VIVALO で今度は公道練習用のピストバイク
以前にバンク走行用にVIVALOでピストバイクを作らせてもらったS様に、大層VIVALOの性能を気に入っていただき、今度は公道練習用のピストバイクのオーダーをいただきました。
チューブはS様のご指定でKAISEI022を使用。
かなりしっかりとした乗り味になったようです。
ありがとうございます!
塗装はブラックにレインボーのラメ、ロゴはすべてメッキで力強い雰囲気に仕上げました。
パーツはほとんがお手持ちのピストパーツを、当店にて組み付け。
クランクは独特なつくりなので、これに合わせてチェーンステーのへこみを深く入れました。
イーストリバーでは、やはりロードバイクがメインですが、ピストバイクも相変わらずオーダーを受けており、年に何本かは必ずご注文をいただいております。
S様のようなバンク用でも、ツーリングや街乗りでもご好評いただいておりますので、検討されている方は是非ご相談ください。
お待ちしております!
VIVALOのミニベロでどこに行こう
まだ都内は紅葉にはちょっと早いですが、すっかり秋の空気になってしまいました。
変わりやすい天気ですが、降っていなければとても自転車に乗るには気持ちの良い季節。
ちょっとした距離でも自転車で出かけたくなってしまいます。
VIVALOというとロードバイクが多いですが、少し前にミニベロのオーダーをいただきました。
そして良い季節になって、ようやく完成しました。
オーナーのM様は、メインは休日の街乗りですが、たまに輪行したり車に載せたりして、遠出して旅先を自転車でまわったりされるとのこと。
よって反応が良いだけではなくて、長く乗っていても疲れない安定感のある20インチ(451)のミニベロをご所望でした。
ミニベロ独特のきびきびした感じも残しつつ、リアセンターを長くして安定感のあるジオメトリーに。
数日間乗られた後お話しをうかがいましたが、想像していた通りの乗り味になって大変満足とのこと。
誠にありがとうございます!
フレームの形はホリゾンタルではなく、ちょっとスローピングしたBMXっぽいフォルムをご希望。
これもほぼ理想どおりに出来上がりました。
ギアはシマノ ALFINE の内装11スピード。
エンドは正爪タイプで、チェーンを引っ張って張れるようにしました。
シフトケーブルのルーティングも独特なので、それに合わせてフレームにそれ用の穴を開けたり、ガイドを付けたりしました。
お陰ですっきりとしたルックスに。
ホイールは20インチの451で、さらに内装ギアということで、必然的に手組みになりました。
ロードバイクの手組みホイールでよく使う軽量リム VELOCITY A23 で、451の20インチがあったので、あらかじめ本国から取り寄せ。
フロントハブは、輪行で簡単に外せるように105のものを採用。
カラーやロゴは飽きのこなさそうな、落ち着いた雰囲気に。
当店のロゴを目立つところに入れていただいて、うれしい限りです。
ミニベロのフレームセットというのは、以前に比べると随分少なくなりました。
特殊な自転車ではありますが、そんなタイプをご所望でいらしたら、是非イーストリバーサイクルズにご相談ください。
ノウハウの蓄積のあるVIVALOでしたら、だいたいどんなタイプのスチールバイクでも製作可能です。
宜しくお願いします!
シクロクロスをよりオフロード仕様に
先日、お知らせしたバイクパッキングのイベントATT-BIKEPACKING。
今回はこのイベントにぴったりのギアをご紹介。
こちらの車体は、以前に製作・組み付けをさせていただいたK様のVIVALO VFCX DISC。
よりMTBに近い乗り方にシフトしてきたということで、パーツ交換のご依頼をいただきました。
SHIMANO ST-R8020 & BR-RS785
これから定番になるであろうアルテグラの油圧レバー(シフトはメカニカル)。
フレームがディスクCXの初期型なので、フラットマウントではなくポストマウントの油圧ブレーキです。
メカニカルのブレーキと比較すると、やはり格段に制動力が向上。
オフロードの下りはやはりこれでないと。
SHIMANO RD-RX805-GS ¥10,911 税別
WOLF TOOTH ROADLINK DM ¥3,958 税別
RD-RX805-GSはシマノ のロードコンポーネント初のスタビライザー付きリアディレーラー。
MTBのRDでは付いているのが普通ですが、要は振動した時にチェーンが激しく暴れないようにする機能です。
これによってオフロードでの変速機能の低下やチェーン落ちなどを防ぐことができます。
さらにRDの一部を、WOLF TOOTHというチェーンリング等で有名なアメリカのメーカーから出ているロードリンクDMというパーツに交換。
これでより大きいギアに対応することができるようになります。
K様が今回採用したカセットはシマノ CS-M7000の42T。
MTBコンポですが、CX車でもこれが使うことが可能になります。
シクロクロスの自転車はレースに使うだけじゃなくて、それで砂利道やグラベル中心のライドを楽しむというライダーも、徐々に増えてきている模様。
よろしければ、早速改造を施していただいてATTへご参加ください!
VFR 1inch も素晴らしい
VIVALOの主力モデルとして、すっかり定着しましたVFR。
快適性を残しながらも、クロモリフレームらしからぬ軽さやレーシーな乗り味に、多くのユーザー様から称賛をいただいております。
基本的にVFRのヘッドはオーバーサイズ(1 1/8インチ)の規格を採用しておりますが、ノーマルサイズ(1インチ)でもしばしば製作致します。
今回紹介しますのは、I様にオーダーいただいたVFR 1inch を紹介致します。
VFR 1inch w/ One by Esu Carbon Fork Frame Set
フレームセット価格 ¥190,000 税別〜
ヘッドが1インチ規格になるに伴い、前三角のチューブも細くなります。
それによって全体的に少し乗り味が柔らかくなり、カーボンフォークの特性と相まって、快適性が高くなります。
I様は小柄な女性で、使用用途が通勤とロングライドということでしたので、こちらの仕様をおすすめしました。
誠にありがとうございます!
1インチのフィレットは、ルックスもオーバーサイズとは違った独特な魅力があります。
特殊塗装の淡いオレンジとの相性もいいですね。
ダウンチューブのロゴは、別のお客様が作ったオリジナルを、ご本人の許可をいただいて採用しました。
コンポーネントはULTEGRA、ヘッドパーツはCHRIS KING のマンゴーの同色ロゴを。
ホイールは「見た目よりも丈夫で乗り心地の良いもの」というリクエストに応えて、TNIのリムとハブと2.0のスポークで手組みのホイールをご用意しました。
お仕事で荷物を積む機会もあるということで、中古ですがtubuのキャリアーを装着させてもらいました。
想像していた以上に、しっくりきました。
スチールのロードバイクといっても、用途によって色々なフレームのタイプやオプションを選択できますので、ご興味のあるお客様は一度ご相談ください。
宜しくお願い致します!
灼熱の遠征もVIVALOで
約1ヶ月振りの投稿です。
酷暑が続きましたが、いかがお過ごしでしょうか?
8月が過ぎ去って、ようやく少し夜は過ごしやすくなってきました。
写真は先日のサンデーモーニングライドで荒川左岸を走っている時の様子。
8時の時点で気温が30度を超えておりましたが、左岸の一部は高速道路のおかげで大きな影ができており、かなり消耗を防げました。
まだまだ暑いようですので、午前中に荒サイを走られる方は、是非ご利用ください。
先月に VIVALOを納車させていただいたY様は、VIVALOの故郷である神戸で学生時代を過ごされ、直営店にも訪れたこともあり、ずっと欲しかったとのこと。
就職され東京勤務になったことを機に、今回オーダーしてくださいました。
誠にありがとうございます!
納車後すぐに訪れた夏休みには、早速、ご友人がお住まいの静岡へロングツーリングに出かけられたようです。
自転車は快調で喜んでいただきましたが、灼熱の太陽の下、長時間走って少々まいったとのこと(笑)
お疲れ様でした!
カラーやロゴはシンプルにまとめたクラシックスタイル。
チューブはスタンダードなKAISEI019を採用。
ちょうど新しいR7000シリーズの105がリリースされたばかりだったので、コンポーネントは迷わずそちらを採用。
その他もクロモリバイクと相性のいい、パーツ類でまとめました。
クラシックなスタイルでも、ジオメトリーなどは現代的な要素を盛り込み、快適に長時間走ることのできるVIVALOのハンドメイドのスチールロード。
ツーリングや街乗りなど、長く付き合えるパートナーをあなたもいかがでしょうか?
ご検討ください!
鮮やかなツアラー、素敵です
危険な暑さが続いておりますが、みなさま無事にお過ごしでしょうか。
先日、江戸川沿いを含めたルートをモーニングライドで走りましたが、調子に乗って9時過ぎまで走ってたら、その後軽くフラフラしてしまいました。
先月のホリデーライドは諸事情により延期になってしまったのですが、山の上の涼しいところ走りたいですね。
先日は自転車旅が趣味のN様に、VIVALOのツアラーを納車させていただきました。
ツアラーといってもクラシックなランドナーではなく、現代的NAスタイルをお好みなので、フレット溶接&前三角オーバーサイズでより軽量に。
特徴のあるカラーについては、「上から徐々にオレンジからイエローになるように」というリクエストをいただいたので、4色を使ったぼかしで塗装させていただきました。
フォークにはお手持ちのTUBES DUO フロントキャリアー専用のダボ穴を。
工場にお借りしたキャリアーを送って、現物合わせで加工させてもらったので、見た目もスッキリ。
見た目はもちろんきれいですが、フレット溶接+前三角オーバーサイズをkaisei4130Rで製作したことで、適度な剛性感が保たれ、おそらくN様の乗り方に合っている1台になっているはず。
納車直後に早速日帰りツーリングに出られたそうですが、シャキッとした乗り味に満足されたご様子でした。
当店のロゴも加えてくださいました。
誠にありがとうございます!
イーストリバーサイクルズでは、お客様お一人お一人の体型や使い方に合ったVIVALOの自転車を提供しております。
ご興味のあるお客様は、是非一度ご相談ください。
お待ちしております!
VIVALO Di2 仕様に改造の巻
暖かくなって、というよりも暑くなって、作業のご依頼が続いており、イベントの報告ができないでおりますが、5月の連休中は荒川沿いを北上して、ゼリーフライを食べに行田まで走りました。
良い天気に恵まれて、ゼリーフライもうまかったし、楽しいライド。
6月も走りに行きますので、是非ご参加ください。
最近納車させていただいたもので、お手持ちのVIVALOをDi2仕様への改造車がありましたので、紹介させていただきます。
ちょうど2年前に納車させていただいたVIVALO VFR がこちら。
オーナーのY様は江戸川沿いにお住まいで、ロングライドを中心に走られるライダー。
アルミバイクをお持ちでしたが、新しいタイプのクロモリフレーム VFRに興味を持っていただき、オーダーしていただくことになりました。
さらにご興味がシマノの電動コンポにいったことで、改造のご相談を受けた次第。
結果はこのようになりました。
Di2 のケーブルをパイプの内部に通せるように、ケーブル用の穴開け加工。
もちろん、然るべき強度は維持しております。
そしてシフトケーブルのアウター受けを全て除去。
BB下のガイドも全て除去。
その後、再塗装するわけですが、「オレンジのカラーを少し明るくしてCHRIS KING のオレンジに近づけて欲しい」というご要望をいただきましたので、そのような仕上がりに。
その他は気に入られているということで、そのままに再塗装しました。
ステム側のジャンクションは、barfly社製のスペーサーと一体型の台座に装着。
台座も同じホワイトに塗装しました。
GARMINのサイクルコンピューターにギアを反映できる新型のワイヤレスユニットも装着。
前のタイプに比べるとすっきりと装着できるようになりました。
Di2 の改造とは関係ないのですが、新しい加工のオプションをご提案差し上げたところ、こちらも気に入っていただき追加しました。
ヘッドチューブに直付けされている、メッキ加工されたVIVALOエンブレム。
カラーはシルバーだけになってしまいますが、以前の接着の彫金タイプに比べると、ルックスも美しく長持ちします。
クロモリバイクを所有されていて、ギアの電動化を検討されているお客様は、是非このような加工をいかがでしょうか?
いずれにしても再塗装になりますので、その際にバイクのイメージをガラッと変えてもいいかもしれません。
このような改造が可能なのもクロモリならでは、そしてVIVALOならではです。
是非、一度ご相談ください。
ツーリング用にVIVALO ロード
ロードでのツーリングには良い季節になりました。
これは先週の日曜に、お客様数人と奥武蔵を訪れた時の画像。
例年の4月の半ば過ぎですと、この辺りの山の上は桜がまだちらほら残っていたりするのですが、今年は新緑の真っ只中。
初夏の陽気に身も心もリフレッシュ致しました。
先月s様にフレームセットで納車させていただいたVIVALOも、「ツーリングが主な用途」という1台でした。
組み上がったということで、早速画像を送ってくださいました。
すでに所有されている太いタイヤ装着可能なグラベルロードと比較して、「もう少しシャープなロードらしい乗り味を」というご要望でしたでしたので、700X25までのタイヤまでをきっちり履けるようにして、シートチューブを若干ですが立ち気味に。
安定感を損なわぬように、BBは平均的な位置に。
S様からは「アルミと比べて非常にマイルド」、「上り坂でも、フレームの微妙なしなりがべダルのテンポと同期して、まるでバネの力で押し上げられながら走っているような感じ」などお褒めの言葉をいただき、うれしい限りです。
誠にありがとうございます!
VIVALO のスチールフレームは、全て神戸の工場にてベテランビルダーの手により、1本1本製作されています。
長い年月で培った技術とノウハウで、安定した品質とシャープな乗り味を保証します。
そんなVIVALOのスチールフレームで、ロングツーリングに出かけてみませんか?
今からのオーダーですと、納期は9月頃。
ご検討ください!
新型ディスクロード、VIVALO PALU 受注開始してます②
先頃のブログ投稿では、新型ディスクロード VIVALO PALU の第一号について紹介させていただきました。
キモリ製作所製のオリジナルエンドにより、エンドにかかる負担を軽減している、クイックリリース仕様車。
しかし、まさにこの第一号を製作している前後くらいの時期に、業界全体はエンド142ミリ・前後12ミリスルーアクスル・フラットマウントがディスクロードのスタンダードに移行しつつありました。
そして、第一号を見てPALU をオーダーしてくださったS様からは、当然新しい仕様でのリクエスト。
もちろん、VIVALOではお受けして、試行錯誤しながらも製作し、先日、無事納車させていただきました。
VIVALO PALU & COLUMBUS E-THRU CARBON DISC FORK フレームセット
¥250,000 税別
* フラットマウント取付規格、シートクランプ・ヘッドセット 等は別売り
VIVALOの前後スルーアクスル・フラットマウント仕様でのPALU第一号となります。
誠にありがとうございます!
フォークの変更については、ディスクブレーキがフラットマウントがになったこともありますが、もう一つ大きな理由はフォークの肩下の長さにあります。
VIVALO PALUのコンセプトは、「26までのタイヤが装着可能で、シャープな乗り味を維持しつつ、ロングライドに置ける快適性を重視したディスクロード」。
ENVE他、主要なカーボンフォークメーカーは、所謂「グラベルロード」的な700×33くらいまでのタイヤに合わせた長い肩下になっています。
これですと舗装路を走るロードバイクらしいシャープな乗り味やクイックなハンドリングが損なわれます。
そこでVIVALOでは、肩下の短い新しい仕様のカーボン・フォークを出している唯一の有名メーカーと言っていいCOLUMBUSのものを採用しました。
そして、それに合わせてヘッド角などのジオメトリーを決定しました。
リアはちょっと無骨なルックスではありますが、剛性重視で部材を選択。
エンドとフラットマウント台座の部材については、次製作分からは変更の可能性大です(もちろん変更の際はS様の分も無償で修正させていただく予定。これがクロモリのいいところ!)
ただ、今回、ルックスに多少目をつぶってこちらの部材を採用したことで、クロモリらしい快適性を維持しつつ、非常にしっかりとした乗り味になりました。
店主も少しお借りして乗りましたが、上りでも後ろが適度にしなって、グイグイと推進させてくれているような感覚を味わうことができます。
スルーアクスル採用による剛性感も相まって、気持ちいいです!
パーツについては、シマノの新型の油圧ブレーキ・メカニカルレバーであるST-RS685やフラットマウントのBR-RS805を含むアルテグラグレードで。
このレバー、油圧タイプのわりにボディが結構スマートで、握りやすいです。
ホイールは、やはり新型の12ミリスルーハブHB&FH-RS770とDT SWISSのディスクロード専用リム RR411の手組み。
RR411は比較的ナローで軽量なロード専用リムで、ルックスもシャープな印象です。
実は3月に開催した「リバサイホリデーライド@伊豆大島」が、ちょうど良いタイミングでS様 VIVALO PALU のシェイクダウンライドとなりました。
出来栄えを確認しながら、素晴らしい環境でシェイクダウンができてよかったです。
S様にも高い走行性能を実感していただけたご様子。
写真も絶景をバックに何枚も撮影することができて、大変助かりました。
ご協力、ありがとうございます!
今後のVIVALO PALU は、マイナーチェンジをしつつも、この仕様がスタンダードになっていきます。
これからスチールフレームのディスクロードの購入を検討されている方がいらっしゃいましたら、是非ご相談ください。
宜しくお願い致します!
新型ディスクロード、VIVALO PALU 受注開始してます①
昨年より製作を開始したVIVALOディスクロード。
第一号の試作車は、いつもお世話になっているメッセンジャー&CXコースディレクターの根本”matudo”了慈氏が、日本で昨年8月に開催されたウルトラ・ディスタンス・ライドイベント「JAPANESE ODYSSEY」に出場する際に使用。
約3,000キロを走りきり、走行性や耐久性など、色々な面においてVIVALOの高いパフォーマンスを証明してくれました。
根本氏本人も大変気に入ってくれて、今シーズンも引き続きこれでロングディスタンスを走りまくる予定。
このたびVIVALOでは、このディスクロードを「PALU」と命名し、正式に受注を開始することになりました。
「PALU」とは発音すると「パル」。
音だけを聞くと「相棒」という意味の英語「PAL」になりますが、実は字面の「PALU」はインドネシア語でハンマーという意味。
「重い」「柔らか過ぎる」などのクロモリバイクに対する偏見を打ち砕き、ライダーに新しいハイブリッドな価値観を示したい。
また、それと同時に、クロモリバイクらしく消耗品としてではなく、「相棒」としてオーナーに長く寄り添ってもらいたい。
「PALU」とは、VIVALOの代表がそんな2つの強い願いを込めてつけたモデル名です。
今後もVIVALO PALUを、お見知り置きください。
そこで、根本氏が乗っているPALU1号車を改めて紹介。
VIVALO PALU & ENVE QR CARBON DISC FORK フレームセット
¥250,000 税別
* ポストマウント取付規格、シートクランプ・ヘッドセット 等は別売り
コンセプトとしては、世界的な潮流として在る「30以上の太いタイヤが履けて、グラベルも楽チンで走れるディスクロード」ではなく、「26までのタイヤが装着可能で、シャープな乗り味を維持しつつ、ロングライドに置ける快適性を重視したディスクロード」。
これが日本の道で最もライダーが楽しみ、満足していただけるディスクロードのスペックであるとVIVALOは判断しました。
ヘッドチューブは、VIVALO初のテーパーのものを採用。
ダウンチューブ ・トップチューブ・シートチューブの太過ぎないチューブと相まって、適度な剛性を実現しています。
パイプはもちろん、VIVALO得意のフレットブレイズド(鑞付け溶接)による接合。
VIVALOのスタンダードの一つであるVFR同様、すっきりと美しいラグレス・クロモリフレームとなっております。
リアエンドはNAHBSへの出展実績もあるキモリ製作所製のオリジナル。
ロードのディスクブレーキは、特にリアエンドへの負荷が大きく、ブレーキング時にエンドがよじれて変速に支障をきたしたり、最悪の場合はホイールが外れたりする危険があると言われており、現在業界全体としてはスルーアクスルを採用する流れにあります。
ただ、このエンドは、負担を軽減する形状に設計されており、クイックリリースでもある程度の剛性を維持する働きをします。
根本氏もJAPANESE ODYSSEY時に、下りでローターが熱を持って触れられなくなる位の過酷なヒルクライム&ダウンヒルを経験したようですが、走行については全く問題がなかったとのことです。
クイックリリースの方が、輪行の時などにはメリットが大きいかもしれません。
価格変更無しで、DI2対応の穴空け仕様でのご提供も可能です。
フレーム強度はそのままに、配線でせっかくの美しいルックスが損なわれることを避けられます。
すでにクイックリリースのディスクホイールやハブをお持ちでいらっしゃって、「新しいクロモリ・ディスクロードが欲しい」なんて考えていらっしゃる方がいらっしゃいましたら、是非ご検討ください。
実物を見たり、試乗ご希望のお客様は、ご予約いただければ現車を用意致します(根本氏はイーストリバーのすぐ近くにお住まい 笑)。
ただ、スタンダードになりつつある最新スペックは、「12ミリスルーアクスル」・「エンド幅142」・「フラットマウント・ディスクブレーキ」など。
実は近々で別のお客様に納車させていただいたPALUは、その仕様で製作させていただきましたので、次回のブログ投稿ではそちらのご紹介します。
そちらも非常に良い仕上がりになりました。
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