OBS #701D 試乗車 組みました
先日アップしたOMMについての投稿の中にもチラチラ出ていましたが、OMM参加に合わせて、店主の新たな相棒&イーストリバーの試乗車として、One by ESU JFF #701D を1台組みました。
One by ESU JFF #701D & OBS-RBD-TH カーボンフォーク フレームセット
¥201,300 (カーボンフォーク同色塗装 +¥14,850)
サイズ:455,490,510,530,550(ERC車体は530)
カラー:30色より選択可 (ERC車体はメタリックイエロー)
* 名前が長いので(笑)、以下OBS #701Dと記載します。
東京の自転車問屋の老舗、東京サンエスのオリジナルブランド One by ESU。
そのOne by ESU が、これまで培ってきた経験と知識を集結させて、現代の遊び方に限りなく近づけた自転車がこの#701Dです。
イーストリバー店主も「やはり1台組んで、じっくり乗ってみたい」という結論に至り、こちらの自転車を組むことになりました。
細かいテクニカルな話しについては、以前に書いたF様の#701Dについての投稿で触れましたので、ソチラを参照ください。
それまでのOne by ESUのモデルは、どちらかと言うとレース中心の考え方で設計されていましたが、#701Dについてはさらに様々なシーンの使い勝手に耐えうるオールラウンダーになっています。
試乗車を組むにあたってのパーツについてですが、ご存知の方も多いと思いますが、コロナの影響で現在自転車業界全体がパーツの供給不足に悩まされています。
コンポーネントではグラベルバイク用のシマノGRXシリーズにその影響が特に顕著で、納期が数ヶ月先というものもめずらしくありません。
かく言う私もGRXで組もうと計画していたのですが考えを改め、とりあえず手持ちのパーツ中心で組むことにしました。
そこで救世主となったのが、こちらのブレーキキャリパー。
前後セット ¥33,220 (専用ケーブルセット・マウントアダプター・取付ボルト付属)
もちろん油圧ブレーキは良いですが、レバーも変更しなければいけないのが悩ましいし、何より現在入手困難。
しかし、現状のパーツで済ませようとすると、メカニカル(機械式)のディスクブレーキは効きがもうひとつ。
その問題を解決してくれるのが、EQUALのメカニカル ブレーキキャリパーです。
こちらについては、長くなりそうなので別途ブログに書きます。
コックピットは、東京サンエスの別ブランドDIXNAのジェイフィットモンローFZハンドルとフォークステム、バーテープはBIKERIBBONのMAZEをチョイス。
ポップなルックスで、グラベルバイクっぽい感じ(?)になったかな、と。
サドルはSELLE SAN MARCO GND DYNAMIC SUPERCOMFORT 。
店主のおしりがSSMの幅広系のものと相性が良いので、オフロード向けのGNDを使ってみることにしました。
前回も書いた通り、この#701DでOMMをおおいに楽しむことができました。
余裕のあるギア比(カセット11-34T)で700×36のタイヤを装着して走りましたので、適度に過酷なアップダウンやグラベルのある今回のライドにはちょうど良かったようです。
「シッティングで長時間乗って気持ちの良いフレーム」という印象をより強く受けました。
凝ったつくりのチェーンステーとシートステーのおかげで、リアがよくしなってくれることが大きいと思います。
いつでも試乗できますので、ご興味のあるお客様は是非ご来店ください。
そんなに気張らずに乗ることのできるグラベルロードとしては、最高の1台だと思います。
お待ちしております!
OMM BIKE に参加してきました!
本当に久しぶりに、店のお客様と既存の自転車イベントに参加してきました。
OMM BIKEです。
OMMとはマウンテンマラソンとある通り、イギリス発祥の本格的なロゲイニングスタイルの山岳マラソンレースなのですが、数年前より基本的なスタイルを踏襲しつつ、初心者も参加できるLITEと、自転車を対象としたBIKEが開催されるようになりました。
2日間にわたり開かれ、配布された地図にあるチェックポイントを回って合計ポイントを競います。
もちろん、通信機器の使用は禁止で、コンパスを使って地図を読んで、ポイントを探さなければなりません。
そして夜は、参加者の大半が専用のキャンプサイトに泊まります。
仲間の自転車乗りから大変評判が良く、お客様からも「行きたい!」という声があったので、微妙な状況ではありますが、今年は満を持して参加することにしました。
金曜日は休みが取れなかったので(金曜の夜からテント泊が可能)、金曜の夜中に出て、早朝に白馬に到着。
ちょうど梅雨が明けて、2日間とも晴天の予報で、大変ラッキーでした。
会場の様子はこんな感じ。
私が運営に携わっているバイクロアと比較すると、少し参加者の年齢層が若くて、家族連れよりも仲間同士で来ている方々が多い印象。
到着後、我々も早速キャンプとバイクのセッティングしました。
そして、いよいよスタート。
9時過ぎですでに30度を超えていました。
結局、両日の白馬の最高気温は約38度。
それでも湿度が東京に比べるとかなり低いのでだいぶ楽だし、とにかく空気がきれいで景色が美しいので、走っていてとにかく楽しいです。
チーム内で地図を読み合いながらチェックポイントを探して、辿り着いたら専用の機器でチェックインします。
ポイントはだいたい奥まったところにあるので、迷うこともたびたび。
ただ、それも含めてかなり面白いレースです。
川に入れるポイントもあります。
水が冷たくて気持ちいい!
午後3時過ぎにはレースが終わり、風呂に行った後は食事タイム。
夕方の美しい稜線を眺めながらのビールと焼肉は、至福の時間でした。
準備に勤しんでくださったFさんには、感謝しかありません。ありがとうございます!
夜は涼しく短パンで過ごせる、ちょうど良い気候。
星も月もきれいでした。
ロゲイニング式のレースに出場するのは初めてだったのですが、大変新鮮で楽しい体験でした。
レースの結果については、メカトラブルで残念ながらDNFとなってしまいましたので、イーストリバー組は来年も再挑戦することで決定(笑)。
ご興味が湧いた方がいらっしゃいましたら、お問い合わせください。
よかったら、いっしょに行きましょう!
あえて古典的なツーリング系のVIVALO
そろそろ梅雨が明けるみたいですね。
この時期はまだまだ涼しい日もありますが、いよいよ本格的な夏がやってきます。
熱中症にはくれぐれも気をつけて、自転車を楽しみましょう!
というわけで、今回は少し前に納車させていただいたクラシックタイプのVIVALOの紹介です。
オーナーのA様は、前職からの長年のお付き合い。
サイクリスト歴が長く色々な自転車に乗っていらっしゃいましたが、ゆったり近場を走ったり、時々ロングライドができるようなクロモリロードを御所望で、久しぶりに店をたずねてくださいました。
完成したのは、お手持ちの旧パーツと新しいパーツで組まれたクラシックタイプのVIVALO。
モーニンングライドにも定期的にご参加いただき、ルックスも乗り味も大変ご満足いただいています。
誠にありがとうございます!
カラーはオリジナルの落ち着きのあるシルバー単色で、フォーククラウンのみメッキ出ししました。
イエローのシンプルなクラシックタイプのロゴが、映えます。
チューブはツーリング向きのカイセイ4130Rを採用。
ジオメトリーは少しチェーンステーを短めに、BBドロップを少なめにして、きびきび走る仕様にしました。
パーツはオールドツーリングロード系のもので統一。
ギアはダイアコンペのダブルレバー。
ブレーキレバーは上部にケーブルが出る同じくダイアコンペのGC202H。
クランクはスギノ マイティーツアー。
サドルとバーテープはもちろん定番のBROOKS レザー。
決して古くならない普遍的なスタイルですね。
納車の翌日には早速モーニングご参加いただき、快晴のもとのシェイクダウンになりました。
現在のロードバイクのトレンドとは対局にあるスタイルですが、VIVALOであればお客様それぞれのご希望に応じた自転車をご提供することが可能です。
完組みホイールはリムブレーキ仕様が少なくなってきていますが、イーストリバーサイクルズでしたらご希望に応じて手組みホイールを組ませていただきます。
優れたクラフトマンシップに裏打ちされた、美しく優れたスチールバイクはいかがでしょうか?
今週末は臨時休業になります
7月16日(金)・17日(土)・18日(日)は臨時休業になります。
ご不便をおかけしまして申し訳ございませんが、宜しくお願い致します。
お休みをいただく理由がこちら。
お客様数名とOMM BIKE Hakuba / Otari 2021 に参加するため。
初参加なので少し緊張しておりますが(笑)、楽しんできたいと思います。
戻りましたら、ブログ等で報告させていただきます!
最近のコメント