OnebyESUニューモデル、なかなか良いです
先日お知らせしました通り、東京サンエスの協力のもと、試乗車4台を貸し出していただき、「OnebyESUニューモデル試乗会」開催中です。
今週末まで開催しています。
連休中は天気が良いようですので、ご興味のあるお客様は是非ご来店ください。
OnebyESU ニューモデル試乗会
開催期間: 〜2月12日(月)
念の為、再度試乗車を紹介しておきます。
試乗車①:JFF #703D w/RBD-TH カーボンフォーク
カラー:サファリイエロー
サイズ:530
フレームセットの詳細はコチラ。
グラベルバイク701Dの後継のクロモリフレームモデル。
チューブが全面的に改良され、さらに乗り味がグレードアップしたとのこと。
エンドはRITCHEYのものが採用されています。
703Dの試乗車に装着されているハンドルは、やはりOnebyESUのニューモデル、グランベース(定価¥55,000)です。
これは軽さはもちろん、操作性も良さそう。
試乗車②:JFF #703D w/RBD-TH カーボンフォーク
カラー:メタリックグリーン
サイズ:490
703Dは同じカーボンフォーク仕様でもう1台。
フレームサイズ小さめで、700×28のオンロードタイヤを装着しています。
試乗車③:JFF Ti V2 w/RBD1.25TH カーボンフォーク
サイズ:510
フレームセットの詳細はコチラ。
OBSのフラッグシップモデルであるチタンフレーム。
オンロード寄りの性能を重視したRBD1.25フォーク仕様の試乗車は、カーボンホイールと700X28のタイヤが装着されています。
チタンならではの質感が、自転車好きの所有欲をそそります(笑)
試乗車④:JFF #901 w/GBD1.5TH カーボンフォーク
カラー:サンドチタンブラウン
サイズ:M(510)
フレームセットの詳細はコチラ。
シクロクロスレース用の#807zをベースに、ジオメトリーをよりツーリング向きに変更したアルミフレームモデル。
700×42までの太さのタイヤの装着が可能で、試乗車も42のブロックタイヤを装着しています。
アルミなのでアルマイト塗装の設定があって、試乗車はサンドチタンブラウンというカラー。
高級感があって、かなり良い感じです。
水曜の定休日は、月火の雪とうって変わって良い天気になったので、荒川の河川敷の芝生の広場に行って、オフロード走行を試してきました。
土の上を走るとやっぱり楽しさ倍増!
特に朝のうちは雪も残っていて、貴重な環境でのお試しライドになりました。
TiV2はRBDフォークで、700X28のオンロードタイヤを装着しているので、サイクリングロードでの走行も試してみました。
今のところの結論としては…
1. オフもオンでも遊び倒すには、三モデルの中では703Dが一番適している。
2. TiV2はオフだけで使うにはちょっともったいないくらいに、しなやかに走る。
3. アルミの901はツーリングだけでなく、シクロクロスレースでも十分使える性能がある。
といったところでしょうか。
店の周囲にはオフロードはほぼありませんが(笑)、舗装路で乗っても、OnebyESUフレームの性能の高さは実感できると思います。
お待ちしております!
OnebyESU試乗会 @イーストリバーサイクルズ、開催します!
イーストリバーサイクルズにて久々にOnebyESUの試乗会を開催することになりました!
ご興味のあるお客様は、是非予定に入れておいていただけると幸いです。
OnebyESU 試乗会 @ イーストリバーサイクルズ
開催日:2月3日(土)〜12日(月)
*水曜日定休
あらためて、OnebyESUのブランドの紹介を少々。
東京の自転車問屋の老舗である東京サンエスのオリジナルブランドであるOnebyESU。
長年、レースシーンを中心に数々のフレームやパーツの名品を提供してきましたが、近年は時代の変化に伴い、よりファンユーザー向けの製品の開発に注力してきました。
特に2020年に発表されたJFF #701D は、出色の出来でした。
「往年のスポルティーフ車をモデルにした」という開発担当の説明の通り、欧米メーカーのグラベルバイクとは異なる、国内のフィールドでの遊びに主眼を置いたネオクロモリフレーム。
クラシック感を維持しつつ、現代的な走行性能やフレーム仕様(ジオメトリー・適応パーツ等)は、当店でも多くのお客様のご好評を得ました。
かく言うイーストリバー店主も701Dユーザー。
グラベルでもオンロードで乗っても、本格的に乗っても緩く乗っても楽しいOBSバイクは、長く付き合える相棒になると体験者は確信します(笑)。
コロナも明けて、ようやくOnebyESUのニューモデルが出揃いましたので、今回は以下の3モデルを試乗車として用意できることになりました。
フレームセット定価 ¥206,800
サイズ 490
グリーン
サイズ 530
サファリイエロー
先月販売が開始されたばかりの701Dの後継のクロモリモデル。
今回、最も注目のモデルです。
701Dからチューブが変更され、ジオメトリーや要所要所の部材もマイナーチェンジして快適性や走行性がパワーアップ。
一番ニーズが多い2サイズをご用意しましたので、是非OBSスチールフレームの素晴らしさをお試しいただきたく。
詳細はコチラをご覧ください。
② JFF Ti V2 w/RBD1.25THカーボンフォーク
フレームセット定価 ¥424,600
サイズ 510
703Dに先行して発表・販売開始されたチタンフレーム。
OnebyESUの知恵と技術が集約されたフラッグシップモデルです。
チタンフレームとしてはリーズナブルな価格が魅力的なこともあり、すでに静かな人気を博しています。
しばらく欠品状態が続いていましたが、来週にはメーカーに入荷予定です。
詳細はコチラをご覧ください。
③ JFF #901 w/GBD1.5TH カーボンフォーク
フレームセット定価 ¥168,300
サイズ M (510)
サンドチタンブラウン
シクロクロスのレースシーンでは、アルミ製のフレームを主に供給してきたOBSですが、このたび初のアルミ製のツーリングモデルが発表されました。
クロモリとは異なる風合いが魅力の金属フレーム。
今回は店主が試乗したいこともあり(笑)、お借りすることになりました。
詳細はコチラをご覧ください。
もちろんOBSファンやクロモリフレーム好きの方には来ていただきたいのですが、例えば「現在カーボンロードに乗っていて十分楽しいが、これからさらに自転車の遊びの世界を広げたい」と考えているような方にも、OnebyESUのバイクはおすすめです。
この機会にイーストリバーサイクルズで、OnebyEsuを体験してみてください。
お待ちしております!
BOMBTRACK AUDAX 試乗車、組みました!
先日、BOMBTRACK と HOOK EXT フレームセットの紹介をしましたが、イーストリバーでもBOMBTRACKの試乗車、兼店主ライド用車(?)を1台用意することにしました。
チョイスしたのがHOOK EXTではなく、AUDAXというモデル。
Sサイズのフレームセットを手持ちのパーツで組んでみました。
サイズ: XS(完成車のみ)、S、M、L
カラー: メタリックダークブラウン
シマノGRX完成車(XS・S 650B、M・L 700) ¥360,000税別、フレームセット価格 ¥180,000税別
「AUDAX」という言葉について調べてみると、「果敢な」「大胆な」「勇敢な」といった意味のラテン語だそうですが、自転車乗りにとってはほぼ「ブルベ」という意味になります(ブルべについてはコチラを参照ください)。
BOMBTRACK AUDAXは、その名の通り、欧米でさかんなブルベ用に本国で考案されラインナップされたモデルだと思われます。
しかし、道路事情 などのブルベを行う環境が欧米と日本では大いに異なっているそうで、BOMBTRACK AUDAXが日本でブルベを走ることに最適化しているかというと、そうではないとのこと(代理店担当者談)。
それでは、AUDAXはどのような位置付けになるのか?
カテゴリーとしては、先日紹介したHOOK EXT に近い「グラベルロード」に入るモデルと考えて差し支えないと思います。
HOOK EXTとジオメトリーは若干異なりロード寄りにはなりますが、AUDAXのカラーの方が好みであれば、こちらを選んでいただいても全く問題ありません。
まさに、私が今回そうさせてもらいました(笑)。
このメタリックダークブラウンというカラーが、あまり他で見ないカラーで一目惚れしてしまいました。
チューブについては、HOOK EXT 同様、COLUMBUS CROMORになります。
フォークはHOOK EXTのSEIDO製のものではなく、ライトマウントなどがない、少しシンプルなつくりのタイプになっています。
タイヤはDONNELY X’PLOR MSO の700X36を装着して、フレームとのクリアランスは問題なし。
AUDAXの場合、700X38がぎりぎりで、700X40だとタイヤによっては装着が難しいかもしれません。
XS・Sサイズの完成車だと650BX42のタイヤを装着しています。
パーツ構成は、基本的にシマノ11速のメカニカル仕様。
一部パーツは買い足しましたが、手持ちのものを流用しました。
ディスクブレーキキャリパーは、もちろんGROWTAC EQUALで。
完成車は12速が標準になりつつありますが、壊れていなければ11速パーツを流用すると、 環境にもお財布にも優しいかもしれません。
早速、年明け早々に武蔵丘陵方面に、シェイクダウンに行ってまいりました。
グラベルがメインで60キロほど走りましたが、きびきびした走りが心地良かったです。
ルックスから剛性があり過ぎるのではないかと少し心配していたのですが、振動吸収性が高いからか、身体への負担も感じませんでした。
遊びの相棒としては、最高ではないでしょうか。
こちらのBOMBTRACK AUDAXは、もちろん、常時イーストリバーサイクルズで試乗が可能ですので、ご希望される方はご来店ください。
お待ちしております!
他の写真をご覧になられたい方はコチラへどうぞ。
BOMBTRACK HOOK EXT 、新規組み上げ or 組み替え、いかがでしょうか?
2021年頃からイーストリバーで取り扱いを始めたドイツのグラベルバイクのブランド、BOMBTRACK。
コロナ禍によりほとんど国内在庫がない状態が続いていましたが、ようやく昨年末から代理店への入荷が本格的になってきました。
グラベルバイクの完成車やフレームセットの購入されている方は、是非候補に加えていただけると幸いです。
早速、当店にも以前にオーダーしていたHOOK EXTのフレームセットが入荷してきました。
サイズ: S、M
カラー: マットティール、マットブラック
¥198,000 税込
BOMBTRACKのライイナップ中では、「GRAVEL&ALLROAD」というカテゴリーに入り、その中でも一番アドベンチャー要素の高いモデルになります。
フレームのチューブは、老舗COLUMBUSのCROMORを採用。
ヘッドは1-1/8と1-1/2のテーパーのヘッドチューブ、BBはT47規格となっており、本格的なグラベル走行に耐えうる剛性が確保されていることが予想されます。
フォークはBOMBTRACKのオリジナルパーツブランドSEIDOのカーボンフォークです。
シートステーの独特のベント形状は、振動吸収性が高そう。
チェーンステーの形状が、アシンメトリーになっているのが遊び心が感じられますね。
以前に比べるとシンプルなグラフィックになり、どんなパーツやウェアのカラーにも合わせやすいかもしれません。
BOMBTRACKのラインナップには、世間一般で「グラベルロード」と呼ばれるジャンルに含まれるモデルがいくつかあって、どれを選べばよいか迷うのですが、特にカラーのこだわりが無ければ、どのフレームサイズでも太いタイヤが装着可能であるHOOK EXTを選んでおけば、間違いないと思います。
完成車は27.5(650B)のホイール/タイヤの仕様になっていますが、もちろん700Cでも組み上げ可能です。
タイヤの太さは、700X38までは問題ありませんが、700X40だとメーカーやモデルによっては装着できないものがあるかもしれません。
昨年当店に1本だけ入ってきて、W様に購入していただいたHOOK EXT Sサイズ フレームセットは、700Cのホイール/タイヤを装着して組みました。
お手持ちのロードバイクからの組み替えで、レバー・前後ギア・クランク 等は流用。
当店一押しのGROWTAC EQUAL のメカニカルディスクブレーキやシマノ WH-RX570 ホイール 等は、新規で併せてご購入いただきました。
タイヤはとりあえずオンロードで使用されるということで、700X32のスリックを装着しました。
2023年度までのグラフィックも悪くありませんが、こちらのフレームセットは完売。
完成車でしたら、数台のみ代理店に画像のマットメタリックグレーの在庫がありますので、ご興味のある方はお問い合わせください。
フレーム&フォークの仕様は、変わり有りません。
何やら遊びの可能性が広がりそうな、BOMBTRACK HOOK EXT。
新規組み上げ or 組み替え、いかがでしょうか?
CINELLI KING ZYDECO FS Mサイズ、1本お買い得になっています
久々にカーボンフレームの紹介です。
店主が長年に渡って販売してきたバイクブランド CINELLI のKING ZYDECO。
グラベルロード乗りの方にはお馴染みのモデルで、CINELLIらしい個性的なグラフィックと快適性に重きを置いたフレーム構造に特徴があるカーボンフレームです。
カーボンフレーム独特のフォルムが魅力的ですね。
こちらのKING ZYDECO Mサイズ 1本を特別価格でご提供できることになりました。
サイズ: M (適合身長 174〜182センチくらい)
カラー: ジャンバラヤ
定価 ¥319,000 ⇨ 特別価格 ¥2**,000 !!
代理店のモデル紹介ページにも掲載されていますが、フレームは「ダブルレスポンスシステム」の設計となっており、ダウンチューブが BBの先まで伸びているのが特徴的です。
そして、その先のチェーンステー〜シートステー〜トップチューブと、丸みを帯びた連続したつくりになっています。
これで剛性を保ちつつも、抜群の振動吸収性能を誇るとのこと。
確かにグラベルではその効力を発揮しそうです。
フォークはオフセットを選べる「デュアルレイク」になっています。
グラベルバイクなのでフレーム&フォークは700×47のタイヤまで装着可能ですが、オフセットを変えることにより、細いタイヤを装着してロードバイク的なシャープなハンドリングと直進安定性を維持できる機能を備えています。
つまり、オールラウンダーなバイクであるわけです。
オフセット(RAKE)とは、以前にワンバイエスの投稿で触れたことがありますが、自転車のジオメトリー数値の中でも、ハンドリングと直進安定性を決定する大事なものです。
好みもあるので、ざっくりとした基準ではありますが、700X32までは47、それ以上の太さのタイヤは52で使うと良いと思います。
ダインチューブの裏側には、石がはねてもフレームが損傷しないように、ケブラーでシールドされています。
グラフィックは相変わらず個性的。
ご存知の方も多いと思いますが、ジャンバラヤとは北アメリカ南部の料理ですが、なんでこのブルーがジャンバラなのか意味不明です(笑)。
とにかく、ファンキーで楽しいデザインにしたかったのでしょう。
ZYDECO とは、やはり北アメリカ南部発のオルガンで奏でられるソウルミュージックのカテゴリーなので、オルガンがシートチューブの裏に隠れています。
まだまだ暑い日々が続きますが、自転車の秋はもう目前。
シマノなどのパーツの供給も安定してきましたので、こちらのお買い得なCINELLI KING ZYDECOで、フレームの組み換え 等を検討されてはいかがでしょうか?
宜しくお願い致します!
CINELLI ZYDECO フレームセット 1本 再入荷
CINELLI のグラベルロード、ZYDECOのフレームセット M サイズが再入荷しました。
ZYDECO アルミのフレームセットについては、当面入荷の見込みがないので、ご興味のある方は早めにおさえてください。
Mサイズ(水平換算TT 539ミリ C-C、ST 540ミリ C-T)
¥137,500 税込
*適合身長 173ー178センチ
グラフィックは、2022年モデルのものですが、2023年モデルも仕様やジオメトリーは全く変更ありません。
新しいデザインよりも、少し派手目のこちらのデザインの方が結構好きな方もいるのでは。
CINELLIのバイクは、時間が経過しても古びないところが魅力でもあります。
チューブはもちろん、安定のCOLUMBUS社製です。
現在乗っているロードのパーツを乗せ替えたりするのに、最適かもしれません。
リムブレーキの自転車でも、ホイールとブレーキとローターがあれば、それほどの金額をかけずに組み替えが可能です。
メカニカルのディスクブレーキについては、もちろんGROWTAC EQUAL(前後セット&ケーブル類 ¥33,220税込)がおすすめです。
手組みホイールのオーダーもお受けできますので、お問合せください。
オリジナルのジデコを組んでみましょう。
是非、ご検討ください!
イーストリバー’s TOEI 第1号機 ツアラー
先日SNSでも告知しましたが(コチラ参照ください)、ご縁があって、イーストリバーサイクルズでは東叡社の自転車の取り扱いをさせていただくことになりました。
1955年に東京 上野で創業してから、スポーツサイクルの製作に長年携わってきた東叡社。
工房の場所や職人は何度か変わってきたものの、高い技術は代々受け継がれ、今やハンドメイドの自転車フレームとしては日本を代表するブランドの一つとなっています。
特に東叡社のツーリングバイクは、多くの旅自転車のマニアにとっては憧れなのではないでしょうか。
現在はチーフビルダーの山田氏を中心に、数人の職人によって日々製作が行われています。
現在、ツーリングバイクを1台お借りして展示中ですので、ご興味のある方は、是非ご来店ください。
そして、常連のW様に取り扱いの開始をお知らせしたところ、早速1本、ツアラーのオーダーをいただきました。
記念すべき、イーストリバー発のTOEI 第1号機になります。
2年前にVIVALOでロードのオーダーをいただいたW様は、以前に旅したことのある東北の山間の温泉に自転車で行くことを計画されており、そのためにグラベルロードの購入を検討していらっしゃいました。
TOEIの取り扱いの開始をお知らせしたところ、即興味を示していただき、今回のオーダーに至りました。
誠にありがとうございます!
先ずは、TOEIのオーダーについての説明を少々。
TOEIのロゴタイプは1種類で、カラーはブラックかホワイトののみ。
標準仕様で、ヘッドは金属製のヘッドエンブレムになります。
このロゴのデザイン、好みはあるとは思いますが、やはり長く続いてきたブランドなりの重みがあり、良いですね。
今回のW様のツアラーでは、車体がブラックなのでホワイト一択。
チューブは特別な指定が無ければお任せになりますが、基本的な構成としてはカイセイ022プラスアルファになります。
ラグについては、シンプルなデザインのイタリアンカットのタイプがスタンダード。
今回の車体も、W様の指定で、イタリアンカットになりました。
ちなみにTOEIでは、もっと複雑なデザインのオリジナルラグでの製作も可能です。
こだわりを持った数多くのオーナー様を相手にしてきた、東叡社ならではのノウハウの成せる技だと思います。
TOEI では、オリジナルのラックやキャリアーのオーダーも可能です。
今回はTOEI製の決まった型の前後ラックを、フレームセットに追加しました。
もちろんハンドメイドですが、想像していたよりもリーズナブルな価格になります。
カスタムのラックやキャリアーも製作可能らしいので、ご興味のある方はお問い合わせください。
これも長年の製作で培ってきた、東叡社の持つノウハウならではですね。
今回のW様のオーダーに関する要望としましては、
1. ノーマルサイズのパイプ・ラグド・ホリゾンタルのトップチューブ 等、クラシックなスタイルであること。
2. パーツはシルバーであること。
3. 現代的な遊び方やパーツ規格に準じていること。
4. 泥除けは装着しない仕様であること。
等々、といった内容でした。
そこで、イーストリバーとしては、今回製作のツアラーの全体的なコンセプトやパーツ構成を、今のグラベルライドに近づけたものにしました。
ホイールはCHRIS KING R45 & VELOCITY QUILL の手組みホイールで、IRC BOKEN DOUBLECROSS のチューブレスタイヤを装着。
ブレーキについては、W様がクラシックなカンチタイプを何となく希望されていたので、現行のカンチブレーキだと一番制動力が高いであろうPAUL NEORETRO & TOURING を装着。
ディスクブレーキも検討しましたが、それに合わせてフォークの強度を上げてしまうと、クロモリの良さが失われてしまうので、カンチは性能面でもルックス的にも良いチョィスだと思います。
クランクセットは、WHITE INDUSTRIES G30 & MR30 TSR 。
オフロードのファンライドがメインの用途なので、フロントの変速機は無しの、シンプルなシングル仕様。
チェーンリングMR30は、歯がナローワイドタイプのモデルです。
カセットスプロケットはシマノ CX-M8000 11-42T、RDはGRXと、グラベルバイク定番のコンビネーション。
シフターはダイアコンペ ENE WING SHIFTER をトライしてもらうことになりました。
ブレーキがカンチなので、シフトレバーの選択肢はかなり限られますが、これがなかなか自由度が高くて良い。
手元でシフトチェンジできるアナログ系のものとしては、使い心地も悪くありません。
ハンドルはRITCHEY VENTURE MAX というフレアタイプのものですが、ブレーキレバーの下側に装着すると、自然な感じで指が届き変速できます。
写真は初期状態ですが、W様に使ってもらって意見をうかがいなから、角度や位置を微調整しました。
ステムとシートポストは定番のTHOMSONで、サドルはロングライド向けのレザーサドルとして非常に評価の高いSELLE ANATOMICA X2。
革の表面は防水加工されているので、雨に降られても簡単に劣化しません。
革のみの交換も可能で、非常に実用的。
且つネオクラシックなルックスが、クロモリフレームにぴったりです。
パーツ構成も含め、イーストリバーらしいTOEIの自転車が組み上がって満足しています。
ロードでもツアラーでも、東叡社のフレームにご興味のある方は、イーストリバーサイクルズまでお問い合わせください。
今後とも宜しくお願い致します!
今月、BOMBTRACK 試乗会を開催します!
一昨年より当店で取り扱いを開始したBOMBTRACK。
グラベルバイクのブランド from Germany として、じわじわと日本でも知名度を高めてきました。
コロナの影響で供給が思っていたようにいきませんでしたが、最近になってようやく、日本の代理店にも完成車を中心に少しずつ入荷してきています。
そのタイミングで、イーストリバーサイクルズで久々に試乗会を開催することになりました。
購入を検討されている方はもちろんのこと、ちょっと気になっているくらいの方も是非ご来店ください。
<開催期間>
3月21日(火)〜4月25日(火)
<開催中に試乗可能な車体>
ツーリングからシクロクロスまでマルチに使えるグラベルロード
ARISE(アライズ)
M(520-700C) グロッシーコーヒーブラック
詳細はコチラ
細身のクロモリフレームに変速を備えるアドベンチャーツーリングバイク
ARISE GEARED(アライズ ギアード)
M(520-700C) グロッシーメタリックグリーン
詳細はコチラ
バイクパッキングツーリングやトレイルライドのために作られたグラベルロード
HOOK EXT (フック EXT)
M(530-27.5”) マットメタリックグレー
詳細はコチラ
極限の大陸横断ツーリングのためにデザインされたツアラー
BEYOND 2 (ビヨンド2)
M(480-29”) グロッシーメタリックルートビア
詳細はコチラ
代表的自転車カルチャーの名を冠すロングライド向けバイク
AUDAX(オーダックス)
M(520-650B) グロッシーセージグリーン
詳細はコチラ
昨年の1月に開催した時と同じラインナップなのですが、その時はブランドの知名度もまだまだだったので、試乗会の開催自体を知らなかった方が多いかも。
こんな感じでやってます。
試乗をご希望される方には恐れ入りますが、
①誓約書のご記入
②試乗時間内の身分証明書のお預かり
をお願いしておりますので、あらかじめご了承ください。
ご来店をお待ちしております!
本国HPはコチラ
国内代理店HPはコチラ
CINELLI ZYDECO GRAVEL フレームセット 入荷しました
CINELLIの取り扱いはイーストリバーを開店する前からなので、随分長い付き合いになりますが、久々にフレームセットが入荷しました。
サイズ:XS(490),S(510 写真),M(540),L(560)
¥125,000 + tax
以前はシクロクロスバイクだったCINELLI ZYDECOですが、数年前にディスクブレーキのグラベルロードに生まれ変わりました。
ジオメトリーが大幅に変更され、よりロングライド に適した乗り味になりました。
グラベルライドはもちろんのこと、スリックタイヤに変えてオンロードの長距離ライドでもお使いいただけますし、シクロクロスのC4出場程度でしたら十分なレース性能を持っていると思います。
様々なシチュエーションに対応できる、まさにグラベルロードです。
ジオメトリーはコチラを参照ください。
最近はどのブランドもグラフィックが凝っているので、以前ほどCINELLIのデザインが際立たなくなりましたが、それでもやはりセンスは「さすが!」と言わせるものがあります。
派手さ加減が、ぎりぎり下品にならない線で攻めているところが素敵です。
シートチューブ裏のアコーディオンのロゴは、ザイディコ(ZYDECO)というアメリカ南部生まれのダンスミュージックが、アコーディオンを主体としていることが由来になります。
チネリのボスのアントニオ・コロンボ氏は、音楽やアートに精通しており、ミラノでギャラリーも所有しています(コチラですね)。
そこでCINELLIの自転車のモデル名の多くは、ポップミュージックの関連の名前や用語から取られている場合が多いです。
洒落てるし、センスはどこも真似できない所以です。
暖かい季節に向けて、CINELLIのグラベルロードをフレームから組んでみてはいかがですか?
ZYDECO の読み方は、ジデコでもザイディコでも構いませんが(笑)、とにかく宜しくお願いします!
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