年明けは伊豆からのスタート
新年、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお付き合いください!
みなさまは楽しい正月休みを過ごされましたでしょうか?
私は諸事情により一人で関東方面にいることになったので、バイクロアの運営をいっしょにやっているmon_jyaくんが毎年企画している「伊豆合宿」に初めて参加してきました。
合宿といっても特にいっしょにトレーニングするわけではなく、ノープラン。
主に自転車つながりの方々がゲストハウスに集まって、自転車に乗ったり飲んだくれたりして楽しもうという企画。
大晦日と正月はさすがに実家で過ごし、年明けの2日より参加。
今回は混雑をさけ、かつなるべく安く済むように、東海道線と駿豆線を乗り継いで修善寺まで輪行してスタートしました。
旅のお供は、お客様のFさんとマイ・シエロ(Cielo Roadracer)。
Fさんはオートバイで訪れたことはあるそうですが、自転車では初めてとのこと。
一日目のルートは、県道18号~西伊豆スカイライン~松崎~下田。
御覧の通りの晴天に恵まれ、絶景につぐ絶景。
西伊豆は交通の便が良くありませんが、その分手つかずの自然や文化が残されていて、素晴らしいエリアです。
スカイラインはいつもそうらしいですが、この日も風が非常に強く、時に身の危険を感じるくらいでした。
松崎は古い建物が残る趣のある町。
ゆっくりしてしまったため、下田には日が暮れるぎりぎりに到着。
二日目は下田から南房総をぐるっと周遊。
といっても、上りは結構きつかったですが・・・。
この日も絶景の連続。
特に伊豆半島最南端の石廊崎は、大迫力でした。
古代から岬は神の象徴らしく、伊豆でも社だらけでしたが、ここは断崖絶壁と相まって神々しかったですね。
高所恐怖症の方にはお奨めしません。
最終日はやはり帰省の混雑を避けて、伊東まで自走し、伊東線~東海道線で東京まで戻りました。
東伊豆の海岸沿いのメインの通りは、さすがに車が多く、ゆっくり風景を見ている余裕はありませんが、途中から入れる旧道は素晴らしいルートでした。
斜面にはみかん畑が広がり、伊豆らしい風景を見ることができます。
そこかしこに咲いているアロエの花もきれいでした。
というわけで、数日間伊豆を満喫してまいりましたので、これから伊豆方面に旅をする計画がある方はよろしければ御相談ください。
今年もいろんなところに行きたいですね。
宜しくお願い致します!
7mesh S2S JERSEY & MK2 BIB SHORTS 、かなり優れものです
東京も梅雨入りし、だいぶじめじめしてまいりました。
ここらへんの裏道でもアジサイが鮮やかに花開いていて、「はっ」とさせられることもしばしば。
そんな折、この前の定休日は雨に振られなかったので、久し振りに荒川沿いを秋ヶ瀬公園まで走ってまいりました。
ここの緑は本当に美しくて、東京から来ると別世界です。
ロード乗りは素通りするだけだったり、自動販売機前で休憩するのみで立ち去ってしまう方が多いですが、是非公園内の散策をお奨めします。
ちょっとしたグラベルもあって面白いですよ(大人数での走行はなるべく避けてくださいね)。
今回の湿度が上がってきた中でのライドで、是非試したかったのが7mesh のS2S JERSEY と MKS2 BIB SHORTS。
7mesh S2S JERSEY ¥19,500 税抜
7mesh MK2 BIB SHORT ¥30,000 税抜
自分用に購入してはみたものの、気持ちの良い気候が続いてしまったので(?)、優れた素材とパターンがウリの7mesh のウェアを湿気のある日本らしい天気の中で使ってみる機会がなかなかありませんでした。
しかし、やっと日本の夏らしくなってきたので、いよいよ出番といったところでしょうか。
そこで感想はというと「やはり、これはなかなかの優れものなのでは!!」です。
当日はメーカーの推奨通り、アンダーウェアを着ないで素肌に直接ジャージを着たのですが、25度くらいの気温があって日差しもそれなりに強かったにもかかわらず、ジャージが汗でべとべとしたり重くなったりすることは、全くといっていいほどありませんでした。
また、逆に走行中にあたる風で身体が冷えるということもなく、大変快適に走ることができました。
あらためてウェアをチェックしてみると・・・
S2S JERSEY は前面と背面が全く違った素材で作られています。
写真ではわかりにくいですが、前面はシャリシャリした触り心地の良いアウトドアのウェアでよく使われているような生地。
背面は柔らかくて薄目のニット生地になっています。
聞くところによると、スポーツウェアで伸縮性を高めるために広く採用されているポリウレタン(ライクラ)は、7mesh のジャージには前背面ともに最低限しか含まれていないそうです。
そのこだわりの理由は7meshの出自にあります。
7mesh は、カナダ ブリテッシュコロンビア州スコーミッシュを拠点として、長年アウトドア業界を牽引してきた数人のチームによって誕生したサイクリング・アパレル・ブランド。
より過酷な状況(高山など)では、ポリウレタンは汗をとどめてしまう性質があり命取りになるので、それを避けるための厳密な素材選びが、7meshにとっては当たり前のことだからなのです。
よって前述したように、全面は適度な保温機能を有しつつ、後ろからきちっと発汗させる構造になっています。
さらに素材やパターンにこだわることにより伸縮性を維持し、乗車時にポジションをとりやすいつくりになっています。
襟・袖・裾などにも、サイクリングジャージでは常識になっているシリコンやライクラは配されておらず、至ってシンプル。
快適性を追求した結果こうなったと思われます。
MKS2 BIB SHORT も実に秀逸です。
サイクリングウェアのパッドのテクノロジーについては最先端をゆくCytech社製のパッドは、厚手で快適性重視。
ストラップは素材にこだわった非常にソフトなもので、素肌にもあたっても全くストレスを感じません。
縫い目は丁寧に仕上げられていて、肌との摩擦はほぼ皆無。
メインの生地はハンモックで使われている素材と同様なもので織られており、かなり伸縮性が高く、着心地もやさしい。
もちろん裾にはシリコンは使われておらず、これまた特殊な素材で軽く留まるようにできています。
デザインはいたってシンプルですが、アウトドアウェアで培った技術やノウハウを結集させた7mesh のサイクリングウェア。
一度着てみると、その素晴らしさに魅了されてしまいます。
当店では紹介させてもらったS2S JERSEY と MK2 BIB SHORTの他、S2S SHIRT というゆったりめのシルエットのジャージ(¥16,000 税抜)も各サイズ・カラーをある程度そろえております。
ブラック
ブルー
* 店主が着ているカラーはエンバーです。
サイズ・カラーのないものについては、お取り寄せが可能です。
是非、お試しください!
ウェブショップはコチラです。
TALK OVER COFFEE GWサイクル展示会 開催のお知らせ
久々のブログ更新になりますが、すっかり春の良い季節になりました。
みなさま、ゴールデンウィークはどのようにお過ごしでしょうか?
イーストリバーサイクルズでは普段からお世話になっているメーカーさんや作家さんと「TALK OVER COFFEE GWサイクル展示会」を開催致します。
展示会などというと何か堅苦しいですが、タイトルにもあります通り、コーヒーでも飲みながら自転車や関連グッズを見ていただこうという催しです(もちろん販売もしてます!)。
連休中、東京近辺にいらっしゃってお時間のある方は、是非お立ち寄りください。
出展してくれる方々を紹介します。
1.HELAVNA CYCLES
東京の東麻布で小さな工房をひっそりと構えているHELAVNA CYCLES 。
コミューターや遠乗り向けのクロモリの自転車を作り続けて十年弱になります。
数台の試乗車を用意しておりますので、海外の展示会でも高く評価されたその洗練されたスタイルと高い技術を御堪能ください。
とにかく「快適性」に命をかけているブランド。
ビルダーの絹川氏は現地に何度も足を運んでいる「ポートランド通」。会期中ほぼ常駐してますので、コーヒーやビールの話しで盛り上がるのもいいかもしれません。
HELAVNA CYCLES ウェブサイト はコチラ
2.縁 cycling cap
製作者の河村さんは京都在住で、もともと掛け軸の卸をなさっていたのですが、自転車好きが高じて、仕事柄入手が容易な和柄の生地を使ったキャップ製作を開始したのが縁(エニシ)cycle capのはじまり。
現在は和柄だけでなく、オリジナルの柄やデザインのものを多く製作し、国内だけでなく海外にも多くのファンをお持ちです。
イーストリバーサイクルズでは常時数個を在庫しておりますが、今回はポップアップで多様なデザインを多く展示販売致します。
サイズがなかった場合でも、受注が可能。
関東方面では数店しか販売店がなく、手にする機会の少ない縁のcycling cap を今回よかったら是非。
縁 cyclig cap のウエブサイトはコチラ。
3.Decibell by SATOH SHOTEN
墨田区向島で長年、革の財布を専門に製作しているサトウ商店が、社長の自転車好きが高じて立ち上げたサイクル革小物のブランドDecibell。
サドルバッグ・フロントバッグ・キーカバーなどの定番商品から、高級革でカバーされたカスタムのU字ロックやチェーンの形状を模したキーホルダーといったオリジナリティ溢れるアイテムも。
イーストリバーサイクルズでは数点を展示販売しておりますが、 今回の展示会ではほぼ全ラインナップが御覧いただけます。
新作のサイクルプリント柄のサトウ商店謹製革財布も展示予定。御期待ください。
Decibell のウェブサイトはコチラ。
4.7MESH CYCLING APPAREL
カナダの有名アウトドアブランドの中心人物たちが立ち上げたサイクリング・アパレルブランド 7MESH。
かのARC’TERYX がそうであったように、極限までシンプルな美しいデザインでありながら高機能をつめこんだウエアは、サイクリングアパレルのニュースタンダードと言えるかもしれません。
そんな7MESH の輸入代理店サンウエストさんが、バイクロアに協賛してくださったり、会社が当店からそう遠くない銀座に位置していたりする御縁で、今回の出展のお申し出をいただきました。
全製品ではありませんが、主にロードやシクロクロス乗りが必要とするであろうモデルをERC店主がセレクトしてラインナップ。
情報が先行しているわりに、なかなかサイクルショップにはおいてないブランドですので、手にするには絶好の機会。
7MESH のウェブサイトはコチラ。
5.VIVALO
毎度ERCではおなじみのVIVALO。
今回は以前にも展示したことのあるVIVALO FILLET-BRAZED ROAD+ ENVE FORK の試乗車がやってきます。
ラグドのクラシックタイプとは異なる、かなり軽量でレーシング性能に重きを置いたモデルです。
「そろそろVIVALOでロードを」と考えていらっしゃったお客様は、是非試し乗りにいらしてください。
VIVALO の紹介ページはコチラ。
さらに今回は上記サイクルブランドに加え、墨田区に長年ロースターを構えるマキネスティのコーヒーを御提供します。
13年前からシアトルから専用マシンを輸入して、日本で初めて本格的なエスプレッソを提供してきた知る人ぞ知るお店。
鈴木店長とのんだことがあるにもかかわらず、そんな凄いお店であることを最近知ったコーヒー事情にうといERC店主。大変申し訳ありません。
もちろん当日はシングルオリジンの豆で淹れたコーヒーになりますが、そちらも小さい農園から直接買った厳選された豆を独自の技術で焙煎したかなりおいしいものです。
お代は投げ銭になりますので、何卒御協力の程を。
自転車こいで疲れたサイクリストにはうれしい、オリジナルのおいしいスイーツの販売もあります。
是非、併せてどうぞ。
マイネスティーコーヒーのウェブサイトはコチラ。
何とも楽しい三日間になりそうなイーストリバーサイクルズ。
お誘い合わせの上、御来店くださいませ。
お待ちしております!
ERC RIDE 春 @ 三浦半島 に行ってまいりました
少し時間が経ってしまいましたが、先月の初めにERC RIDE で三浦半島に行ってまいりました。
まだまだ寒さが残る中、無理せず80キロ弱を楽しく走ってきました。
逗子駅をスタートして、ぐるっと半島を一周。
海岸沿いだけでなく、林道や農道の走行も織り込んだ面白いコースでした。
収穫真っ盛りのキャベツ畑の風景、圧巻です!
昼食は城ケ島の「しぶき亭」でマグロカツ定食、おやつには関口牧場で特大ソフトクリームとグルメも充実。
店主は少々食わず嫌いの三浦半島でしたが、すっかり魅了されてまいりました。
都内からの距離も近くていいですよね。
最近の愛車であるCIELO ROAD RACER DISC も快調でした。
いわゆる「クロモリらしさ」とは少し異なる乗り味ですが、適度にレーシーな味付けが気持ち良いバイク。
御興味のあるお客様は、いつでも店で試乗できますので、お申し出ください。
それから今回のライドで初めて、新しく取扱いを開始した7mesh のウェアを試しました。
なかなか素晴らしい着心地と機能性。
こちらの詳しい紹介はまた後日!
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