BOMBTRACK POP-UP SHOP 、開催します!
イーストリバーサイクルズでは、OnebyESUに引き続き、BOMBTRACKの試乗イベント「POP-UP SHOP」を開催することになりました。
BOMBTRACKのグラベルやオールロードの試乗車を用意してお待ちしておりますので、購入を検討されている方はもちろんのこと、ブランドにご興味のある方や初心者の方もぜひお越しください。
開催日時:5月3日(土)〜13日(火) 11:00〜19:00
*水木は定休日、6日(火)は臨時休業
ご用意する試乗車は以下の通りです。
<試乗車1> ARISE サイズ S 490(650B)
シングルスピードのクロモリバイクは、街乗りから本格的なグラベルライドまでカバーするオールラウンダー。
カスタム前提のミニマムのパーツ構成とフレーム仕様(スライディングドロップアウツ等)となっているので、お値段がお手頃で、グラベルバイクワールド(?)の入口にはちょうど良い1台と言えます。
<試乗車2> HOOK EXT サイズ M 530 (650B)
COLUMBUS CROMOR のクロモリフレーム&SEIDO(BTのオリジナルパーツブランド)のカーボンフォークといった構成の本格的な、グラベル〜ツーリングバイク。
テーパードのヘッドチューブは強そうに見えますが、しなやかに走ります。
完成車は650Bですが、フレームセットでの販売もありますので、700Cで組んでもいいかもしれません。
<試乗車3> HOOK サイズ M 520 (700C)
グラベルバイクの範疇に入りつつも、HOOK EXTを少しだけロードに寄らせたフレーム設計になっているHOOK。
軽さや走りの良さが魅力です。
こちらもフレームセットでの販売設定があります。
<試乗車4> TEMPEST サイズ M 520 (700C)
こちらが今回のPOP-UPで初登場の、BOMBTRACK初のオールロードモデル。
30以上の太さのタイヤを装着できるので、オンロードはもちろんですがグラベルでも活躍するはず。
画像しか見ていませんが、他のモデルと比べるとルックスがシャープな印象で、実物を見て乗るのが楽しみです。
今回は代理店のライトウェイプロダクツジャパンさんのご協力により、開催期間中にご成約いただいたお客様には、CAMELBAK エブリディボトル1本(真空断熱のステンレス製)を進呈致します。
試乗に際しましては、コチラの誓約書にご記入いただき、身分証明書のコピーを取らせていただきますので、あらかじめご了承ください。
連休中も開いておりますので、この機会にBOMBTRACKの魅力を確認するために、是非足をお運びください。
お待ちしております!
移転直前に納車させてもらったOnebyESU 703D
昨年の初めに販売が開始されたOnebyESU のオールロードクロモリモデル JFF #703D。
「ロードバイクの乗り味のシャープさを維持しつつ、日本のオフロード環境に最適化した自転車」という旧モデルの701Dのコンセプトを受け継ぎ、より軽量に且つしなやかな乗り味を実現しています。
ルックスは地味ですが(笑)、楽しんで乗り倒すには最高の自転車です。
飽きが来ず、ずっと付き合える1台ではないでしょうか。
そんな703Dを昨年に店を移転する前に、H様に納めさせていただきましたので、そちらのご紹介。
フレーム&RBD-THカーボンフォーク ¥217,800
フレーム&RBD-STスチールフォーク ¥182,600
*カーボンフォーク同色塗装 プラス¥15,400
サイズ:455、495、510(写真)、530、550、565
カラー:基本色25色 + パントーンからの指定が可能(チャージ有り)
当店で開催していた試乗会をきっかけに703Dの乗り味を気に入って、何度か店に通って相談させていただいた上で、ご予約いただきました。
湘南方面にお住まいなので、近所のオンロードやオフロードを走って楽しまれるとのこと。
誠にありがとうございます。
前モデルの701D同様、シートステーは扁平加工されており、高い振動吸収性を維持。
703Dでは軽量で剛性の高いRITCHEYのV2エンドを採用しているため、それに合わせて701Dのつぶしの入った独特のチェーンステーは変更されましたが、曲げ加工やバテッドチューブ等の採用でシンプルなルックスながら、しなやかな走行に大きな効果をもたらしています。
H様が選ばれたタイヤはパナレーサー グラベルキングの700×28ですが、クリアランスはご覧の通り。
最大で700×38までの装着が可能です。
カラーは基本色からメタリックCブルーを選ばれましたが、これもなかなか高級感があって良い色です。
フォークもフレームと同色塗装しましたが、やはり統一感があっていいですね。
クランクセットはDIXNA ラ・クランク。
狭いQファクター(クランクのペダル取付部の間の距離)設定で、且つ多数のクラン長のラインナップにより、日本人が効率の良いペダリングを行うことを目的に開発されたクランクです。
そんな理屈もありますが、細身のシェイプと美しい仕上げがクロモリフレームにはぴったりなので、それだけの理由で選ばれるお客様もちらほら(笑)。
ちょうど12速用のチェーンリングが出たので、こちらを装着することになりました。
クランク以外のコンポーネントは、無難にシマノR71シリーズの12速の105。
ハンドル・ステム・シートポストはDIXNAのもので。ハンドルは、H様はロード的な乗り方がメインということで、フレアタイプではなく、スタンダードなドロップ形状のジェイフィットエバージヨンを選ばれました。
H様はロード寄りの組み方ですが、703Dはもっと太いタイヤの装着も可能ですので、よりグラベルバイク寄りのパーツの組み合わせで組んでもいいと思います。
欧米のグラベルバイクに付いているような太いタイヤは装着できませんが、703Dは日本の舗装路から未舗装路までを気持ちよく走るために考え抜かれて設計された自転車と言えます。
近いうちに試乗会を開催予定ですので、次にのクロモリフレームを探されている方は是非703Dをご検討ください!
約10年振りにバイク風呂敷を作りました
まさに三寒四温を繰り返しているここ数日ではありますが、イーストリバーサイクルズの新店舗はぼちぼち営業しております。
引き続き宜しくお願い致します!
新店舗の再営業開始に合わせて「何か記念になるグッズを出したい!」と考えたところ、思いついたのがバイク風呂敷。
約10年振りにバイク風呂敷を販売することにしました。
*フロント&リア 結び方マニュアル付き
¥2,750
当店が10年くらい前に提唱(?)した風呂敷を使ったバイクパッキングのスタイル。
とあるお客様から結び方を教えていただいて試してみたら、これがどんなものでも包めて大変便利。
きちんと結べば、どんなに激しく揺れても落ちないことがわかりました。
当初は市販の風呂敷やバンダナで試していたのですが、定型の大きさですと小さ過ぎたり大き過ぎたりで(風呂敷やバンダナは元の生地を無駄にしないように大きさが決まっています)、バイクパッキングにはなかなかしっくりきません。
そこで、生地を吟味して、丁度良いであろう大きさで作ったのが、イーストリバーサイクルズオリジナルのバイク風呂敷です。
今回は白地で、風呂敷らしい青と紫の総柄にしました。
自転車のカラーに合わせて、選んでいただけると幸いです。
生地は結びやすさを重視して、以前に作ったものよりも少し薄くて、若干の伸縮性があるものをチョィスしました。
大きさは、市販のサイズにはない独自規格です。
前回同様、イラストのマニュアル付き。
「真結び」は走行中は絶対ほどけず、解く時は一発で解けるという、風呂敷バイクパッキングには必須のテクニックなので、練習しておくといいです。
が、かつて弁当箱を包んでいた結び方だったりするので、「ああこれか」という感じ(笑)。
テクニックというほどではありません。
さらに今回は、店頭で買ってくださった方に口頭お伝えしていた、フロントのパッキングのやり方もイラストにしてもらいました。
実はリアよりもフロントの方が活用しやすかったりするので、是非マスターしてください。
バイク風呂敷を単独で使用するのもいいですが、先ずはバッグ類と組み合わせて使うことをおすすめします。
バッグやポケットの中に1枚しのばせておいて、出先で暑くて脱いだウェアや、コンビニで買った補給食、遠出した時のお土産なんかを入れるのに、ご活用ください。
パンを入れてもバッグに入れるよりはつぶれにくいので、特にパン屋に行く時は重宝します。
店頭はもちろん、ウェブショップでも販売しております。
とにかく便利なので、是非お試しください。
宜しくお願い致します!
3年振りのOMM BIKE
先日、お客様数人とOMM BIKE HAKUBA OTARI に参加してきました。
OMM(ORIGINAL MOUNTAIN MARATHON)はイギリス発祥の歴史のある山岳レースなのですが、現在ではメインの山岳レースだけでなく、様々なレベルのOMMイベントが世界中で開催されています。
基本的なレース形式は、すべてオリエンテーリングやロゲイニングをベースにしたもの。
参加者は開始直前に配られるマップに記されたチェックポイントを、コンパスだけを頼りに、独自のルートを考えて、数日をかけて巡ります。
イーストリバーメンバーがこのたび参加してきたOMM BIKEは、その名の通りそれの自転車版なのですが、同時開催されているOMM LITE同様、そこまで競技性の高くないOMMの入門編的なイベント。
フィールドには市街地が含まれていたりと、それほど過酷な環境ではなく、さらにOMMの基本である夜の野営も義務付けられていません。
複数人のチームでの参加も可能なので、夜のキャンプや宴会を含め、仲間同志や家族で参加して楽しめる人気の自転車&アウトドアイベントになっています。
3年前は土曜の朝からの参加で慌しかったので、今回は余裕を持って金曜の夕方に現地入り。
久しぶりのOMM会場で、テンションが上がります。
気候は白馬だけあって、東京と段違いに爽やかでした。
ところが、土曜日は朝から大雨で、スタート時間になっても降り止まず、レインウェアを着てのスタートとなりました。
雨の中でも競技は楽しみましたが、残念ながら写真を撮る余裕はなく・・・・。
午後からは雨は止んで、白馬らしい過ごしやすい夕方〜夜に。
岩岳スキー場の斜面がキャンプエリアになっているのですが、土曜からキャンプ参加の方々も増えて満員御礼状態。
3年前はコロナ禍の中での開催だったので、かなり人が戻ってきて何よりです。
おじさんだけのグループの参加ですが、せっかくなので焚き火とバーベキューはしっかりやります!
夜は本部前のステージで地元のバンドのライブ演奏がありました。
若い参加者の方々はステージ前でダンスして盛り上がっていましたが、キャンプエリアにも程よく音が届くので、我々おじさんグループは定位置で、酒を片手にゆっくり鑑賞。
おそろしいくらいに月が明るくて、なかなか素敵な夜でした。
翌日は曇り空ながらも、絶好のOMM日和!
基本的に「地図を確認しながらポイント付近まで舗装路を移動→ 未舗装路を分け行ってポイントまで」の繰り返しでポイントを重ねていきます。
後日出たレース結果を見ると「あんなに大変だったのに〜」と思わず口にしてしまいましたが(笑)、今回でだいぶコツがつかめました。
真面目にやればかなり面白いゲームですし、ほど良いハードルの高さが多種多様なサイクリストを惹きつけるのでしょう。
2日目は白馬の山系を拝めたので、遠距離を来た甲斐がありました。
今回、イーストリバー店主は、年始に組んだBOMBTRACKAUDAXで参加。
白馬のグラベルでもオンロードでも、ノートラブルで快適に走り切りました。
店頭ではAUDAXの試乗が常時可能ですので、ご興味のある方は是非。
サイズはSになります。
OMM BIKE、なかなか面白い自転車イベントなので、来年もできたら参加したい。
自転車でのオリエンテーリングやロゲイニング、もしくはキャンプと宴会(笑)に興味があって、「来年はいっしょに参加したい!」という方がいらっしゃいましたら、お知らせください。
BOMBTRACK AUDAX 試乗車、組みました!
先日、BOMBTRACK と HOOK EXT フレームセットの紹介をしましたが、イーストリバーでもBOMBTRACKの試乗車、兼店主ライド用車(?)を1台用意することにしました。
チョイスしたのがHOOK EXTではなく、AUDAXというモデル。
Sサイズのフレームセットを手持ちのパーツで組んでみました。
サイズ: XS(完成車のみ)、S、M、L
カラー: メタリックダークブラウン
シマノGRX完成車(XS・S 650B、M・L 700) ¥360,000税別、フレームセット価格 ¥180,000税別
「AUDAX」という言葉について調べてみると、「果敢な」「大胆な」「勇敢な」といった意味のラテン語だそうですが、自転車乗りにとってはほぼ「ブルベ」という意味になります(ブルべについてはコチラを参照ください)。
BOMBTRACK AUDAXは、その名の通り、欧米でさかんなブルベ用に本国で考案されラインナップされたモデルだと思われます。
しかし、道路事情 などのブルベを行う環境が欧米と日本では大いに異なっているそうで、BOMBTRACK AUDAXが日本でブルベを走ることに最適化しているかというと、そうではないとのこと(代理店担当者談)。
それでは、AUDAXはどのような位置付けになるのか?
カテゴリーとしては、先日紹介したHOOK EXT に近い「グラベルロード」に入るモデルと考えて差し支えないと思います。
HOOK EXTとジオメトリーは若干異なりロード寄りにはなりますが、AUDAXのカラーの方が好みであれば、こちらを選んでいただいても全く問題ありません。
まさに、私が今回そうさせてもらいました(笑)。
このメタリックダークブラウンというカラーが、あまり他で見ないカラーで一目惚れしてしまいました。
チューブについては、HOOK EXT 同様、COLUMBUS CROMORになります。
フォークはHOOK EXTのSEIDO製のものではなく、ライトマウントなどがない、少しシンプルなつくりのタイプになっています。
タイヤはDONNELY X’PLOR MSO の700X36を装着して、フレームとのクリアランスは問題なし。
AUDAXの場合、700X38がぎりぎりで、700X40だとタイヤによっては装着が難しいかもしれません。
XS・Sサイズの完成車だと650BX42のタイヤを装着しています。
パーツ構成は、基本的にシマノ11速のメカニカル仕様。
一部パーツは買い足しましたが、手持ちのものを流用しました。
ディスクブレーキキャリパーは、もちろんGROWTAC EQUALで。
完成車は12速が標準になりつつありますが、壊れていなければ11速パーツを流用すると、 環境にもお財布にも優しいかもしれません。
早速、年明け早々に武蔵丘陵方面に、シェイクダウンに行ってまいりました。
グラベルがメインで60キロほど走りましたが、きびきびした走りが心地良かったです。
ルックスから剛性があり過ぎるのではないかと少し心配していたのですが、振動吸収性が高いからか、身体への負担も感じませんでした。
遊びの相棒としては、最高ではないでしょうか。
こちらのBOMBTRACK AUDAXは、もちろん、常時イーストリバーサイクルズで試乗が可能ですので、ご希望される方はご来店ください。
お待ちしております!
他の写真をご覧になられたい方はコチラへどうぞ。
BOMBTRACK HOOK EXT 、新規組み上げ or 組み替え、いかがでしょうか?
2021年頃からイーストリバーで取り扱いを始めたドイツのグラベルバイクのブランド、BOMBTRACK。
コロナ禍によりほとんど国内在庫がない状態が続いていましたが、ようやく昨年末から代理店への入荷が本格的になってきました。
グラベルバイクの完成車やフレームセットの購入されている方は、是非候補に加えていただけると幸いです。
早速、当店にも以前にオーダーしていたHOOK EXTのフレームセットが入荷してきました。
サイズ: S、M
カラー: マットティール、マットブラック
¥198,000 税込
BOMBTRACKのライイナップ中では、「GRAVEL&ALLROAD」というカテゴリーに入り、その中でも一番アドベンチャー要素の高いモデルになります。
フレームのチューブは、老舗COLUMBUSのCROMORを採用。
ヘッドは1-1/8と1-1/2のテーパーのヘッドチューブ、BBはT47規格となっており、本格的なグラベル走行に耐えうる剛性が確保されていることが予想されます。
フォークはBOMBTRACKのオリジナルパーツブランドSEIDOのカーボンフォークです。
シートステーの独特のベント形状は、振動吸収性が高そう。
チェーンステーの形状が、アシンメトリーになっているのが遊び心が感じられますね。
以前に比べるとシンプルなグラフィックになり、どんなパーツやウェアのカラーにも合わせやすいかもしれません。
BOMBTRACKのラインナップには、世間一般で「グラベルロード」と呼ばれるジャンルに含まれるモデルがいくつかあって、どれを選べばよいか迷うのですが、特にカラーのこだわりが無ければ、どのフレームサイズでも太いタイヤが装着可能であるHOOK EXTを選んでおけば、間違いないと思います。
完成車は27.5(650B)のホイール/タイヤの仕様になっていますが、もちろん700Cでも組み上げ可能です。
タイヤの太さは、700X38までは問題ありませんが、700X40だとメーカーやモデルによっては装着できないものがあるかもしれません。
昨年当店に1本だけ入ってきて、W様に購入していただいたHOOK EXT Sサイズ フレームセットは、700Cのホイール/タイヤを装着して組みました。
お手持ちのロードバイクからの組み替えで、レバー・前後ギア・クランク 等は流用。
当店一押しのGROWTAC EQUAL のメカニカルディスクブレーキやシマノ WH-RX570 ホイール 等は、新規で併せてご購入いただきました。
タイヤはとりあえずオンロードで使用されるということで、700X32のスリックを装着しました。
2023年度までのグラフィックも悪くありませんが、こちらのフレームセットは完売。
完成車でしたら、数台のみ代理店に画像のマットメタリックグレーの在庫がありますので、ご興味のある方はお問い合わせください。
フレーム&フォークの仕様は、変わり有りません。
何やら遊びの可能性が広がりそうな、BOMBTRACK HOOK EXT。
新規組み上げ or 組み替え、いかがでしょうか?
イーストリバー’s TOEI 第1号機 ツアラー
先日SNSでも告知しましたが(コチラ参照ください)、ご縁があって、イーストリバーサイクルズでは東叡社の自転車の取り扱いをさせていただくことになりました。
1955年に東京 上野で創業してから、スポーツサイクルの製作に長年携わってきた東叡社。
工房の場所や職人は何度か変わってきたものの、高い技術は代々受け継がれ、今やハンドメイドの自転車フレームとしては日本を代表するブランドの一つとなっています。
特に東叡社のツーリングバイクは、多くの旅自転車のマニアにとっては憧れなのではないでしょうか。
現在はチーフビルダーの山田氏を中心に、数人の職人によって日々製作が行われています。
現在、ツーリングバイクを1台お借りして展示中ですので、ご興味のある方は、是非ご来店ください。
そして、常連のW様に取り扱いの開始をお知らせしたところ、早速1本、ツアラーのオーダーをいただきました。
記念すべき、イーストリバー発のTOEI 第1号機になります。
2年前にVIVALOでロードのオーダーをいただいたW様は、以前に旅したことのある東北の山間の温泉に自転車で行くことを計画されており、そのためにグラベルロードの購入を検討していらっしゃいました。
TOEIの取り扱いの開始をお知らせしたところ、即興味を示していただき、今回のオーダーに至りました。
誠にありがとうございます!
先ずは、TOEIのオーダーについての説明を少々。
TOEIのロゴタイプは1種類で、カラーはブラックかホワイトののみ。
標準仕様で、ヘッドは金属製のヘッドエンブレムになります。
このロゴのデザイン、好みはあるとは思いますが、やはり長く続いてきたブランドなりの重みがあり、良いですね。
今回のW様のツアラーでは、車体がブラックなのでホワイト一択。
チューブは特別な指定が無ければお任せになりますが、基本的な構成としてはカイセイ022プラスアルファになります。
ラグについては、シンプルなデザインのイタリアンカットのタイプがスタンダード。
今回の車体も、W様の指定で、イタリアンカットになりました。
ちなみにTOEIでは、もっと複雑なデザインのオリジナルラグでの製作も可能です。
こだわりを持った数多くのオーナー様を相手にしてきた、東叡社ならではのノウハウの成せる技だと思います。
TOEI では、オリジナルのラックやキャリアーのオーダーも可能です。
今回はTOEI製の決まった型の前後ラックを、フレームセットに追加しました。
もちろんハンドメイドですが、想像していたよりもリーズナブルな価格になります。
カスタムのラックやキャリアーも製作可能らしいので、ご興味のある方はお問い合わせください。
これも長年の製作で培ってきた、東叡社の持つノウハウならではですね。
今回のW様のオーダーに関する要望としましては、
1. ノーマルサイズのパイプ・ラグド・ホリゾンタルのトップチューブ 等、クラシックなスタイルであること。
2. パーツはシルバーであること。
3. 現代的な遊び方やパーツ規格に準じていること。
4. 泥除けは装着しない仕様であること。
等々、といった内容でした。
そこで、イーストリバーとしては、今回製作のツアラーの全体的なコンセプトやパーツ構成を、今のグラベルライドに近づけたものにしました。
ホイールはCHRIS KING R45 & VELOCITY QUILL の手組みホイールで、IRC BOKEN DOUBLECROSS のチューブレスタイヤを装着。
ブレーキについては、W様がクラシックなカンチタイプを何となく希望されていたので、現行のカンチブレーキだと一番制動力が高いであろうPAUL NEORETRO & TOURING を装着。
ディスクブレーキも検討しましたが、それに合わせてフォークの強度を上げてしまうと、クロモリの良さが失われてしまうので、カンチは性能面でもルックス的にも良いチョィスだと思います。
クランクセットは、WHITE INDUSTRIES G30 & MR30 TSR 。
オフロードのファンライドがメインの用途なので、フロントの変速機は無しの、シンプルなシングル仕様。
チェーンリングMR30は、歯がナローワイドタイプのモデルです。
カセットスプロケットはシマノ CX-M8000 11-42T、RDはGRXと、グラベルバイク定番のコンビネーション。
シフターはダイアコンペ ENE WING SHIFTER をトライしてもらうことになりました。
ブレーキがカンチなので、シフトレバーの選択肢はかなり限られますが、これがなかなか自由度が高くて良い。
手元でシフトチェンジできるアナログ系のものとしては、使い心地も悪くありません。
ハンドルはRITCHEY VENTURE MAX というフレアタイプのものですが、ブレーキレバーの下側に装着すると、自然な感じで指が届き変速できます。
写真は初期状態ですが、W様に使ってもらって意見をうかがいなから、角度や位置を微調整しました。
ステムとシートポストは定番のTHOMSONで、サドルはロングライド向けのレザーサドルとして非常に評価の高いSELLE ANATOMICA X2。
革の表面は防水加工されているので、雨に降られても簡単に劣化しません。
革のみの交換も可能で、非常に実用的。
且つネオクラシックなルックスが、クロモリフレームにぴったりです。
パーツ構成も含め、イーストリバーらしいTOEIの自転車が組み上がって満足しています。
ロードでもツアラーでも、東叡社のフレームにご興味のある方は、イーストリバーサイクルズまでお問い合わせください。
今後とも宜しくお願い致します!
今月、BOMBTRACK 試乗会を開催します!
一昨年より当店で取り扱いを開始したBOMBTRACK。
グラベルバイクのブランド from Germany として、じわじわと日本でも知名度を高めてきました。
コロナの影響で供給が思っていたようにいきませんでしたが、最近になってようやく、日本の代理店にも完成車を中心に少しずつ入荷してきています。
そのタイミングで、イーストリバーサイクルズで久々に試乗会を開催することになりました。
購入を検討されている方はもちろんのこと、ちょっと気になっているくらいの方も是非ご来店ください。
<開催期間>
3月21日(火)〜4月25日(火)
<開催中に試乗可能な車体>
ツーリングからシクロクロスまでマルチに使えるグラベルロード
ARISE(アライズ)
M(520-700C) グロッシーコーヒーブラック
詳細はコチラ
細身のクロモリフレームに変速を備えるアドベンチャーツーリングバイク
ARISE GEARED(アライズ ギアード)
M(520-700C) グロッシーメタリックグリーン
詳細はコチラ
バイクパッキングツーリングやトレイルライドのために作られたグラベルロード
HOOK EXT (フック EXT)
M(530-27.5”) マットメタリックグレー
詳細はコチラ
極限の大陸横断ツーリングのためにデザインされたツアラー
BEYOND 2 (ビヨンド2)
M(480-29”) グロッシーメタリックルートビア
詳細はコチラ
代表的自転車カルチャーの名を冠すロングライド向けバイク
AUDAX(オーダックス)
M(520-650B) グロッシーセージグリーン
詳細はコチラ
昨年の1月に開催した時と同じラインナップなのですが、その時はブランドの知名度もまだまだだったので、試乗会の開催自体を知らなかった方が多いかも。
こんな感じでやってます。
試乗をご希望される方には恐れ入りますが、
①誓約書のご記入
②試乗時間内の身分証明書のお預かり
をお願いしておりますので、あらかじめご了承ください。
ご来店をお待ちしております!
本国HPはコチラ
国内代理店HPはコチラ
CINELLI ZYDECO GRAVEL フレームセット 入荷しました
CINELLIの取り扱いはイーストリバーを開店する前からなので、随分長い付き合いになりますが、久々にフレームセットが入荷しました。
サイズ:XS(490),S(510 写真),M(540),L(560)
¥125,000 + tax
以前はシクロクロスバイクだったCINELLI ZYDECOですが、数年前にディスクブレーキのグラベルロードに生まれ変わりました。
ジオメトリーが大幅に変更され、よりロングライド に適した乗り味になりました。
グラベルライドはもちろんのこと、スリックタイヤに変えてオンロードの長距離ライドでもお使いいただけますし、シクロクロスのC4出場程度でしたら十分なレース性能を持っていると思います。
様々なシチュエーションに対応できる、まさにグラベルロードです。
ジオメトリーはコチラを参照ください。
最近はどのブランドもグラフィックが凝っているので、以前ほどCINELLIのデザインが際立たなくなりましたが、それでもやはりセンスは「さすが!」と言わせるものがあります。
派手さ加減が、ぎりぎり下品にならない線で攻めているところが素敵です。
シートチューブ裏のアコーディオンのロゴは、ザイディコ(ZYDECO)というアメリカ南部生まれのダンスミュージックが、アコーディオンを主体としていることが由来になります。
チネリのボスのアントニオ・コロンボ氏は、音楽やアートに精通しており、ミラノでギャラリーも所有しています(コチラですね)。
そこでCINELLIの自転車のモデル名の多くは、ポップミュージックの関連の名前や用語から取られている場合が多いです。
洒落てるし、センスはどこも真似できない所以です。
暖かい季節に向けて、CINELLIのグラベルロードをフレームから組んでみてはいかがですか?
ZYDECO の読み方は、ジデコでもザイディコでも構いませんが(笑)、とにかく宜しくお願いします!
BRUNO e-tool でキャンプに行ってきました!
少し前から計画を練っていたのが、BRUNO e-toolでのバイクキャンプ。
先週末にSWIFT CAMPOUTというイベントがあり、多くの自転車乗りが自転車でキャンプに出掛けている様子を、インスタグラムを通じて目にしました。
みなさん苦し楽しそうで(笑)、おじさんでも刺激を受けました。
そして思い腰を上げ、急きょe-toolでのキャンプを実行に移すことにした、というわけです。
自分がバイクキャンピングを実行する上で考えていたのは、「年齢にふさわしくEバイクで、わがままに積みたいものを積んで、無理せずに走る」(今年で55歳です)という方向性がいいのではないかということ。
キャンプについても「酒をのみながら、借りている漫画を読む」ということを今回は目的に据えて、無理して色々調理器具等を新調せず装備は最低限で。
飲み物・食べ物は行き掛けのスーパーで調達することにしました。
自転車と装備はこんな感じ。
フロントのバスケットはお馴染みのWALD 139、リアはBASILのCRATEという樹脂製の大型のバスケット。
CRATEには専用のキャリア&アダプタープレートがラインナップされていて、これをバスケットとキャリアに装着すると、簡単に取り外しが可能になります。
BASIL CRETE L ¥6,160
BASIL MKI CARRIER&ADAPTER PLATE ¥8,360
マット以外で一番大きい荷物が、これ。
eno LOUGER TM DL CHAIR ¥20,900
ハンモックメーカーのenoが開発したアウトドアチェア。
身体を包み込むまさにハンモックのような座り心地が最高です。
つくりがしっかりしている分バイクパッキングするには少々大きいですが、e-toolキャンプなので問題ありません。
今回、目指すキャンプ場は、千葉の手賀沼近くに位置するRECAMPしょうなん。
日中は酷暑が予想されるため、平日の都心部を通らないで済む千葉方面のキャンプ場をチョイスしました。
いつもモーニングライドのルートである江戸川サイクリングロードを流山まで。
そこから一般道経由で大堀川の河川敷の道に出て、手賀沼に至りました。
車の少ないルートを選んだとはいえ、暑い日の河川敷走行は、やはりこたえますね(笑)。
おまけにタイヤにトラブルがあり、ルート途中にある自転車屋に寄ったりして、到着は夕方になってしまいました。
まあ、なかなかスムーズに事が進まないから旅は面白い。
RECAMPしょうなんの受付にチェックイン終了ぎりぎりの時間に到着して(上の写真は翌日の朝にとったもの)、暗くなる前に設営し、自転車で行けるところにあるコンビニで買い物を済ませ、やっと一息。
この後はenoのチェアにどっかり腰を落ち着けて、お酒をいただきながら、しばし漫画に没頭しました。
とりあえず、目的は達成。
夜は都内よりもはるかに涼しく、快適でした。
ただし、既に夜でもTシャツと短パンで過ごせる気候になってしまっているので、さすがに虫が多いですね。
虫除けスプレーと蚊取り線香で防御を試みたお陰で、ほとんど刺されることはありませんでしたが。
朝は6時くらいだと、まだ涼しくて快適。
「コーヒーくらいはきちんとしたものを」と考え、持参の豆をミルで挽いて、ドリッパーでコーヒーを淹れて、おいしくいただきました。
帰りも暑かった!
雨よりはいいけど(笑)
また、e-tool でキャンプにトライして、みなさんに報告したいと思います。
BASILのバスケットやenoのチェアは、実物を当店でご覧いたけます。
よろしければ、もちろん取り寄せ・販売も可能ですので、ご検討ください。
BRUNO e-tool に関する詳細はコチラをご覧ください。
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