TALK OVER COFFEE ”お盆休み” サイクル展示会 開催のお知らせ
先日イーストリバー近辺はお盆(新盆)だったので、御近所の方々が夕方頃、送り火を焚いていました。
なかなか味わい深いもので、ご先祖様を直接存じ上げない自分でも、一緒にお送りすることで気持ちが少し軽くなりました。
東京やその周辺以外のお盆といえば8月15日なので、例年どおりその前後を含めて国民的な連休になります。
みなさま、どんなふうに過ごされる予定でしょうか?
当店ではGWにHELAVNA CYCLESと共同で「TALK OVER COFFEE」と題して、小規模ながら展示会をさせていただきましたが、今回の連休もやります!
「TALK OVER COFFEE」というタイトルにあるように、おいしいコーヒーを飲んだりスイーツを食べたりしながら、自転車やパーツやアクセサリーについて見たり話したりしましよう、という催しです。
もちろん販売もあります!
開催日時は8月11日(木)~15日(月)、11:00~20:00 です。
今回の出展ブランドは、以下の通り。
1.加島サドル製作所(KASHIMAX)
日本で唯一のサドルメーカー、加島サドル製作所。
競輪サドルとして唯一NJS登録されている「FIVE GOLD」はじめとして、すべてのサドルを大阪の自社工場にて製作しています。
詳しくは、以下のPVを御覧ください。
今回は主に映像内にも出てきたAEROやFIVE GOLD といった主要ラインナップを中心にサンプル品を展示。
さらにそのサンプルをみながらカスタムサドルをオーダーできますので、前から気になっていた方はこの機会に是非!
その場でオーダーすると何か特典があるかも?
加島サドル製作所のホームページはコチラ。
2.moca + munieq
「自転車のある生活」をテーマに、新しいスタイルの自転車にまつわる小物やアクセサリー類を提案しているブランド。
多くラインアップしているバッグ・アンクルストラップなどの革製品はすべて日本製で、職人によって手作りされたものです。
営業のTさん(女性)の人柄が反映されているような、優しい風合いの製品が多いのが特徴。
ウェブサイトを通じて海外のファンも増えてきたとのこと。
去年発売されて人気となったカップホルダーもmocaさんのオリジナル。
めちゃくちゃ実用的というものでもありませんが、自転車乗りのコーヒー好きを考えると、なくてはならないプロダクトですね。
さらに今回はmocaを通じて販売しているmunieq のTetra dripの展示実演販売もあります。
じわじわとコーヒー+アウトドアな方々に浸透している模様。
お楽しみに!
mocaのホームページはコチラ。
munieqのホームページはコチラ。
3.Decibell by SATO SHOTEN
墨田区の向島で革製品を作っているサトウ商店が、代表のUさんの自転車好きが高じて立ち上げたブランドがDecibell。
革の自転車用のバッグ、革で包んだU字ロック、フレームカバー など主に日本製の革で製作された落ち着いた雰囲気が魅力です。
特に最近人気なのが、この自転車柄の「TOKYO MADE」というシリーズの財布。
サトウ商店はもともと革の財布を長年作っている会社なのですが、自社を含め革のなめしからのすべての工程を東京の工場での製作にこだわったものです(東京はもともと豚革の日本一の産地だそうで、特に墨田区が本場)。
使い勝手も自転車乗りのUさんらしく、グローブをはめたままでも小銭が取りやすいなどの工夫がされており、見た目の高級感だけでなく大変実用的です。
こちらの展示・受注もありますので、是非御期待ください。
Decibell のホームページはコチラ。
4.HELAVNA CYCLES
2010年に友人の絹川公将氏が創業したHELAVNA CYCLES。
フレームビルダーという仕事は奥が深く「ベテラン」という言葉はふさわしくないのかもしれませんが、もうそのような領域に入っているかもしれません。
日常性を重視しながらも、スポーツや旅行といった用途にも両立できる自転車を製作しています。
最近はカスタムキャリアの製作もいくつか行っており、今回のイベントではこちらの展示もある予定。
自分の自転車や用途に合わせたキャリアを作ってくれますので、御興味のある方は是非足を運んでみてください。
イベント中は基本的に絹川氏が常駐しています。
HELAVNA CYCLES のホームページはコチラ。
そして今回も「TALK OVER COFFEE」というくらいですから、本格的なコーヒーをお出しします。
コーヒーを淹れてくれたりスイーツを出してくれるのは、最近某有名コーヒーショップを退職、独立してイベント出店等で活動しているスズキマキさんとその友人のモリユカリさんによる「chipmunks」。
イーストリバー近くに在住で、自転車の修理などを通じて親しくなり、今回お願いすることになりました。
スズキさんは、かなりのブラジル好きで、先月はコーヒーの研修も兼ね、実際にブラジルに行ってきたらしい。
DJをやるくらいブラジル音楽にも詳しいので、興味のある方はそっち方面に話しを振ってもいいかもしれません。
お代については前回同様、投げ銭となりますので、何卒御協力の程、お願い致します!
追加情報はブログやFBなどで随時更新予定。
コーヒーを飲みに来ていただくだけでも全然OKなので、東京近辺にいるという方は、是非お立ち寄りください。
お待ちしております!
GIRO のL’EROICA 限定モデル
L’EROICA というのは一部の方の間では大変有名なイベントで、私も前から注目しているのですが、一般的なサイクリストのみなさんは御存知なのでしょうか?
イタリアで1997年から始まったビンテージバイクのみ参加可能な、自転車レースイベント。
レースといってもビンテージですので、雰囲気はそれほどストイック一辺倒ではなく、仲間とのファンライドとして参加する方もいれば、バイクを自慢するために参加する方もいれば、といった具合で、SNSの広がりに伴いファッションやグルメの要素も兼ね備えた独特なものになっています。
近年はイタリアだけでなく世界各国でも行われるようになっていますが(日本では版権の関係でEIYUという名称)、このような広がりを見せているのは単なる楽しいサイクリングイベントにとどまらず、地域文化への貢献などの普遍的なテーマを持っているからだと思います。
以前にも紹介したGIRO はそんなL’EROICA の公式スポンサーになっています。
そしてこのたび、L’EROICA の記念限定モデルが発売されました。
GIRO EMPIRE 85 L’EROICA LIMIED SET
¥36,000 税抜
シューズ本体は既存モデルのEMPIRE のマットブラックとほぼいっしょですが、「GIRO」のロゴなど微妙なところが少し違っていて限定感あり。
一番違うのは、カーボンソールではなく樹脂ソールが採用されている点。
EMPIRE のEASTON社製のカーボンソールはファンライドには少し硬すぎるので、脚力がなかったり、速さにこだわるような走りをなされないのであれば、柔らかい樹脂ソールが合っています。
スタンダードモデル同様、スーパーナチュラル・フィットシステムが採用されていますが、そのプレートのカラーが鮮やかだったり、
シューレースが通常黒と赤の2種類のところ、それにオレンジが加わっていたり、細かいところにですがさらに限定感ありです。
L’EROICA 限定仕様らしく、クラシックバイクにトークリップを装着して乗る方向けに(本国のL’EROICA ではビンディングペダルを使用することは禁じられています)、トークリップ用のクリートが付属しています。
さらに限定セットには、赤白のストライプのオリジナルのグローブ・ソックス・キャップが付属してきます。
レトロなデザインが、なかなか良いですね。
グローブとソックスは小さめのLサイズになります。
これから本格的な夏が始まりますが、GIROのファンはもちろんのこと、「ロードシューズはこれから」という方にもうってつけの一足。
御検討ください!
ウェブショップはコチラです。
久し振りのカーボンT T バイク、BOMA尽くし
まだ梅雨は明けておりませんが、暑い日が続きます。
お向かいの猫のコマメさん(かなり大柄ですが)も暑くて、日中は店の隅に避難中。
夜の猫同志のバトルにむけて体力を温存しています。
先月はめずらしくTTバイクの御注文をいただき、久し振りにカーボンフレームを組みました。
¥231,000 税抜
以前にVIVALOのロードバイクを提供させていただいたことがあるK様。
VIVALOをきっかけにロードバイクにはまってしまい、今度はトライアスロンに挑戦されることとなりました。
VIVALOでレースにでてもよかったのですが、せっかくなのでトライアスロン専用の自転車を組んでみたいといつしか考えるようになり、今回のBOMAの御発注に至りました。
誠にありがとうございます!
ところで、みなさまBOMAのことは御存知でしょうか?
以前にBOMA製のホイールを当ブログで紹介させていただいたことがありますが、日本の自転車関連のカーボン製品のメーカーです。
生産は高い技術力を持つ台湾の提携工場で行っているため、優れた性能はもちろんのこと、コストパフォーマンスの高い製品を数多く提供しています。
プロ選手への機材提供も積極的に行っており、高い評価を得ています。
ELAN-TT はそんなBOMA が提案する、ホビーレーサー向けのTTフレームセット。
ジオメトリーはTTフレーム独特の垂直に立ったシートチューブにはなっておらず、角度を少し寝かしていることによって、より幅広い用途に使えるものになっています。
さらに、あえてケーブルの受けは外付けタイプとなっており、電動コンポだけでなく、ワイヤー引きのシフトにも対応できるようになっています。
ただ、フレーム形状やカーボン素材は、同じくBOMAのトラックフレームのL’ECLATがベースとなっており、エアロ効果・剛性・走行性能はトップモデルのひけをとりません。
これで¥231,000 税抜は安いですね。
ホイールはやはりBOMA のものをチョイス。
¥147,000 税抜
サポート選手の意見を取り入れ、前が38MM、後が50MMになっているディープリムカーボンホイール。
軽さや剛性のバランスのとれたカーボンリム+日本製の高性能ベアリング内蔵のハブ。
シンプルなつくりのホイールですが、レースはこれで十二分に戦えますね。
今回はカーボン・モノコックバー&ステムもBOMA製。
¥72,000 税抜
ハンドルとステムを一体化させることにより、もがいたときの力が逃げず、より軽量に。
突き出しやエルボーパッドは調整可能です。
やっぱりTTバイクにはこれですね。
スチールバイクを御注文いただくことが多い当店ですが、こんなカーボンフレームの御要望にも喜んでお応えしております。
これからトライアスロンを中心に始めてみたいお客様は、BOMA ELAN-TT はいかがでしょうか?
また、トライアスロンに関係なく、手頃なお値段の優れたカーボン・ロード・フレームやカーボン・ディープリム・ホイールを
お探しのお客様にもBOMAお奨めです。
BOMA のラインナップについては、コチラを御確認ください。
自身もトライアスリートであるBOMA営業のK氏からもらったPR誌を見ていると、そんなハードなものばっかりでなくて、いろんな大会があるんですね。
新しい世界が広がります。
VIVALO は今オーダーすると秋の良い季節に・・・
今年の東京の梅雨は雨が少なく、もうすでに夏に突入してしまった感じ。
あんまり暑い日は「自転車はちょっと・・・」なんて思うのが人情ですが、東京の満員電車を考えると、そんなに遠方でなければ「やっぱり自転車にしようかな」となってしまいます。
お蔭さまで御好評いただいておりますVIVALO のスチールフレームですが、最近はロードですとだいたい2か月くらいでできておりますので、今からのオーダーですと秋口になります。
秋といえば自転車イベントも多い季節。
ボーナスが出た方もいらっしゃるのではないかと思いますので(笑)、是非、御検討ください!
最近も素敵なVIVALO が1台組み上がりました。
オーナーのK様にとっては、かなり久し振りのロードバイク。
お仕事が忙しく自転車からは長い間遠ざかっていましたが、数年前から健康のために、お手持ちの古いMTBを引っ張りだして乗り始めたらまた面白くなってしまい、今回のオーダーに至りました。
誠にありがとうございます!
やはり昔から自転車に乗られているので、チューブラータイヤの方が馴染みがあるということで、ホイールはAMBROSIO MONTRIALリム + 105ハブの定番で組ませていただきました。
芝生の上を走っているような、大変スムーズな乗り味になります。ちょっとオーバーですが (笑)、本当です。
「せっかくカスタムのスチールフレームを作るのであれば、メッキラグは欠かせない」という御要望をいただき、こんな感じで仕上げました。
フレームカラーもロゴも落ち着いた雰囲気でいいですね。
飽きがこないデザインです。
VIVALO のメーカーホームページはコチラ。
VIVALO を組んだ場合のだいたいのお値段はコチラ。
宜しくお願いします!
7mesh S2S JERSEY & MK2 BIB SHORTS 、かなり優れものです
東京も梅雨入りし、だいぶじめじめしてまいりました。
ここらへんの裏道でもアジサイが鮮やかに花開いていて、「はっ」とさせられることもしばしば。
そんな折、この前の定休日は雨に振られなかったので、久し振りに荒川沿いを秋ヶ瀬公園まで走ってまいりました。
ここの緑は本当に美しくて、東京から来ると別世界です。
ロード乗りは素通りするだけだったり、自動販売機前で休憩するのみで立ち去ってしまう方が多いですが、是非公園内の散策をお奨めします。
ちょっとしたグラベルもあって面白いですよ(大人数での走行はなるべく避けてくださいね)。
今回の湿度が上がってきた中でのライドで、是非試したかったのが7mesh のS2S JERSEY と MKS2 BIB SHORTS。
7mesh S2S JERSEY ¥19,500 税抜
7mesh MK2 BIB SHORT ¥30,000 税抜
自分用に購入してはみたものの、気持ちの良い気候が続いてしまったので(?)、優れた素材とパターンがウリの7mesh のウェアを湿気のある日本らしい天気の中で使ってみる機会がなかなかありませんでした。
しかし、やっと日本の夏らしくなってきたので、いよいよ出番といったところでしょうか。
そこで感想はというと「やはり、これはなかなかの優れものなのでは!!」です。
当日はメーカーの推奨通り、アンダーウェアを着ないで素肌に直接ジャージを着たのですが、25度くらいの気温があって日差しもそれなりに強かったにもかかわらず、ジャージが汗でべとべとしたり重くなったりすることは、全くといっていいほどありませんでした。
また、逆に走行中にあたる風で身体が冷えるということもなく、大変快適に走ることができました。
あらためてウェアをチェックしてみると・・・
S2S JERSEY は前面と背面が全く違った素材で作られています。
写真ではわかりにくいですが、前面はシャリシャリした触り心地の良いアウトドアのウェアでよく使われているような生地。
背面は柔らかくて薄目のニット生地になっています。
聞くところによると、スポーツウェアで伸縮性を高めるために広く採用されているポリウレタン(ライクラ)は、7mesh のジャージには前背面ともに最低限しか含まれていないそうです。
そのこだわりの理由は7meshの出自にあります。
7mesh は、カナダ ブリテッシュコロンビア州スコーミッシュを拠点として、長年アウトドア業界を牽引してきた数人のチームによって誕生したサイクリング・アパレル・ブランド。
より過酷な状況(高山など)では、ポリウレタンは汗をとどめてしまう性質があり命取りになるので、それを避けるための厳密な素材選びが、7meshにとっては当たり前のことだからなのです。
よって前述したように、全面は適度な保温機能を有しつつ、後ろからきちっと発汗させる構造になっています。
さらに素材やパターンにこだわることにより伸縮性を維持し、乗車時にポジションをとりやすいつくりになっています。
襟・袖・裾などにも、サイクリングジャージでは常識になっているシリコンやライクラは配されておらず、至ってシンプル。
快適性を追求した結果こうなったと思われます。
MKS2 BIB SHORT も実に秀逸です。
サイクリングウェアのパッドのテクノロジーについては最先端をゆくCytech社製のパッドは、厚手で快適性重視。
ストラップは素材にこだわった非常にソフトなもので、素肌にもあたっても全くストレスを感じません。
縫い目は丁寧に仕上げられていて、肌との摩擦はほぼ皆無。
メインの生地はハンモックで使われている素材と同様なもので織られており、かなり伸縮性が高く、着心地もやさしい。
もちろん裾にはシリコンは使われておらず、これまた特殊な素材で軽く留まるようにできています。
デザインはいたってシンプルですが、アウトドアウェアで培った技術やノウハウを結集させた7mesh のサイクリングウェア。
一度着てみると、その素晴らしさに魅了されてしまいます。
当店では紹介させてもらったS2S JERSEY と MK2 BIB SHORTの他、S2S SHIRT というゆったりめのシルエットのジャージ(¥16,000 税抜)も各サイズ・カラーをある程度そろえております。
ブラック
ブルー
* 店主が着ているカラーはエンバーです。
サイズ・カラーのないものについては、お取り寄せが可能です。
是非、お試しください!
ウェブショップはコチラです。
夏のお買い得車
サイズ:47(適応身長 160センチ前後)
カラー:ホワイトレッド
定価 ¥129,600 税込 → ¥***,200 !!
AVANT HYDRO のSORA を装着した、エントリー向けのロードバイク完成車。
SORAはロードバイクを始めるときのドレスコードみたいなものだから、ここから始めてじょじょにパーツをグレードアップさせていくのが正解。
色も無難なホワイトレッドなので、男性でも女性でもいけますね。
ちなみにAVANT HYDRO は今年からすべて MADE in SPAIN になりました。
サイズ:M(適応身長 175センチ前後)
カラー:HSLホワイト
定価 ¥183,600 税込 → ¥***,000 !!
当店ではおなじみのCINELLI 完成車EXPERIENCE。
日本限定カラーのHSLホワイトの105をフル装備した完成車が1台のみ特別価格での御提供になります。
こちらもアルミフレームですが、非常に快適性が高いことで定評があります。
御覧の通り、カラーリングはCINELLIでしかあり得ない個性的なものですね。
購入される予定のあるお客様はこの機会にいかがでしょうか?
お待ちしております!
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