VIVALO ミニベロ のオーダーをいただきました ①

Posted by on 4月 24, 2021 in VIVALO | No Comments

昨年、VIVALOでミニベロのオーダーを2台、たまたまですが続けていただきました。

2台ともオーナー様のこだわりのつまったフレームでしたので、完成までには結構時間がかかりましたが、良い仕上がりになったのではないかと自負しております。

数ヶ月前にやはり2台続けて納車させていただきましたので、紹介させてください。



先ずはM様の406 20インチのVIVALOミニベロ。

実はM様には数年前に1台、やはりVIVALOでミニベロを提供させていただきました。

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このときはお手持ちのSHIMANO ALFINE 11S のリアハブを使って、ホイールベースの長めのオンロード・ツーリング系のミニベロを作りました。



そのVIVALOの製作における自由度と走行性能の高さにご納得いただき、2台目として「グラベル走行も可能な、もう少し太いタイヤも装着できるミニベロ」をご所望になられ、今回再度オーダーいただくに至りました。

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BMXのようなスローピングのフォルムでありながら、ある程度のホイールベースを保ち快適性重視。

必然的にラグレスでオーバーサイズのチューブのフレームになりました。

1台目同様、ALFINE 11Sの内装ギアハブを使用されるということで手組みホイール、さらに1.75程度の太さのタイヤを履くということでカンチブレーキ仕様になりました。

アッセンブルの内容も性能もM様に大変満足いただける、個性的なVIVALOが完成。

ありがとうございます!



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VIVALOでラグレスというと、要するにフィレット溶接のこと。

いつものことですが、非常にきれいな仕上がりです。

近くでよく見てみないとその美しさがわからないというところが、贅沢ですね。



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リムは太いタイヤが装着可能な406リムということで、VELOCITY CLIFFHUNGERを採用。

VELOCITYは20インチのラインナップも充実しており、オーダーすれば数ヶ月で入荷するので、大変助かります。

「チューブレスタイヤを試したい」ということで、IRC SIREN PROをオーダーいただき装着してみましたが、これはレース用のタイヤで強度がツーリング向きではなかったので、後々交換しました。



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ハンドルバーはM様お気に入りの日東 B267、レバーはPAULのカンチ用レバー パープルでワンポイントアクセント。

クランクはなかなか適当なものが見つからず、スギノのXD3BXに落ち着きました。

やはりクロモリフレームにはスギノで間違いありません。



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カラーはRPP WORKSのスタンダードグレーとレッドのコンビネーション。

ロゴはクラシックタイプで、1台目同様当店のロゴを加えていただきました。

ありがたい限りです。



VIVALOでしたらお客様からご要望があれば、製作経験のない仕様でも試行錯誤しながら対応してまいります。

時間はかかりますが、その過程を楽しんでいただけるようなお客様には、大いにご満足いただけると思います。


「こんな自転車を作りたい!」というご希望をお持ちのお客様がいらっしゃいましたら、先ずはイーストリバーサイクルズまでお問い合わせください。

宜しくお願い致します!