R45 手組みホイール、イタ車のカンパ仕様にもいいね
もちろん「痛車」ではなく、イタリア産の自転車という意味で「イタ車」のお話しであります。
以前の職場で販売させていただいたCINELLI SPIRIT という名作クロモリ・ハイブリッドフレーム。
そのお客様とは、有り難いことに今でもお付き合いさせていただいています。
今回はばらして保管していたそのSPIRITを再組立したいという御依頼。
誠にありがたい限りです。
これが完成した図。
この頃のCINELLI は、色使いといいグラフィックといい、本当にかっこいいです。
今ではすっかり見なくなってしまったカーボン・シートステーというのも、なかなかインパクトのあるルックス。
こんなクロモリフレーム、今ないですよね。
意外にも硬質な乗り味の、このSPRITというフレーム。
「クロモリらしい、快適な乗り味にしたい」という御依頼をいただいたので、迷わず手組みホイールをお奨めしました。
コンポはお手持ちの5アームクランクを含むSUPER RECORD に決まっていたので、それに見合うスペックというとやはりCHRIS KING R45 のハブを使ったもの。
オーナー様にも御納得いただき、それで作業を進めさせていただきました。
カンパニョーロ仕様 前後セット
スチールベアリング ¥112,000 税抜
セラミックベアリング ¥138,000 税抜
リムはオーナー様のリクエストでDT SWISS RR440。
リアが左右のスポークテンションを留意して左右非対称になっているリムなので、お選びいただきました(マニアックですが手組みでは重要なところ)。
スポークは同じくDT SWISS REVOLUTION。
これを当店のお奨めで28ホールではなく、32ホールで組ませていただきました。
REVOLUTION はトリプルバテッドで強度はそれ程強くありませんが、32本で組めばオーナー様の用途でしたら問題なく、かえってその快適性を喜んでいただけると判断したからです。
当然、スキュワーもDT SWISS ですね。
従来のスキュワーを全く使い勝手が異なりますが、クランプ力は抜群。
これは名作。
まだ納車して間もないですが、以前使われていた某M社の完組みホイールとは全く違った柔らかい乗り味で、喜んでいただけている模様です。
うれしい限りであります。
御存知の通り、CHRIS KING R45 は、回転性能はもちろんのこと、メンテナンス性&耐久性に優れている、世界有数の精度を誇るロードハブです。
さらにカラーバリエーションも豊富です。
カンパが似合うクロモリフレームだと、やっぱりシルバーかもしれませんが・・・・(笑)
CHRIS KING R45 の手組みホイール、御興味のあるお客様は是非お問合せください。
数十キロのツーリング ~ブルベ くらいの乗り方には、本当にお奨め。
お待ちしております!
相変わらず”イタリア”らしいCINELLI EXPERIENCE
私が好きな近藤等則(トシノリ)さんというフリージャズのトランペッターが、ちょっと前になりますがスタンダード曲ばかりを集めたアルバムを出しました。
You don’t know what love is / Toshinori Kondo
スタンダード集といっても前衛の方なので、バックは普通のアコースティックな音ではなく、若い世代のDJが作ったエレクトリックなトラックだったりします。
それに関するインタビューで近藤さんが面白いことを言っていたのですが、バックトラックを作ったエラルド・ベルノッチについて「イギリス人みたいなハードコアなビートは作れないけど、逆にイタリア人特有のC調な色気がトラックにある。だから、スタンダードをやるにはどんぴしゃだった」そうです。
自分はイタリアに行ったことがないので、イタリアというと自分が仕事にしている「自転車」を通じてどんな国なのか想像したりするわけですが、確かに近藤さんのいうこともわかるような気がします。
でも、台湾や中国生産が当たり前になった現在でも、イタリアのメーカーの自転車はやっぱり独特な雰囲気ものが多いように思います。
その「イタリアらしさ」が真面目な日本人をひきつけるのでしょう。
というわけで、当店のイタリアものというとCINELLI。
今年もEXPERIENCE 2016年 日本限定モデルが、遅ればせながら入荷してきました。
CINELLI EXPERIENCE + SHIMANO 105 日本限定カラー 完成車
カラー:HSLホワイト
¥170,000 税抜
毎年日本限定カラーはイタリアンホワイトでしたが、今年はHSLホワイトという全くのニューデザインとなっています。
HSLがなんの略であるか確認しておりませんが、色のパターンはチネリのロゴのパターンに近いですね。
かなりイタリアっぽくて好きです。
アメリカのブランドには絶対に見ることのないデザインだと思います。
この日本限定完成車について特筆すべきは、色以外にもあって、すべてコンポーネントが5800 の105で統一されているということ。
イタ車にしては、価格もパーツ構成もかなり良心的なのではないでしょうか。
フレーム自体は今年もモデルチェンジはありません。
昨年も書きましたが、初めてロードバイクに乗るとか、ロングライドをメインの用途に考えているお客様には最高のフレームです。
少しだけ長めのホイールベースと特徴的な細いシートステーなどが、快適な乗り心地を保証してくれます。
タイヤは700×26 までは入ります。
最近、東京の自転車店でもCINELLLI を展示しているところは少なくなっているようなので、「とりあえず現物を見たい!」という方は御来店ください。
すべてのサイズは在庫しておりませんが、現時点であれば全サイズ取り寄せ可能。
CINELLI EXPERIENCE イタリアンホワイト ちょっとだけセールです
女性にも人気のCINELLIのロードバイク。
どのメーカーのロードバイクも性能が高く、甲乙つけがたい昨今。
「人を気持ちよくさせるようなデザイン」の自転車を作り続けてきたCINELLIが、女性の気持ちを引き付けるのもわかります。
もちろんチューブブランドの老舗COLUMBUS を使用しているフレームの性能も上々です。
そんなCINELLIのエントリーの方向けのロードがちょっとセールになっています。
CINELLI EXPERIENCE + 105 MIX 完成車
イタリアンホワイト
サイズ:XS(写真)・S・M・L
定価 ¥183,600 → 特別価格 ¥1**,060 !!
イタリアンホワイトは海外通販では手に入らない日本限定のカラー。
毎年、イタリアの国旗のトリコロールをところどころに配置しながら、違った趣のイタリアンホワイトが出されていますが、今年はホワイトベースでブルーの多いデザインになっています。
相変わらず細かい部分まで洒落ていて、いかにもイタリアのバイクといった感じ。
このフレームについては何度も書いていますが、細いシートステーと太いヘッドチューブが対象的な特徴のある形状のフレームで、とても快適性が高いです。
パイプはCOLUMBUS のAIRPLANE という、昔からあるアルミのものが使われています。
パーツ構成は以前に紹介したフル105の完成車と比較するとちょっと中途半端ですが、レバー・前後変速機の他にもハブに105が採用されている点がポイント高いです。
軽いリムでホイールを組み直したりしても、面白いかもしれません。
お値段については、飽きのこないCINELLI のイタリアンホワイトが手に入るのであれば決して高くないと思いますので、御興味のあるお客様は是非お問い合わせください。
店頭にはXSを展示しておりますが(適合身長160センチ前後)、今でしたらS・M・Lサイズも御用意できます。
この機会にCINELLIのロードバイクをいかがでしょうか!
梅雨に入りましたが、週末だけでも雨が少ないと助かりますね。
Cinelli Bootleg Mystic Rats 2台のみお買い得
相変わらずシングルギアでは強い影響力を持つ Cinelli
DYLAN BUFFINGTON from MASH TRANSIT PRODUCTIONS on Vimeo.
サンフランシスコの自転車集団MASH とのコラボモデルは、かなり有名。
日本ではだいぶブームは沈静化しましたが、海の向こうではRED HOOK という公道を使ったナイトレースが毎年行われる など、相変わらず独特なカルチャーとして発展し続けています。
The Red Hook Crit Barcelona No. 2 Official Video from Thelema Artworks on Vimeo.
Cinelli はメインスポーサーとして、RED HOOK にとっては無くてはならない存在となっています。
そんなCinelli のシングルギアのエントリーモデル Bootleg Mystic Rats を2台、特別価格で御提供致します。
Cinelli Bootleg Mystic Rats 2014年モデル
Sサイズ(適合身長165~170センチ)1台御成約済み。ありがとうございました!
XSサイズ(適合身長160センチ~165センチ)1台
定価 ¥110,000 税抜 → 特別価格 ¥**,000 !!
息の長いアルミフレーム+カーボンフォークのピスト完成車。
一時期は真っ白になってましたが、ここ数年は一番初めに出た当時の黒に戻っています。
フォークやパイプはグループ企業の鳩のマークでお馴染みのCOLUMBUS のものが使われており、エントリーモデルとしてはクォリティー高いです。
非常にシンプルですが、そこはかとなくイタリアンな雰囲気。
サドルは史上初の樹脂サドルUNICANITOR の復刻版
これはちょっと痛い(笑)という方もちらほら・・・
フラットペダルとCinelli オリジナルのKINKS STRAP が付属しております。
ストラップ単体で買うと5,000円になるので、これはうれしいおまけ付き。
今年度からはMYSTIC というモデル名に変わりフラットバーが標準になりましたが、フレームやパーツはほぼいっしょです。
こちらは¥116,000 税抜なので、サイズの合う方は今回のセール品をお求めいただいた方が断然お得です。
最高にかっこよくて、速いシングルギアバイク、Mystic Rats。
この機会に是非、どうぞ!
CINELLI のかなりお得な完成車、まだまだ御用意できます!
相変わらず御好評をいただいているCINELLI EXPERIENCE。
2015年度もカラーのみの変更で、継続モデルとなっています。
Cinelli experience 2015 from Cinelli USA on Vimeo.
解説にあります通り、COLUMBUS AIRPLANE のパイプが使用されているフレームは、適度な硬さでしなやかな走り。
特徴的な細いシートステーは振動吸収性に優れ、700X25くらいの太目のタイヤもはかせてグラベル(未舗装路)を走ったりしても面白い一台です。
映像中のカラーは2015年モデルでもちろん完成車が発売されていますが、今回紹介させていただくのは、前年から引き続いてラインナップされているカラーの完成車。
CINELLI EXPERIENCE + SHIMANO 5800 105 完成車
カラー:ネラコルサ(写真)、ビアンカコルサ
¥170,000 税抜
2015年モデルと比較してシンプルなカラーリングですが、ヨーロピアンな雰囲気のこちらの完成車。
お得なのは装着されているコンポーネントです。
新色の完成車はレバーと変速機のみがシマノ105なのに対し、こちらはブレーキ・カセットスプロケット・チェーン等すべてが5800型の105で構成されています。
私が言うのも変ですが「こっちのカラーでもいいかな」ということであれば、絶対こっちの完成車を購入していただいた方がお買い得だと思います。
サドルもSAN MARCO、タイヤもHUTCHINSON のちょっといいものが付いています。
カラーは上のネラコルサの他にビアンカコルサも同じ仕様で御用意できます。
ただ、こんなお得な仕様なので、輸入元にも在庫があまり残っておりません。
現時点で御用意できるのは、ネラコルサのXSサイズ(適合身長165センチ前後)とSサイズ(適合身長170センチ前後)、ビアンカコルサのSサイズとMサイズ(適合身長175センチ前後)のみになります。
これからロード始めようと考えている方などには、特にに最高の一台だと思います。
フレームは高性能で、スペックが良くて、デザインはイタリアン。
是非、御検討ください!
CINELLI のホームページはコチラ。
白州にはZYDECOでいかがでしょうか?
以前にも一度詳紹介させてもらいましたが、きたる5月23日(土)24日(日)に2日間にわたり、いつも秋に開催しているシクロクロス・イベント「バイクロア」を山梨県北杜市で開催することになりました。
イベント名は「白州の森バイクロア」。
会場はキャンプと水遊びで有名な「べるが」という大きな公園です。
当然のことながら、いつも使わせてもらっている市街地に近い秋ヶ瀬公園とは大いに雰囲気が異なり、より本格的な森の中でシクロクロスができちゃいます。
さらに大きな違いは、白州ではキャンプなどをして泊まることができるところ。
夜は焚火を囲んで、自転車の話しをして楽しみましょう。
是非、御参加ください!
ホームページはコチラです。
さて「バイクロアに出場したいけど自転車がないしなあ・・・」なんていう方には、ぴったりのシクロクロス車が当店に一台残っています。
Mサイズ(適合身長 175センチ前後)
定価 ¥205,200 税込 → 特別価格 ¥1**,000 税込 !!
御成約いただきました。誠にありがとうございます!
アルミフレームのシクロクロスの定番モデルとなっておりますCINELLI ZYDECO。
剛性の高さとグラフィックのかっこよさで定評があります。
多分、次のシーズンもモデルチェンジしないと思いますし、値上がりする可能性も高いので、シクロクロス車を検討されていてサイズが合えば、とても良いお話しかと。
一台きりになりますので、是非、御検討ください!
白州の森 バイクロア 2015 from Toshiki Sato on Vimeo.
白州でお目にかかりましょう!
今年もシクロクロスの完成車はZYDECOでいきましょう!
今年もイーストリバー店主が実行委員を務める自転車の祭典、「秋ヶ瀬の森バイクロア」の季節がやってまいりました。
シクロクロス・スタイルのレースイベントですが、厳しい規定があるわけではないまさに「運動会」。
数多い出店をのぞくだけでも楽しいですが、是非レースに御参加ください(クロスバイクや古いマウンテンバイク 等でも可)。
楽しいですよ。今年は11月22日(土)・23日(日)開催。
詳しくはコチラをどうぞ。
バイクロアの運営ももちろんのこと、レースにも参加しなければならないので、練習の意味で先月、茨城県取手市で開催された「茨城シクロクロス」に参加してきました。
結果は散々ではありましたが、この充実感にあふれる笑顔(?)
まあ、楽しかった!
シクロクロスシーズンに突入して間もないですが、当店には「これからシクロクロスを始めたい!」方には、うってつけの完成車が入荷。
Sサイズ Sサイズは完売しました。Mサイズは御用意できます!
定価 ¥205,200 税込
シクロクロス アルミフレームの定番モデル、CINELLI ZYDECO。
昨年同様の派手だけどどことなくイタリアンなデザインで、今年もリリースされました。
ヘッドチューブはテーパー(上下の大きさが異なる)で、ダート走行での快適性が重視されています。
レバーやディレイラーはシマノ105 10S。
シクロクロスであれば10速あれば十分です。
ブレーキはシマノのメカニカルディスクですが、去年よりもタッチがすごく良くなっている気がします。
やはり下りもあるようなコースはディスクブレーキが最強みたいですね。
毎年、少量入荷のCINELLI ZYDECO。
Sサイズ(トップチューブ長520ミリ)は完売間近で、Mはまだちょっとメーカー在庫に余裕あり。
これからCXな方は是非どうぞ!
ZYDECO ってモデル名の由来は何かと思ったら、やはり音楽関係でした。
ここのコロンボ社長はいつもそうなんですよね。
アメリカの南部の音楽のスタイルのひとつだそうです。
土っぽいイメージなんですかね。
うーん、社長やりますなあ。
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