移転直前に納車させてもらったOnebyESU 703D
昨年の初めに販売が開始されたOnebyESU のオールロードクロモリモデル JFF #703D。
「ロードバイクの乗り味のシャープさを維持しつつ、日本のオフロード環境に最適化した自転車」という旧モデルの701Dのコンセプトを受け継ぎ、より軽量に且つしなやかな乗り味を実現しています。
ルックスは地味ですが(笑)、楽しんで乗り倒すには最高の自転車です。
飽きが来ず、ずっと付き合える1台ではないでしょうか。
そんな703Dを昨年に店を移転する前に、H様に納めさせていただきましたので、そちらのご紹介。
フレーム&RBD-THカーボンフォーク ¥217,800
フレーム&RBD-STスチールフォーク ¥182,600
*カーボンフォーク同色塗装 プラス¥15,400
サイズ:455、495、510(写真)、530、550、565
カラー:基本色25色 + パントーンからの指定が可能(チャージ有り)
当店で開催していた試乗会をきっかけに703Dの乗り味を気に入って、何度か店に通って相談させていただいた上で、ご予約いただきました。
湘南方面にお住まいなので、近所のオンロードやオフロードを走って楽しまれるとのこと。
誠にありがとうございます。
前モデルの701D同様、シートステーは扁平加工されており、高い振動吸収性を維持。
703Dでは軽量で剛性の高いRITCHEYのV2エンドを採用しているため、それに合わせて701Dのつぶしの入った独特のチェーンステーは変更されましたが、曲げ加工やバテッドチューブ等の採用でシンプルなルックスながら、しなやかな走行に大きな効果をもたらしています。
H様が選ばれたタイヤはパナレーサー グラベルキングの700×28ですが、クリアランスはご覧の通り。
最大で700×38までの装着が可能です。
カラーは基本色からメタリックCブルーを選ばれましたが、これもなかなか高級感があって良い色です。
フォークもフレームと同色塗装しましたが、やはり統一感があっていいですね。
クランクセットはDIXNA ラ・クランク。
狭いQファクター(クランクのペダル取付部の間の距離)設定で、且つ多数のクラン長のラインナップにより、日本人が効率の良いペダリングを行うことを目的に開発されたクランクです。
そんな理屈もありますが、細身のシェイプと美しい仕上げがクロモリフレームにはぴったりなので、それだけの理由で選ばれるお客様もちらほら(笑)。
ちょうど12速用のチェーンリングが出たので、こちらを装着することになりました。
クランク以外のコンポーネントは、無難にシマノR71シリーズの12速の105。
ハンドル・ステム・シートポストはDIXNAのもので。ハンドルは、H様はロード的な乗り方がメインということで、フレアタイプではなく、スタンダードなドロップ形状のジェイフィットエバージヨンを選ばれました。
H様はロード寄りの組み方ですが、703Dはもっと太いタイヤの装着も可能ですので、よりグラベルバイク寄りのパーツの組み合わせで組んでもいいと思います。
欧米のグラベルバイクに付いているような太いタイヤは装着できませんが、703Dは日本の舗装路から未舗装路までを気持ちよく走るために考え抜かれて設計された自転車と言えます。
近いうちに試乗会を開催予定ですので、次にのクロモリフレームを探されている方は是非703Dをご検討ください!
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