VFR のツーリングバージョン
リリースされてから早や2年近くになるVFR(VIVALO FILLET-BRAZED ROAD)。
先日、東京にも来てくれた末瀬オーナーが、それまでのVIVALOの技術面やデザイン面のノウハウを結集させて製作した、「VIVALO」的 今どきのスチール・ロードバイクです。
ラグドのクラッシックスタイルの御用命が多い「VIVALO」というブランドに、モダンな息吹を吹き込んだモデル。
ゆっくりではありますが、お陰様でじょじょに支持をいただけるようになってきました。
今回、製作させていただきましたのは、その変則バージョン。
通常VFR はENVE のカーボン・ロードフォークが標準仕様となっておりますが、ツーリング用途がほとんどということで、スチールのベントフォークを装着させていただきました。
ENVE のカーボンフォークは軽量で高速時の振動吸収には優れていますが、平均速度が20~30キロ程度のツーリングであればENVEほどの剛性や軽さは必要ありませんので、比較的楽に扱えて快適性も高いスチールフォークを選択されたというわけ。
ルックスも随分柔らかい印象です。
しかし、フィレット(蝋付け)仕上げのフレームは、それでもラグドと比べるとかなり軽量です。
パイプのつなぎ目の仕上げも、とても美しい。
蝋付けはハンドメイドフレーム業界では、その美しさから世界的に見直されている製法となっています。
少しくすんだイエローのカラーが、派手になり過ぎずいい感じ。
CHRIS KING のピューターがとてもよく似合います。
派手な構成や見た目ではありませんが、レースにもロングライドにもしっかり使えるVFR フレームセット。
ENVE ロード・カーボンフォークの仕様ですと、210,000円 税抜~、
オリジナルのスチールフォークの仕様ですと183,000円 税抜~、下地メッキ 込みで御提供できます。
アルミやカーボンのフレームを乗り込んだ方にも御満足いただける性能だと思います。
今年の9月は雨が続きますが、こんな秋晴れももうすぐ(?)
VIVALO はこれからのオーダーですと12月の納車に間に合います!
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