ERC RIDE 春 @ 三浦半島 に行ってまいりました
少し時間が経ってしまいましたが、先月の初めにERC RIDE で三浦半島に行ってまいりました。
まだまだ寒さが残る中、無理せず80キロ弱を楽しく走ってきました。
逗子駅をスタートして、ぐるっと半島を一周。
海岸沿いだけでなく、林道や農道の走行も織り込んだ面白いコースでした。
収穫真っ盛りのキャベツ畑の風景、圧巻です!
昼食は城ケ島の「しぶき亭」でマグロカツ定食、おやつには関口牧場で特大ソフトクリームとグルメも充実。
店主は少々食わず嫌いの三浦半島でしたが、すっかり魅了されてまいりました。
都内からの距離も近くていいですよね。
最近の愛車であるCIELO ROAD RACER DISC も快調でした。
いわゆる「クロモリらしさ」とは少し異なる乗り味ですが、適度にレーシーな味付けが気持ち良いバイク。
御興味のあるお客様は、いつでも店で試乗できますので、お申し出ください。
それから今回のライドで初めて、新しく取扱いを開始した7mesh のウェアを試しました。
なかなか素晴らしい着心地と機能性。
こちらの詳しい紹介はまた後日!
CIELO 旧モデルのコンパクトサイズのものなどがお買い得です
先日、アメリカのサクラメントでNAHBS(NORTH AMERICA HANNDOMADE BIKE SHOW)が開催されました。
今年も全米や世界各地から、フレームビルダーやパーツメーカーが集結し、大いに盛り上がったようです。
毎年、CHRIS KING とCIELO がこのショーで新作や新しい限定カラーを発表するので、自分も含めそれを楽しみにしている方は多いと思います。
今年は創立から40周年ということで、限定カラーとしてオリーブグリーンのものが発表された模様。
画像については、コチラを御覧ください。
グリーンが生産中止になりましたから、うれしい方も多いのでは。
価格や入荷時期、CIELOの限定カラーモデルが発売されるか否かについては未定です。
新ラインナップについては、もちろん注目していきたいのですが、それに伴い旧ラインナップで生産中止になってしまうモデルもあります。
それらのコンパクトサイズが、かなりお買い得な価格でお求めいただけるようになっていますので、紹介致します。
Sportif Classic Cielo Blue
¥230,000(税抜) | Frame & Sportif Fork
Size: W43, W47, W49
フェンダー装着時に700X28C のスリックタイヤ装着可能。ロングアーチのキャリパーブレーキ仕様。
Cross Classic Night Blue
¥230,000(税抜) | Frame & Canti Fork
Size: W44, W47, W49
700X33のブロックタイヤを装着可能。カンチブレーキ仕様。
2機種ともよりクラシックなスタイルを踏襲したCIELO らしいモデル。
ツーリング用途に重きを置いた、しっかり走るクロモリバイクです。
今回は旧価格でトップチューブがスローピングのコンパクトサイズ(身長が165センチ以下の方向け)のみの御提供になります。
カラーは今回のみの限定になります(シエロブルーは初期型のみに採用されてたカラーです)。
サイズについては、コチラのページで現行モデルであるSPORTIF のコンパクトサイズのジオメトリー表を参考にしてください。
ページを御覧いただくとわかりますが、SPORTIF はかなり値上がりしてしまいましたので、今回御紹介する旧モデルはかなりお買い得です。
御興味のある方は是非!
さらに通常サイズのもので、もう一機種。
Cross Racer Teal Blue
¥270,000(税抜) | Frame, Enve Fork & InSet7
Size: Small, Medium
CROSS RACER は44ミリのヘッドチューブとENVEのカーボンフォークを採用した、本格的なレーシングモデル。
シクロクロスバイクのディスクブレーキ化が世界的趨勢になってきていることに伴い生産中止になったと思われますが、日本ではまだまだカンチブレーキが主流だし、メンテナンス性から考えてカンチで十分という声も多く聞きます。
これも旧価格、そして限定カラーでの御提供になりますから、かなりお買い得ですね。
サイズについては、コチラのページで現行のCROSS RACER DISC のジオメトリーを参考になさってください。
それぞれかなり少数のみの御提供になりますので、御興味のあるお客様はお早目にどうぞ!
新しいモデルを待つのも良いけど、旧モデルも要注目。
CIELO SPORTIF 、1台を旧価格で!
先日、御紹介しましたCIELO SPORTIF 。
太いタイヤも装着できるマルチユースなロードバイク。
ネオクラシックなルックスも含め、他メーカーではなかなか無いタイプの自転車だと思います。
2016年に入って少し(?)値上がりしましたが、当店の店頭に1本だけございます。
こちらは旧価格で御提供しますので、サイズの合う方がいらっしゃいましたら、是非。
サイズ: 53 (水平換算トップチューブ長 540ミリ)
販売価格 ¥240,000 税抜 (現在の定価は¥280,000 税抜)
独特な落ち着いたブルーが美しい1台。
部材の切削は、もちろんCHRIS KING の工場で手作業で職人さんが行っています。
特にクラッシックタイプのSPORTIF のようなフレームでは、この削りの技術の見事さが際立ちます。
適合身長は175センチ前後です。
まだまだ寒いですが、春に間に合うようにいかがですか?
お待ちしております!
マルチに使えるロードバイク CIELO SPORTIF
昨年の終わりにCIELO SPORTIF を1台納車させていただきました。
CIELO SPORTIF フレームセット ¥280,000 税抜
オーナーは5年前の当店の開店当初にtokyobike sport を御購入いただいた、江東区在住のT様。
その後、主に通勤で自転車を大いに活用してくださり、今回、常々気になり続けていたCIELO に乗り換えていただくことになりました。
乗り換えを検討された時点で大手メーカーのカーボンロードを選ばずに、質実剛健なCIELO SPORTIF を選んでくださったところに、T様のセンスの良さを感じます。
誠にありがとうございました。
今後とも宜しくお願い致します!
カラーは特にCIELO のオイスターホワイトがお好きということと、最近スタンダードカラーとしてラインナップされたCHRIS KING のターコイズを使いたいという御希望があり、多くのカラーラインナップの中からブルーロゴのOYASTER2をチョイスされました。
せっかくなら回転部分は、末永く使えるCHRIS KING のパーツでかためていただきました。
オイスターホワイトにCHRIS KING のターコイズカラーが、かなり映えます。
この組み合わせはCLASSIC COLORのベストコンビネーションのひとつですね。
ホイールは少しディープなDT SWISS RR585 のリムとCOMPETITION のスポークで組みました。
通勤が主な用途ということで、比較的強度重視の組み合わせです。
タイヤは定番のCONTINENTAL GRANPRIX 4SEASON 700 X25 で安定感抜群。
そして、コンポはあえて高級なコンポは使用せずほとんどがシマノ 105。
SPORTIF のブレーキはロングアーチのものを使用しなければならないのですが、あまり選択肢がないのでTRP RG957 を採用しました。
これ、かなり制動力高くてお奨めです。
ハンドル・ステム・シートポストは、スチールフレームと相性の良いSIM WORKS by NITTO のものを。
ハンドルは新しく発売された MARCELLA BAR。
コンパクトなラウンド形状が主流のドロップバーですが、あえてアナトミックというのがかっこいいかと。
今年からSPORTIFのようなクラシックタイプのフレーム にも、RACER COLOR のデザインの塗装が可能になりました。
通勤バイクというとかなり贅沢ですが、SPORTIF は週末はロングライドにも使える太いタイヤも装着可能なマルチな自転車です。
ルックスもクラシックだけど現代的で、これこそCIELO といった趣。
こんな自転車いかがでしょうか?
CIELO ROAD RACER DISC 、試乗車あります
前回の投稿でもお知らせしました通り、CIELO ROAD RACER DISC を組みました。
試乗されたい方は、店が開いているときであればいつでも乗れますので、是非いらしてください!
CIELO ROAD RACER DISC フレームセット
¥317,000 税別(CHRIS KING INSET8 ヘッドセット&ENVE 同色塗装カーボンフォーク含む)
カラー:RACER COLOR 7色より選択
サイズはS(水平換算トップチューブ長535ミリ)。
上の写真を御覧いただくとわかる通り、先日この自転車で山を走ってまいりました。
このフレームを既に乗っている輸入元のSIM WORKS のスタッフからは、「スタンダードなクロモリフレームから乗り換えるとかなり硬く感じる」と聞いていたので、少し覚悟していていたのですが、そこまで違和感を感じませんでした。
むしろ軽くてかっちりとした乗り味に感動した次第。
この乗り味って、かつて乗っていたカーボンフレームを彷彿とさせるものがあります(店主はRIDLEY EXCALIBUR、CINELLI ESTRADA、ORBEA ORCAなどを所有していたことがあります)。
44ミリのヘッドチューブ・プレスフィット30の規格の大口径BBなどの仕様も、このかっちりとした乗り味に貢献していることは間違いありません。
ありきたりな言い方ではありますが、つまりクロモリの特性(快適性や振動吸収性の高さ等)を維持しつつ、より現代的な性能を追求したクロモリフレームということだと思います。
性能もルックスも含め、カーボンフレームユーザーなど、より多くのサイクリストに喜んでいただけるクロモリフレームではないでしょうか。
グラベルも大変気持ち良く走れました。
そしてこの試乗車では、レバーはシマノの新型油圧式レバー ST-RS505、ブレーキキャリパーはBR-RS785 を採用してみました。
ロードのディスクブレーキ、しかも油圧を使用するのは初めて。
組み付け段階では、MTBの油圧ディスクブレーキのように、ちょっと握ったら車輪がロックされるくらい効いたら怖いなと考えていたのですが、さすがシマノ、そんなことはなくロード走行に合わせた効き具合になっています。
下りでは確かにキャリパーブレーキよりは握ることによる腕への負担は少ないし、雨の中での走行は圧倒的に優位だと思います。
ただ、105以上のキャリパーブレーキの性能の高さを考えると、ロードのディスクブレーキはまだ絶対的に必要な機材というところまではいっていないかもしれません。
もちろんシクロクロスを本格的にやっている方には、このST-RS505は値段も比較的お手頃だしお奨めです。
下りの多いようなコースでは、油圧のディスクは絶対有利。
そんな興味深いCIELO ROAD RACER DISCの試乗車、是非お試しにいらしてください。
お待ちしております!
ERC RIDE 年末@秦野林道、無事終了しました
先日の年末ライドでは、イーストリバーサイクルズ(ERC)としてはめずらしく、神奈川方面に足を伸ばしました。
場所はまだまだ紅葉の残る丹沢湖から秦野林道。
天気にもめぐまれ、事故もなく楽しくライドを終えることができました。
参加者のみなさま、御協力ありがとうございました!
スタートは小田急線新松田駅。
空気の澄んだ冬には、このあたりまで来るとかなりきれいに富士山が見えます。
参加者一同、テンションが上がります。
街中をくぐって、東名高速を超えて、先ずは丹沢湖を目指します。
東名を超える際に超えた峠が、いきなり上り甲斐がありました。
よく訪れる房総と違って山深く、斜度もなかなかきつい。
ただ、午前中は雲が少なく富士山が絵画のように見えて、上り切ったときには一同感嘆の声を上げてしまいました。
未舗装路やそれに近いような道もルートに含まれており、少しばかりアドベンチャー気分を味わいつつ。
天気が良くトレッキングをされている方々もいらっしゃったので、そういう時は自転車を押して歩きます。
美しい富士山を横目に上り切って、昼食ポイントの丹沢湖に到着。
山のライドでは、やはり手打ち蕎麦が身体に沁みます。
写真を見ながら書いていても、お腹がすいてきますね(笑)
昼食後はいよいよ本日のメインイベントである秦野林道をがっつり上がりました。
ここは更に斜度がきつく、12%以上の上りが数キロにわたって続きますので、中上級者の方には非常に楽しい(?)ルートではないでしょうか。
落石した後がかなりありますので、下りには細心の注意が必要ですが、そんなワイルドさがまた面白いわけで。
林道からは富士山をバックにした丹沢湖の景観が拝めるのですが、午後には残念ながら富士山が隠れてしまいました。
それでも十分きれいだったけど。
休憩中に作り笑いで、記念撮影(笑)。
この区間はきつかったので、あまり写真が残っておりません。
今年は暖かいので、かなり上がっても紅葉がそこかしこで堪能しました。
一番高いあたりでも、それほど寒くはありませんでした。
一同、安堵の表情。
新松田駅到着後は、輪行のパッキングを済ませて反省会を開催。
駅近の「宴楽」さんで地の魚をいただきつつ、松田の夜は更けていくのでありました。
実は今回のライド、イーストリバーサイクルズでCIELO ROAD RACER DISC の試乗車を新たに組んで、そのシェイクダウンもかねておりました。
この新しい相棒が実に調子が良かった!
その報告は、またあらためましてさせていただきます。
今回で今年のERC RIDE は終わりかなと思っていたのですが、CIELOはいい感じだし、まだ寒くもないからまた行きたくなってしまいました・・・
ポートランドに行ってまいりました! その1
約一か月振りにブログを書いておりますが、みなさまお元気にお過ごしでしょうか?
こんなに間が空くと心配してくださるお客様もいらっしゃって、わざわざ店主が生きているかどうか確認に店に来ていただいたりして、本当にありがたい限りです。
9月末に告知しました通り、店主は10月の頭にアメリカ合衆国オレゴン州のポートランドに行っておりまして、10日程店を留守にしておりました。
これもありがたいことなのですが、帰国後は渡航前に御依頼いただいていた作業がたまっており、それと日常の業務をこなしているうちに10月は過ぎ去ってしまいました(バイクロアの業務もございまして。これもありがたい限り)。
11月に入り落ち着いてまいりましたので、ポートランド滞在の報告を少しずつさせていただきたいと考えております。
ところで、このブログを読んでくださっているみなさんは、ポートランドについて御存知でしょうか?
サンフランシスコやニューヨークを知らない方はいないですが、ポートランドというと名前くらいは聞いたことがあるけど特に何が有名かまでは知らない、という方が結構な割合でいらっしゃるのでは(ということが帰国前後に色々な方と話しているうちにわかりました)。
端的に言うと、「地産地消」や「DIY」やといったアイデアを基に、自然に寄り添って人々が生活し、それを気に入った他の地域のセンスの良い人々が集まってきて発展してきたアメリカ西海岸の都市です。
最近では「全米で一番住みたい街」No.1 に常に選ばれることで有名。
人口はだいたい千葉県船橋市といっしょくらいです。
街には少なくない数のコーヒーのロースター、ビールの醸造所、木工・革・プリントなどの工房、地元の食材を使ったレストランやスーパーマーケットが点在し、郊外にはNIKE やCOLUMBIA の本社があります。
そのどれもが決して規模は大きくなく、提供している商品も安くはないですが、作る過程だけでなくや流通にまでこだわったものが多いです。
当然クオリティについては推して知るべし。
こういったところをめぐるだけでも、かなり楽しい。
自転車については、かのCHRIS KING が本社を構え、多くのフレームビルダーの工房があります。
一時期よりはビルダーの数は減ったようですが、未だに「ハンドメイドバイクの聖地」と言えるでしょう。
自転車は都市交通政策の一部と重要な役割を果たしているので、インフラがかなり充実しています。
多くの人々が自転車を移動手段として使い、それに伴って多様なスタイルの自転車店が街には見られます。
今年は雑誌のPOPEYEに特集されたことがあったり、自転車業界でも尖がったお店や問屋は早くから目をつけて何度も通われたりしているので、商売のネタになるような目新しいものは特にないことはわかっていたのですが、ハンドメイドのバイクをウリにしている当店としては一度は訪れておくべき場所として、ずっと頭の中にはありました。
そんな折り、以前に当店で展示・試乗会をやったことがあるHELAVNA CYCLES のキヌガワ氏より、むこうの「HANDMADE BIKE&BEER FESTIVAL」というショーに出展するから手伝いも頼みたいし一緒に行かないか、とのお誘いをいただき今回のポートランド行きを決めたわけです。
結論としては、とっても良い経験をさせてもらいました。
キヌガワ氏にはとても感謝しています。
まとまりがなくなりそうなので、「その1」はここまで。
また、ポートランドについてはしつこく書きますので(笑)、よろしかったらお付き合いください。
もちろん、店に来ていただければ、店主が何時間でも(?)語りますよ!
観光名所のThe Steel Bridge と店主。
名所といえばこの橋が最大の観光名所だったりするので、それらしいところは(例えばエンパイヤステートビルやタージマハールや清水寺のような)何もなかったりするのですが、街中を自転車でめぐったり現地の人と会って話したりすると、ジワジワとその凄さがしみてくるような街です。
この写真はまだ滞在2日目なので、「店を閉めて見聞を広めに来てみたが、ここ大丈夫か?」的な複雑な表情をしています(笑)
Cielo Road Racer 、やっぱり最高ですね!
先月来日されたChris King さん。
会社の歴史や製作について、興味深い話しを多く聞かせてくださったのも記憶に新しいところ。
簡単なレポートについてはコチラを御覧ください。
あれ以来、私には Cielo やChris King というブランドがさらに身近なものになりました。
Cieloの現ラインナップ中のフラッグシップ・モデルといえば、何といってもRaad Racer。
そんな憧れの一台を先日、納車させていただきました。
フレームセット価格 ¥317,000 税抜(同色ペイントのENVEフォーク、ChrisKing Inset8 ヘッドセット付属)
オーナーは長いお付き合いのT様。
有名メーカーのカーボンバイクを3台乗りこんだ末に辿り着いた、念願のスチールバイクです。
誠にありがとうございます!
スチール特有の振動吸収性と剛性を併せ持った優れたロードフレームであるRoad Racer。
シンプルですが魅力的なフォルムが、新しい時代のスチールバイクをいった趣です。
ヘッドチューブは44mm の大口径で、Chris King のInset8 のヘッドセットが対応しています。
BB はPressFit BB30 。
Chris King からはシマノ対応のBBが出ていますが、今回はカンパ組みなのでカンパの純正のカップを装着。
同じCieloでもSportif のタイプに新しいカンパの4アームのクランクを取り付けるのはどうかと感じていましたが、Road Racer だと結構違和感ありません。
ブラックのフレームとCHORUSのカーボン柄が見事にマッチしています。
カラーは下の7パターンからお選びいただけます。
T様のようにカーボンバイクに乗ってはいるけど「いつかはスチールを」とお考えのお客様には、クラシック過ぎないこんなスチールフレームはいかがでしょうか?
カーボンフレームについているパーツもそのまま使っても違和感ないでしょうし。
お問い合わせ、お待ちしております!
Cielo のSportif が入荷しました
先日、興味深いお話しを聞かせてくださったクリス・キングさんとマネージャーでフレームビルダーのジェイ・シシップさん。
まだ記憶も新しいところで、CIELO のフレームセットが入荷してまいりました。
53サイズ(トップチューブ長 540ミリ C-C) ブルー
昨年度からラインナップががらっと変わり、クラシックなテイストを残したモデルがCROSS CLASSIC とこのSPORTIF のみとなってしまいました。
700X35くらいの太いタイヤも履きたい方はカンチブレーキ仕様のCROSS CLASSIC、オンロードでロード的な乗り方をされたい方はこちらのSPORTIF をお選びください。
ブレーキはロングアーチのキャリパーになります。
フェンダーを装着して、700X28までのタイヤが装着可能。
先日のセミナーでシシップさんがCIELOについて、より長く快適に使える素材としてスチールフレームにこだわっていることや、自分たちが憧れたイタリアンのフレームのテイストを残しつつより現代的なフレームを製作することが当初のコンセプトだったというような話しをされてました。
SPORTIF は、そんなCIELO の最もベーシックなモデルといえるかもしれません。
美しい削りや塗装は、もちろんCHRIS KING の工場で行われています。
軽量なカーボンフレームもいいですが、お客様の乗り方によっては、カーボンよりもスチールの方が楽しく長く付き合えるのではないでしょうか?
特にロードレースをやらないのであれば、振動吸収性が高く快適なスチールの方がお勧めです。
また、この美しさはCIELOでしか得られないものです。
御興味のあるお客様は、是非一度見にいらしてください。
試乗車もあります!
CIELO のホームページはコチラ。
当店のCIELOの在庫状況はコチラ。
当店で組んだCIELOの画像はコチラ。
CHRIS KING さんに会ってきました!
現在、今週末に愛知県で開催される「GOURMET CENTURY RIDE」に参加するため、CHRIS KING さんが来日されています。
これはお世話になっている人の結婚パーティーがあって参加できないんだよなあ。
残念!
そんな折、日曜日に開くというセミナーに誘っていただいたので、「これは行かねば」ということで店の開店を遅らせて(御迷惑をおかけしまして、すいません!)会場のBLUE LUGさんまで出かけてまいりました。
セミナーは先ずCHRIS KING という会社の成り立ちについて、代表のCHRIS KING さん御本人から、様々なエピソードを交えながら。
ベアリングの入手や開発がとても困難だったことや、MTB登場前夜の西海岸の自転車シーンのことや、CIELO製作からコンポーネントの世界的な拡大に至るまで、レジェンドのお名前もいくつか登場して、興味深いお話しでした。
とても物静かな語り口が印象的でした。
そして、その後はフレームビルダーであり、製造現場のトップであるジェイ・シシップさんから、CIELOのコンセプトについてやハブのメンテナンスに関する説明がありました。
とても気さくな方で、ジョークを交えながら細かい部分まで解説してくださいました。
そして、お決まりの記念撮影。
Thank you for your cooperation!
クリス・キングさんが”I was a Hippie”という台詞を繰り返し口にされてましたが、今回行って一番良かったのはその点を再認識できたことです。
ただ単に安くて品質がそこそこのものを作ってたくさん売って金儲けするだけではなく、環境や地域への貢献を配慮しながら、長く使えて高い品質のものを自分の信念に基づいて作っていくこと。
それを永続的に続けていけるようにコミュニティを育成すること。
時代に合わせた表現方法や人を気持ち良くさせるようなデザインを心がけること。
身の丈をきちんと理解して、その大きさで商売をやること。
、等々。
うまく表現できませんが、そんなアイデアの数々が「ヒッピーカルチャー」ということではないかと思うのですが、「CHRIS KING のコンポーネントやCIELOのバイクには、そんな思想が一貫しているなあ」などと考えながら、日曜の昼下がり、急いで店に戻ったのでした。
SIM WORKS 他、主催者の皆さま、貴重な機会を与えてくださり、誠にありがとうございました!
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