に納車させていただいた墨田区在住のシニアライダー H.I様のVIVALO ロードです。

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会社を定年退職されて、趣味であったロードバイクに乗れる時間が増えたので「せっかくならもっと良いものを」と、長年の夢であったクロモリロードの御購入を決意。
最初は某D社やC社のブランド品を検討されていましたが、ある方のアドバイスにより日本製のハンドメイドであるVIVALOの存在を知るに至ります。
当店には何度も足を運んでいただいて相談を重ね、このたびの製作に至りました。
誠にありがとうございます!


パイプはKAISEI4130Rのコンフォート仕様。

ヘッドはもちろんスレッドのクラシック・スタイルです。

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こうくるとラグやフォークの肩のメッキ出しは、お約束ですね。


ベースのカラーのダークグリーンとゴールドの胴抜きとデカルも、昔からよく使われるスタンダードな組み合わせ。

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ダークグリーンは他のカラーと比較して、光の当たり方によって印象が随分変わるような気がします。

クロモリのバイクとは、とっても相性の良いカラーですね。



さらに今回はホイールをCHRIS・KING R45の手組みホイールで御用意させていただきました。

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R45のカラーは2015年度の限定カラーであるアップルサワー。

フレームのダークグリーンと相まって、とても渋い仕上がりになりました。

リムはCDカラーのMAVIC OPEN PRO 。

何度もブログで書いていますが、手組みホイールとして性能面では最高の組み合わせの一つです。


他も定番のパーツでかためました。

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色々な提案ができないかと考えますが、特別な御希望が無い限り、やはりクロモリロードのパーツというのは行き着くところに行き着いてしまいます。

やはりこのスタンダードなスタイルがかっこいい。



最近、世間ではシニアのライダーの方が増加しているようですが、初心者や久し振りにロードバイクに乗る競技志向でないシニアライダーには、心からクロモリのロードをお奨めします。

性能的には振動吸収性が高く体にやさしく、ルックスもすっきりとして落ち着いており、とても喜んでいただけると思います。 


さらにブランド品も良いですが、MADE in JAPAN のカスタムフレームであるVIVALO でしたらさらに言うことはありません。

お身体や乗り方に合わせてベテランの職人が製作するフレームは、既製品には無い乗り心地の良さを御提供差し上げることができます。



シニアの方もお若い方も、今年はVIVALOのロードで遊びませんか?

今から注文していただければ、3月の少し暖かくなる時期にはフレームが仕上がりますよ!


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今年もVIVALOを宜しくお願い致します!!


VIVALOのホームページはコチラ

だいたいのお値段 等、詳細についてはコチラを御覧ください。


7 12月

CHRIS KING R45 ハブ のホイール、やっぱりいいですね!

今年もこの時期になるとちょくちょくホイール交換の御依頼をいただきますが、その中でも問い合わせが多いのがやはり CHRIS KING R45 ハブを使った手組みホイールです。

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CHRIS KING R45 ROAD RACING HUB


Front:¥ 27,000 (税抜)
Rear:¥ 54,000 (税抜)
Rear for Campy:¥ 58,500 (税抜)

Ceramic Bearings-
Front:¥ 36,000 (税抜)
Rear:¥ 63,000 (税抜)
Rear for Campy:¥ 68,000 (税抜)

カラー:ブラック、シルバー、レッド、ネイビー、マンゴー、ピューター、ゴールド、グリーン、ピンク

それなりのお値段ですので、御成約にいたることは多くはないのですが、やはり自転車好きにとっては「一度は所有してみたい」という憧れのブランドです。


メーカーの完組みホイールは上位グレードのレース用ホイールが基準となっており、その設計コンセプトがトップダウンしてきますので、全体的に硬質な乗り味になります。
その点、手組みホイールは組み合わせや組み方の自由度が高いので、いろいろな乗り味を実現させることができます。

特にレースにはほとんど参加することはなく、ロングライドやポタリングがメインの乗り方になるライダーにとっては、完組みホイールにはあまりない快適性重視のホイールを組むことができるので、かなり魅力的。

それを世界有数の精度とデザインセンスを誇るCHRIS KING のハブで組めればいうことありません。

せっかくですから、ハブはCHRIS KING にされてみては?


下の写真は、当店で以前にVIVALOを組ませてもらったT様が、先日依頼してくださったR45ハブのホイール。

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リムはMAVIC OPEN PRO のブラック、スポークはDT SWISS REVOLUTION のブラック。

クイックリリースは「シンプルなもので」というリクエストで、DIXNA スティックチタンハブクイックリリーズを選ばれました。

まだ乗りこまれてからの感想は聞いていませんが、きっと喜んでくださると思います。
これでガンガン、ロングを走っていただきたいものです。



お値段はアルミリムであれば、総額13万~17万円くらい(付属品含まず)で組めます。

御興味のある方は是非、お問い合わせください!


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お待ちしております!

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