久々にベーシックなVIVALO
老若男女問わず、ラグドのフレーム+スレッドのフォークというクラシックなスタイルのロードバイクは、いろいろなタイプのスチールバイクが出てきても人気があります。
VIVALO でも最近では、フィレット溶接でオーバーサイズのパイプのフレーム+カーボンフォークのロードやシクロクロスが増えてきていますが、やっぱりクロモリのロードだったらこれという方が後を絶ちません。
数か月前に御注文いただいたN様もそんなお一人。
まだお若いお客様ですが、かなり渋い仕上がりのVIVALOを御提供させていただきました。
誠にありがとうございます!
パーツはお手持ちの7800のデュラエースを持ち込まれ、あとはBROOKS や日東の定番のパーツで組み上げました。
CHRIS KING の2NUT HEADSETS のゴールドが良く似合ってます。
こちらもNO THREAD 同様、KING ロゴは同色のもの(SOTTO VOCE)と白い(BOLD)の2種類から選択できます。
VIVALO の基本仕様とは、ラグド・1インチヘッド・単色塗装・スタンダードパイプ(KAISEI019)の内容で、お値段が¥120,000 (税抜)になります。
N様の場合はパイプを良いものにしたりなどでチャージがかかっていますが、形はまさにこのフォルムです。
もちろん、下地メッキも含まれています。
かなりリーズナブルなお値段ですね。
カスタムバイクというと敷居が高そうですが、イーストリバーサイクルズでは店主が優しく(?)色々とお教えしますので、気軽にお問い合わせください。
お待ちしております!
年内にCK の手組みホイールはいかがですか?
10月にオレゴン州ポートランドに行ってまいりましたが、そのレポートをなかなかできておりません。
年内には何回か書きたいと考えておりますので、いましばらくお待ちください。
その際には 郊外にあるCHRIS KING の工場を訪問してまいりました。
製品同様、サスティナブルな思想に裏打ちされた生産体制が見事な現場でありましたが、これも近いうちにもう少し詳しく。
そんなCHRIS KING R45 ハブの手組みホイールの御依頼をぼちぼちいただいております。
スチールベアリング前後 シマノ ¥85,000 カンパ ¥89,500
セラミックベアリング前後 シマノ ¥105,000 カンパ ¥110,000 すべて税抜
カラー: ブラック、シルバー、ネイビー、レッド、ピューター、ピンク、ゴールド、マンゴー、ターコイズ 全9色
今シーズンから、以前限定色で販売されていたターコイズが通常のラインナップに加わりました(そのかわりにグリーンがラインナップから消えました)。
早速、当店の在庫フレームのSPORTIF RACER TURQUOISE EDITION で組んでくださったS様より、遭わせてホイール組みの御依頼をいただきました。
クイックリリースは固定力に定評がありカラーが選べる、定番のSALSA FLIP-OFFS をチョィス。
お値段はスチールベアリングのものをアルミリムで組んで、だいたい15万といったところでしょうか。
ポートランド滞在時にFOREST PARK という未舗装路が延々と続くルートを走りました。
このときは最初某メーカーの完組みホイールで走っていたのですが(フレームはクロモリ)、やはり硬い乗り味が影響したのか、腰が痛くなりました。
ところが手組みホイールの自転車に乗り換えたところ(同じくフレームはクロモリ)、ぴたっと痛みがなくなったのです。
フレームの違いはあるとは思いますが、それにしても明らかな違いに、完組みホイールと手組みホイールの性能差を実感した次第です。
やはりきれいな舗装路を高速で走るには硬くて軽量な完組みホイールの方が優れていますが、色々な状況の路面を快適に走るには手組みホイールの方が優れているという場合が多々あると思います。
CHRIS KING R45 ハブ の手組みホイール、お奨めです。
ホイールのグレードアップを検討されているお客様は、是非候補に加えていただけると幸いです!
秋ヶ瀬の森バイクロア5でVIVALO 活躍!
店主が運営に携わっている「秋ヶ瀬の森バイクロア5」が、先週末開催され、お陰様で盛況のうちに幕を閉じました。
御来場いただいたみなさま、誠にありがとうございました。
Bikelore5 from Toshiki Sato on Vimeo.
今年も何だかんだあってレースには出れなかったのですが、だいぶ運営は安定してまいりましたので、来年の「秋ヶ瀬の森バイクロア6」ではイーストリバーサイクルズのチームでチームラリーに出ます!(宣言・・・)
希望される方は、是非今からお申し出ください。
そして会場では例年通り、VIVALO が出展。
関東のVIVALOユーザー様はもちろんのこと、VIVALOに興味を持ってくださっている来場者の方にも多数お越しいただいた模様。
ありがとうございます。
見たり触ったりして「びびっ」ときた方は、とりあえずイーストリバーサイクルズへ足を運んでくださいまよう、お願い致します。
そして、C1・C2ライダーや速くありたい方々が集うファストクラスには、VIVALO ライダーの PONCHAK氏が参戦。
72人が出走する中、狭いコースのほぼ最後尾のスタートで8位はかなり立派な成績。
今週末は「野辺山SUPER CROSS」に参加するので、頑張って!
現地に行かれるみなさんは、応援をお願い致します!
kett a machine のジャージもなかなかいいね!
みなさんもVIVALO のシクロクロスでバイクロアに出てみないかい?
是非!
店主とカンくんと後ろはキクミミさん。
バイクロアの思い出写真。
ERC RIDE 年末 @ 秦野林道 やります
久々にロードで一日走りに行きたいと思います。
今回の場所はERC RIDE としてはめずらしい神奈川県の丹沢方面。
多少、グラベル(未舗装路)もある面白そうなコースです。
今年最後のライドになりますので、よろしければ御参加ください。
開催日: 12月6日(日)
集合場所・時間: 午前9時15分 小田急線 新松田駅 北口 (JR御殿場線 松田駅 南口 出てすぐ)
解散場所・時間: 同場所 午後4時頃
参加費: 無料
中止について:
前日の19時の時点で降水確率が50%を超えていた場合は中止とします。決定次第、メールで連絡を差し上げます。
お願い:
1.ヘルメットは必ず着用してください。
2.替えチューブ等の補修品は、必ず各自で御用意ください。
3.保険には加入しておりませんので、必要な方は各自で御加入ください。ライド中に発生した事故や怪我については、当店は一切責任を負うことができませんので、何卒御了承ください。
ライド終了後は、参加希望者のみで松田駅周辺にて軽く反省会を催す予定です。
御参加のお申込みは下記のフォームより。
宜しくお願い致します!
* 開催当日の12月6日(日)は店舗は休業となりますので、何卒御了承ください。
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今週〜来週の営業日について
今週と来週は営業日が変則的になります。
御不便をおかけしますが、宜しくお願い致します。
11月17日(火)臨時休業、18日(水)臨時営業11:00〜20:00、19日(木)通常営業、20日(金)~22日(土)臨時休業、
23日(月)通常営業、24日(火)臨時休業、25日(水)臨時営業、26日(木)~ 通常営業
21日(土)22日(日)は秋ヶ瀬公園におりますので、是非、遊びにいらしてください!
バイクロアホームページはコチラ
ALL-CITY 取り扱い開始
前回に引き続きシクロクロスネタですが、当店では先日、根本”MATUDO”了慈を招いて練習会を開催しました。
コーナーでの処理を想定しての八の字走行 など、細かい解説を加えての実践練習。
「レースにすぐに役に立つ!」と参加者にはとても喜んでいただきました。
MATUDO氏は今年はスターライト幕張の運営もやっていたりしたので、なかなか時間をとってもらうのが難しそうですが、また近いうちに開きたいと思います。
練習会はさておき、イーストリバーサイクルズではシクロクロスに強いブランドの取り扱いを、今シーズンから開始しました。
その名は ALL-CITY !
アメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリスでJeffさんという自転車好きが創ったブランド。
設立当初はトラックバイクの製作からスタートしましたが、現在ではすっかり世界的な総合バイクブランドとして定着し、ロードやシクロクロスなど幅広くラインナップしています。
今でも「アーバンサイクリング・カルチャーへの貢献」を社是としており、ブランドのシンボルにはホームタウンであるミネアポリスのヘネピン橋が使われています。
今回入荷してきたのは、中堅モデルのMACHOMAN DISC のフレームセットです。
ALL-CITY MACHOMAN DISC フレームセット 2016年モデル
定価 ¥88,000 税抜
ALL-CITY ではここ一・二年でシクロクロスに注力しているようで、SNS でもその関係の写真が多く見られます。
あちらだとシクロクロスがもっと身近だから、街に近いグランドやサーキット場でレースが頻繁に開かれていたりするのだと思います。
アーバンサイクリング・カルチャーの一部というわけです。
そんなバックグラウンドを持つALL-CITY MACHOMAN は、軽くはないですが頑丈で良く走りそう。
キャリアーのダボもついていて、オフシーズンはツーリングにも使えます。
グラフイックも昔のアメリカのMTBのようで、いなたい感じでかっこいいです。
完成車のラインナップもあるのですがシクロクロス車はどうせラフに扱うので、当店では、手持ちの古いパーツ使ったりを、フロントギアをシングルにしたりと遊び心を持って組んでいただきたいと思い、フレームセットで用意させてもらいました。
MACHOMAN というリムブレーキのモデルやNATURE BOY というトラックエンドのSSCXのモデルもありますので、御興味のある方はお問い合わせください。
さらに「ALL-CITY、なんか良さそうだな」と思っている方に朗報です!
今週末にさいたま市秋ヶ瀬公園で開催される「秋ヶ瀬の森バイクロア5」のモトクロスインターナショナルのブースにて、ALL-CITY が試乗できます!
リアルな土の上を走って試せる、滅多にない機会なので、是非足を運んでみてください。
そしてALL-CITYが協賛している「デニムクラス」のレースにエントリーしている方は、レースにALL-CITY の試乗車で出場できます!
こちらも滅多にない機会だと思いますので、御応募ください。
詳しくはコチラ。
ALL-CITY で色々と騒がしい今週末。
乗って楽しんで気に入ったら、是非、イーストリバーサイクルズに御用命を!
ALL-CITY の本国ホームページでがっつり紹介されている、日本人ライダーのKOSHIさんもバイクロアに来てくれるみたいです。
楽しくなりそうです!
シクロクロスシーズン 到来!
先週末は毎年11月に幕張メッセで行われるサイクルモードに合わせて、近くのMTBコースで「STARLIGHT CROSS 幕張」というシクロクロスの大会が開催されました。
11月に入り、いよいよシクロクロスシーズンが本格的に始動といったところでしょうか。
C1ライダーがナイトレースで競うので、幕張は観戦も見ごたえがあります。
VIVALO ライダーである伊藤”PONCHAK”博彦氏も、今年2回目のレースとして出場するというので、応援にかけ付けました。
アップも気合い入ってます!
いやー、さすがC1、迫力のあるレースでした。
PONCHAK氏はかなり調子が良かったみたいで、ペースを落とさず快調な走り。
結果は56人中19位と、強豪ぞろいのレースとしては上々の結果となりました。
お疲れ様でした!
来週11月21日(土)22日(日)には、いよいよ私が運営に携わっている「秋ヶ瀬の森バイクロア5」が開催されます。
VIVALOブースも出展します!
すでにVIVALOオーナーの方々も、VIVALOオーナー予備軍の方々も是非遊びに来てください。
出展の詳細につきましては、コチラのページに載っておりますが、根本”MATUDO”了慈氏の御好意で彼が所有するVIVALO CX DISC プロトタイプが試乗できます。
彼のレース経験が生かされて、現在ではより良いものを製作できる状況になっておりますので、御興味のある方は是非、秋ヶ瀬の土の上で試されてみてください。
VIVALO CX DISC + One by ESU ディスクカーボンフォーク セット ¥190,000 税抜〜
お待ちしております!
今年のシクロクロスもレースに応援に、楽しみましょう!
ポートランドに行ってまいりました! その1
約一か月振りにブログを書いておりますが、みなさまお元気にお過ごしでしょうか?
こんなに間が空くと心配してくださるお客様もいらっしゃって、わざわざ店主が生きているかどうか確認に店に来ていただいたりして、本当にありがたい限りです。
9月末に告知しました通り、店主は10月の頭にアメリカ合衆国オレゴン州のポートランドに行っておりまして、10日程店を留守にしておりました。
これもありがたいことなのですが、帰国後は渡航前に御依頼いただいていた作業がたまっており、それと日常の業務をこなしているうちに10月は過ぎ去ってしまいました(バイクロアの業務もございまして。これもありがたい限り)。
11月に入り落ち着いてまいりましたので、ポートランド滞在の報告を少しずつさせていただきたいと考えております。
ところで、このブログを読んでくださっているみなさんは、ポートランドについて御存知でしょうか?
サンフランシスコやニューヨークを知らない方はいないですが、ポートランドというと名前くらいは聞いたことがあるけど特に何が有名かまでは知らない、という方が結構な割合でいらっしゃるのでは(ということが帰国前後に色々な方と話しているうちにわかりました)。
端的に言うと、「地産地消」や「DIY」やといったアイデアを基に、自然に寄り添って人々が生活し、それを気に入った他の地域のセンスの良い人々が集まってきて発展してきたアメリカ西海岸の都市です。
最近では「全米で一番住みたい街」No.1 に常に選ばれることで有名。
人口はだいたい千葉県船橋市といっしょくらいです。
街には少なくない数のコーヒーのロースター、ビールの醸造所、木工・革・プリントなどの工房、地元の食材を使ったレストランやスーパーマーケットが点在し、郊外にはNIKE やCOLUMBIA の本社があります。
そのどれもが決して規模は大きくなく、提供している商品も安くはないですが、作る過程だけでなくや流通にまでこだわったものが多いです。
当然クオリティについては推して知るべし。
こういったところをめぐるだけでも、かなり楽しい。
自転車については、かのCHRIS KING が本社を構え、多くのフレームビルダーの工房があります。
一時期よりはビルダーの数は減ったようですが、未だに「ハンドメイドバイクの聖地」と言えるでしょう。
自転車は都市交通政策の一部と重要な役割を果たしているので、インフラがかなり充実しています。
多くの人々が自転車を移動手段として使い、それに伴って多様なスタイルの自転車店が街には見られます。
今年は雑誌のPOPEYEに特集されたことがあったり、自転車業界でも尖がったお店や問屋は早くから目をつけて何度も通われたりしているので、商売のネタになるような目新しいものは特にないことはわかっていたのですが、ハンドメイドのバイクをウリにしている当店としては一度は訪れておくべき場所として、ずっと頭の中にはありました。
そんな折り、以前に当店で展示・試乗会をやったことがあるHELAVNA CYCLES のキヌガワ氏より、むこうの「HANDMADE BIKE&BEER FESTIVAL」というショーに出展するから手伝いも頼みたいし一緒に行かないか、とのお誘いをいただき今回のポートランド行きを決めたわけです。
結論としては、とっても良い経験をさせてもらいました。
キヌガワ氏にはとても感謝しています。
まとまりがなくなりそうなので、「その1」はここまで。
また、ポートランドについてはしつこく書きますので(笑)、よろしかったらお付き合いください。
もちろん、店に来ていただければ、店主が何時間でも(?)語りますよ!
観光名所のThe Steel Bridge と店主。
名所といえばこの橋が最大の観光名所だったりするので、それらしいところは(例えばエンパイヤステートビルやタージマハールや清水寺のような)何もなかったりするのですが、街中を自転車でめぐったり現地の人と会って話したりすると、ジワジワとその凄さがしみてくるような街です。
この写真はまだ滞在2日目なので、「店を閉めて見聞を広めに来てみたが、ここ大丈夫か?」的な複雑な表情をしています(笑)
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