7mesh S2S JERSEY & MK2 BIB SHORTS 、かなり優れものです
東京も梅雨入りし、だいぶじめじめしてまいりました。
ここらへんの裏道でもアジサイが鮮やかに花開いていて、「はっ」とさせられることもしばしば。
そんな折、この前の定休日は雨に振られなかったので、久し振りに荒川沿いを秋ヶ瀬公園まで走ってまいりました。
ここの緑は本当に美しくて、東京から来ると別世界です。
ロード乗りは素通りするだけだったり、自動販売機前で休憩するのみで立ち去ってしまう方が多いですが、是非公園内の散策をお奨めします。
ちょっとしたグラベルもあって面白いですよ(大人数での走行はなるべく避けてくださいね)。
今回の湿度が上がってきた中でのライドで、是非試したかったのが7mesh のS2S JERSEY と MKS2 BIB SHORTS。
7mesh S2S JERSEY ¥19,500 税抜
7mesh MK2 BIB SHORT ¥30,000 税抜
自分用に購入してはみたものの、気持ちの良い気候が続いてしまったので(?)、優れた素材とパターンがウリの7mesh のウェアを湿気のある日本らしい天気の中で使ってみる機会がなかなかありませんでした。
しかし、やっと日本の夏らしくなってきたので、いよいよ出番といったところでしょうか。
そこで感想はというと「やはり、これはなかなかの優れものなのでは!!」です。
当日はメーカーの推奨通り、アンダーウェアを着ないで素肌に直接ジャージを着たのですが、25度くらいの気温があって日差しもそれなりに強かったにもかかわらず、ジャージが汗でべとべとしたり重くなったりすることは、全くといっていいほどありませんでした。
また、逆に走行中にあたる風で身体が冷えるということもなく、大変快適に走ることができました。
あらためてウェアをチェックしてみると・・・
S2S JERSEY は前面と背面が全く違った素材で作られています。
写真ではわかりにくいですが、前面はシャリシャリした触り心地の良いアウトドアのウェアでよく使われているような生地。
背面は柔らかくて薄目のニット生地になっています。
聞くところによると、スポーツウェアで伸縮性を高めるために広く採用されているポリウレタン(ライクラ)は、7mesh のジャージには前背面ともに最低限しか含まれていないそうです。
そのこだわりの理由は7meshの出自にあります。
7mesh は、カナダ ブリテッシュコロンビア州スコーミッシュを拠点として、長年アウトドア業界を牽引してきた数人のチームによって誕生したサイクリング・アパレル・ブランド。
より過酷な状況(高山など)では、ポリウレタンは汗をとどめてしまう性質があり命取りになるので、それを避けるための厳密な素材選びが、7meshにとっては当たり前のことだからなのです。
よって前述したように、全面は適度な保温機能を有しつつ、後ろからきちっと発汗させる構造になっています。
さらに素材やパターンにこだわることにより伸縮性を維持し、乗車時にポジションをとりやすいつくりになっています。
襟・袖・裾などにも、サイクリングジャージでは常識になっているシリコンやライクラは配されておらず、至ってシンプル。
快適性を追求した結果こうなったと思われます。
MKS2 BIB SHORT も実に秀逸です。
サイクリングウェアのパッドのテクノロジーについては最先端をゆくCytech社製のパッドは、厚手で快適性重視。
ストラップは素材にこだわった非常にソフトなもので、素肌にもあたっても全くストレスを感じません。
縫い目は丁寧に仕上げられていて、肌との摩擦はほぼ皆無。
メインの生地はハンモックで使われている素材と同様なもので織られており、かなり伸縮性が高く、着心地もやさしい。
もちろん裾にはシリコンは使われておらず、これまた特殊な素材で軽く留まるようにできています。
デザインはいたってシンプルですが、アウトドアウェアで培った技術やノウハウを結集させた7mesh のサイクリングウェア。
一度着てみると、その素晴らしさに魅了されてしまいます。
当店では紹介させてもらったS2S JERSEY と MK2 BIB SHORTの他、S2S SHIRT というゆったりめのシルエットのジャージ(¥16,000 税抜)も各サイズ・カラーをある程度そろえております。
ブラック
ブルー
* 店主が着ているカラーはエンバーです。
サイズ・カラーのないものについては、お取り寄せが可能です。
是非、お試しください!
ウェブショップはコチラです。
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