VIVALO ミニベロ のオーダーをいただきました ①
昨年、VIVALOでミニベロのオーダーを2台、たまたまですが続けていただきました。
2台ともオーナー様のこだわりのつまったフレームでしたので、完成までには結構時間がかかりましたが、良い仕上がりになったのではないかと自負しております。
数ヶ月前にやはり2台続けて納車させていただきましたので、紹介させてください。
先ずはM様の406 20インチのVIVALOミニベロ。
実はM様には数年前に1台、やはりVIVALOでミニベロを提供させていただきました。
このときはお手持ちのSHIMANO ALFINE 11S のリアハブを使って、ホイールベースの長めのオンロード・ツーリング系のミニベロを作りました。
そのVIVALOの製作における自由度と走行性能の高さにご納得いただき、2台目として「グラベル走行も可能な、もう少し太いタイヤも装着できるミニベロ」をご所望になられ、今回再度オーダーいただくに至りました。
BMXのようなスローピングのフォルムでありながら、ある程度のホイールベースを保ち快適性重視。
必然的にラグレスでオーバーサイズのチューブのフレームになりました。
1台目同様、ALFINE 11Sの内装ギアハブを使用されるということで手組みホイール、さらに1.75程度の太さのタイヤを履くということでカンチブレーキ仕様になりました。
アッセンブルの内容も性能もM様に大変満足いただける、個性的なVIVALOが完成。
ありがとうございます!
VIVALOでラグレスというと、要するにフィレット溶接のこと。
いつものことですが、非常にきれいな仕上がりです。
近くでよく見てみないとその美しさがわからないというところが、贅沢ですね。
リムは太いタイヤが装着可能な406リムということで、VELOCITY CLIFFHUNGERを採用。
VELOCITYは20インチのラインナップも充実しており、オーダーすれば数ヶ月で入荷するので、大変助かります。
「チューブレスタイヤを試したい」ということで、IRC SIREN PROをオーダーいただき装着してみましたが、これはレース用のタイヤで強度がツーリング向きではなかったので、後々交換しました。
ハンドルバーはM様お気に入りの日東 B267、レバーはPAULのカンチ用レバー パープルでワンポイントアクセント。
クランクはなかなか適当なものが見つからず、スギノのXD3BXに落ち着きました。
やはりクロモリフレームにはスギノで間違いありません。
カラーはRPP WORKSのスタンダードグレーとレッドのコンビネーション。
ロゴはクラシックタイプで、1台目同様当店のロゴを加えていただきました。
ありがたい限りです。
VIVALOでしたらお客様からご要望があれば、製作経験のない仕様でも試行錯誤しながら対応してまいります。
時間はかかりますが、その過程を楽しんでいただけるようなお客様には、大いにご満足いただけると思います。
「こんな自転車を作りたい!」というご希望をお持ちのお客様がいらっしゃいましたら、先ずはイーストリバーサイクルズまでお問い合わせください。
宜しくお願い致します!
最近のコメント