ERC VIVALO 試乗車 2号機
VIVALO PALU (フレームセット価格 w/ Columbus Carbon Fork 250,000円〜 税別)
試乗車サイズ: トップチューブ長(C-C ホリゾンタル換算) 535ミリ シートチューブ長 500ミリ
使用チューブ: ECO STRONG LIGHT
一昨年から販売を始めたディクブレーキロードのコンセプトモデル PALU。
コンセプトモデルというのは、ある程度こちらでジオメトリーや使用チューブを決めさせていただき、乗り味のコンセプトを含めてご提供させていただくといったモデルのことです。
コンセプトとは「ディスクブレーキの装着されたロードバイク」という、ごくシンプルなもの。
ディスクブレーキというのはあくまでも新しい制動力を高めるためのツールで、シャープなロードバイクならではの乗り味と、長く乗っても疲れないクロモリの良さをキープした自転車を目指しました。
一昨年から受注をスタート、最初はVIVALOライダーのマツド氏にデモ車に乗ってもらい、彼の意見や市場の動向などを反映させながら、ようやく仕様が固まりました。
カラーは昔のイタリアンバイク風のオレンジ寄りの赤の単色。
ヘッドチューブのエンブレムは、最近よくオーダーいただくようになったメッキの直付けタイプ。
「PALU」は新しいロゴを制作致しました。
オーダー可能ですので、是非お見知り置きください。
パーツについては、アルテグラの油圧ブレーキ、ROTOR の昨年登場したスパイダーアームチェーンリング一体型モデル ALDHU、CHRIS KING R45 DISC & VELOCITY AILERON の手組みホイールなどを採用しました。
車体ではなく、これらのパーツにご興味のあるお客様も、もちろん試乗可能ですのでお問い合わせください。
特にR45 DISC の手組みホイールについては、軽量性よりもロングツーリング向けの快適性を求められる方には最高の選択肢だと考えます。
組み上がった直後に、ちょうど当店のホリーデーライドで東秩父を訪れたので、そこでシェイクダウン走行をしてまいりました。
以前に乗っていたCIELO ROADRACER DISC と比較すると、リアの剛性がかなり高まり、上りの反応が良くなりました。
スルーアクスルに因るところも大きいかもしれません。
とにかく疲れず快適にライドを終えることができました。
1号機同様、試乗にはご予約は不要ですので、お時間のあるときにいらしてください。
ご希望に応じて、ペダルはこちらで交換致します。
ディスクロードを検討されているお客様は、是非VIVALOも候補に入れていただけると幸いです。
宜しくお願い致します!
ERC VIVALO 試乗車 1号機
VIVALO LUGGED ROAD (フレームセット価格 130,000円 税別〜)
試乗車サイズ: トップチューブ(C-C) 535ミリ シートチューブ(C-T) 535ミリ
使用チューブ: ECO STRONG LIGHT
VIVALOの一番ベーシックな1インチヘッドチューブのラグドのロード。
開店当初からある試乗車を塗り替えて、パーツも組み直しました。
クラシックなソフトな外観ですが、「クロモリは柔らかい」という固定観念を打ち破る、しゃきっとした良質なクロモリの乗り味です。
熱処理が施されたチューブであるECO STRONG LIGHTが、その乗り味に大きく寄与していることは間違いありません。
メインコンポはCAMPAGNOLO POTENZA。
ホイールは、リムがVELOCITY A23のポリッシュ、ハブがTRADIZIONE CLASSICの手組みホイール。
シルバーで統一しました。
リムは店の在庫の20ホールと24ホールのものを使いましたが、ご提供する場合は28以上のものをおすすめしています。
ヘッドパーツは定番のCHRIS KING ですね。
塗装はメタリックなライトブルーで、ヘッドラグだけ少し薄くしてアクセントをつけました。
メッキフォークとメッキステーには、同色でラインを。
ロゴは旧タイプのものの抜き型。
店主が個人的に一番気に入っている字体です。
試乗については、特にご予約は必要ありませんので、ご都合のよろしいときにいらしてください。
ビンディングペダルで試されたい方は、シューズを履いてご自分の自転車でいらしていただければ、こちらでペダルを交換致します。
是非、VIVALOの優秀なクロモリフレームの乗り味を体感されてください。
ご来店をお待ちしております!
VIVALO & CHRIS KING
当店一押しのCHRIS KING R45 ハブ の手組みホイール。
当店で手組みホイールをお奨めする理由は、そのメンテナンス性と快適性です。
例えば旅先の事故でスポークが折れてしまった場合、何とか応急処置を施して走ることができるといった、修理のしやすさがあります。
専用のスポークが使われていたり、スポークの本数が少ない完組みのものだと、こうはいきません。
また、レーサー的な走り方に主眼が置かれた完組みホイールよりも、多くのスポークに支えられているなどの理由で少し重たいですが、振動吸収性が高く快適に走ることができます。
さらに、CHRIS KING のハブというのは、高い回転性能はもちろんですが、塗装も含め耐久性に優れています。
また、アーレンキーさえあれば簡単にばらせてクリーニングできたり、メーカーや国内代理店には常時スモールパーツが在庫されていたりと、長く使うことが前提で設計やサポート体制が確立されています。
レースで勝つことやとにかく新しい機材を使いことが主な目的であれば、数年ごとに完組ホイールを使い回すという選択肢はもちろん有りですが、良質なホイールをメンテナンスしながら長く使いたいということであれば、CHRIS KING のハブを使った手組みのものが一番だと思います、
だから、そんなフィロソフィーを持つCHRIS KING のパーツ とクロモリフレームは相性が良いのです。
VIVALOもまたしかり。
CHRIS KING が良く似合います。
先日、納車させていただいた I様のVIVALO VFR のクロモリフォーク仕様です。
本格的なロードは初めてに近いというキャリアではいらっしゃいますが、それほど若くもないので(失礼!)、ツーリングを楽しむのにより快適性が高く、ルックスも満足のいくものをご所望になられ、最終的にこちらの仕様になりました。
誠にありがとうございます!
回転部分はすべてCHRIS KING。
正しい選択ですね(笑)
さらにこの鮮やかなブルーのVIVALOに、クリスキングのマンゴーというコンビネーションも正しいチョイスです。
もちろんULTEGRAの方が全体的に性能が良いし、さらにDURA ACEになると完璧ではありますが、105で十分なんですよね。普通のライダーは。
きちんと止まるし変速するし、長持ちするし。
新しいやつはレバーがコンパクトになって、使いやすいですよ。
楽しい自転車生活を末長くおくられたいということであれば、VIVALO+CHRIS KING という組み合わせ、とにかく最高です。
ロードの購入を考えていらっしゃる方は、是非ご検討ください!
手組みホイールやパーツの新調はいかが
しかし、10月に入ってから、雨が多い。
全然自転車に乗れず、週末のライドも中止が続いてます。
自転車乗りはストレスがたまりますが、こんな時期はパーツのグレードアップの妄想でもしながらやり過ごしましょう(笑)
すでにCIELOが生産中止になったことはお知らせしましたが、当店のSPORTIFの在庫車を先日納車させていただきました。
この日も雨でしたが(笑)。
パーツについては、ヘッドセット・ハブ・BBの回転部位については、CHRIS KINGを採用。
R45ハブ はVELOCITY A23 との定番の組み合わせ。
この組み合わせは、手組みにしてはかなり軽量に組めるので、お勧めです(A23 は片側で460g)。
ツーリング中心のバイクの使い方から、前後輪とも32Hで組ませていただきました。
手組みホイールらしい、振動吸収性の高い快適な乗り味は間違いなしです。
コンポーネントについては、この夏発売されたばかりのSHIMANO R8000 ULTEGRA を採用。
リアディレイラーは、MTBには以前からあった、横に出っ張らないシャドータイプ。
輸送や転倒などのトラブルには強いのはもちろんのこと、ワイドなスプロケットの相性もより良くなりました。
クランクは軽量かつ合成もアップしましたが、見た目はゴツくなって、クロモリフレームとの相性は意見が別れるところ。
お値段はほぼ旧モデルと変わらず、かなり性能がアップしてます。
サドルは最近長距離ライダーに人気のSELLE ANATOMICA、ハンドルやステムはSIM WORKS by NITTOのものをチョイス。
アップライトなポジションを最初から予定されている方は、こちらのANNA LEE STEMがお勧めです。
フレット仕上げで見た目がすっきりして、美しいですね。
八の字形状のWILD HONEY BAR は、慣れるとリラックスポジションが取りやすくなります。
冬の間にこんな感じのパーツでグレードアップされてはいかがでしょうか?
冬のライドも空気が澄んでいて、いいですね。
雨、止んでくれ(涙)
クリスキングの手組みホイール、あらためていいね!
最近はシーズンなので、山に行ったりする機会も多いです。
当店ではレースよりもツーリングをする機会がほとんどですが、バイクについていうと軽量であるよりも、快適性・フレームの丈夫さなどが重要です。
ホイールについては、軽量であるよりも、丈夫さプラス壊れた時のメンテナンスのしやすさが重要になります。
メンテナンスしやすさでいうと、やはり大手メーカーの完組ホイールではなく、手組みホイール。
もちろんホイール組みに関する知識や工具がないと難しいですが、それらがあるのなら、メーカー品のように専用補修部品や専用工具が必要ではないので、山中でトラブルがあっても何とかなるでしょう。
グループライドの際にサイクルショップのスタッフが一人いれば問題ありません。
その手組みホイールの中でもオススメなのは、もちろんCHRIS KING R45 ハブを使って組んだもの。
*写真中のピューターグレー・ピンク・ゴールドは生産中止。
これまで多くのお客様にご依頼いただき組んできましたが、ルックスの美しさはもちろん、精度の高さ・メンテナンス性など多くの面で高い評価をいただいております。
最近も一本手組みのオーダーをいただき、ご提供させていただきました。
レッドはどんな自転車にも合ってしまう定番カラー。
ゴージャスでポップな雰囲気が、クリスキングらしいです。
今回はリムにDT SWISS の新作、RR411を採用しました。
R411は独自の加工方法で製作され真円に近い形状となっており、より剛性が高く、かつ軽量で精度の高いリムとなっています。
専用のアルミニップルが付属しています。
クイックリリースは固定力に定評のあるDT SWISSのRWS。
リアが130ミリのものは、最近ではチタン製のものだけになったようです。
2018年モデルからは、ピューターグレー・ピンク・ゴールドのカラーがラインナップから消えて、代わりにマットスレート(マットグレー)とマットジェット(マットブラック)のつや消しの2色が追加になりました。
当店にはヘッドセットのみ入荷しておりますが、これらもCHRIS KING らしい美しい仕上がりです。
どんなカラーのバイクにも合うと思いますので、R45のホイール、是非ご検討ください。
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