18 9月

CINELLI KING ZYDECO FS Mサイズ、1本お買い得になっています

久々にカーボンフレームの紹介です。

店主が長年に渡って販売してきたバイクブランド CINELLIKING ZYDECO

グラベルロード乗りの方にはお馴染みのモデルで、CINELLIらしい個性的なグラフィックと快適性に重きを置いたフレーム構造に特徴があるカーボンフレームです。

カーボンフレーム独特のフォルムが魅力的ですね。



こちらのKING ZYDECO Mサイズ 1本を特別価格でご提供できることになりました。

CINELLI KING ZYDECO フレームセット

サイズ: M (適合身長 174〜182センチくらい)

カラー: ジャンバラヤ

定価 ¥319,000 ⇨ 特別価格  ¥2**,000 !!



代理店のモデル紹介ページにも掲載されていますが、フレームは「ダブルレスポンスシステム」の設計となっており、ダウンチューブが BBの先まで伸びているのが特徴的です。

そして、その先のチェーンステー〜シートステー〜トップチューブと、丸みを帯びた連続したつくりになっています。

これで剛性を保ちつつも、抜群の振動吸収性能を誇るとのこと。

確かにグラベルではその効力を発揮しそうです。



フォークはオフセットを選べる「デュアルレイク」になっています。

グラベルバイクなのでフレーム&フォークは700×47のタイヤまで装着可能ですが、オフセットを変えることにより、細いタイヤを装着してロードバイク的なシャープなハンドリングと直進安定性を維持できる機能を備えています。

つまり、オールラウンダーなバイクであるわけです。

オフセット(RAKE)とは、以前にワンバイエスの投稿で触れたことがありますが、自転車のジオメトリー数値の中でも、ハンドリングと直進安定性を決定する大事なものです。

好みもあるので、ざっくりとした基準ではありますが、700X32までは47、それ以上の太さのタイヤは52で使うと良いと思います。



ダインチューブの裏側には、石がはねてもフレームが損傷しないように、ケブラーでシールドされています。



グラフィックは相変わらず個性的。

ご存知の方も多いと思いますが、ジャンバラヤとは北アメリカ南部の料理ですが、なんでこのブルーがジャンバラなのか意味不明です(笑)。

とにかく、ファンキーで楽しいデザインにしたかったのでしょう。

ZYDECO とは、やはり北アメリカ南部発のオルガンで奏でられるソウルミュージックのカテゴリーなので、オルガンがシートチューブの裏に隠れています。



まだまだ暑い日々が続きますが、自転車の秋はもう目前。

シマノなどのパーツの供給も安定してきましたので、こちらのお買い得なCINELLI KING ZYDECOで、フレームの組み換え 等を検討されてはいかがでしょうか?



宜しくお願い致します!





20 4月

CINELLI ZYDECO フレームセット 1本 再入荷

CINELLI のグラベルロード、ZYDECOのフレームセット M サイズが再入荷しました。

ZYDECO アルミのフレームセットについては、当面入荷の見込みがないので、ご興味のある方は早めにおさえてください。

CINELLI ZYDECO フレームセット 

Mサイズ(水平換算TT 539ミリ C-C、ST 540ミリ  C-T)

¥137,500 税込

*適合身長 173ー178センチ



グラフィックは、2022年モデルのものですが、2023年モデルも仕様やジオメトリーは全く変更ありません。

新しいデザインよりも、少し派手目のこちらのデザインの方が結構好きな方もいるのでは。

CINELLIのバイクは、時間が経過しても古びないところが魅力でもあります。



チューブはもちろん、安定のCOLUMBUS社製です。



現在乗っているロードのパーツを乗せ替えたりするのに、最適かもしれません。

リムブレーキの自転車でも、ホイールとブレーキとローターがあれば、それほどの金額をかけずに組み替えが可能です。


メカニカルのディスクブレーキについては、もちろんGROWTAC EQUAL(前後セット&ケーブル類 ¥33,220税込)がおすすめです。

手組みホイールのオーダーもお受けできますので、お問合せください。




オリジナルのジデコを組んでみましょう。

是非、ご検討ください!



15 4月

イーストリバー’s TOEI 第1号機 ツアラー

先日SNSでも告知しましたが(コチラ参照ください)、ご縁があって、イーストリバーサイクルズでは東叡社の自転車の取り扱いをさせていただくことになりました。


1955年に東京 上野で創業してから、スポーツサイクルの製作に長年携わってきた東叡社

工房の場所や職人は何度か変わってきたものの、高い技術は代々受け継がれ、今やハンドメイドの自転車フレームとしては日本を代表するブランドの一つとなっています。

特に東叡社のツーリングバイクは、多くの旅自転車のマニアにとっては憧れなのではないでしょうか。

現在はチーフビルダーの山田氏を中心に、数人の職人によって日々製作が行われています。



現在、ツーリングバイクを1台お借りして展示中ですので、ご興味のある方は、是非ご来店ください。




そして、常連のW様に取り扱いの開始をお知らせしたところ、早速1本、ツアラーのオーダーをいただきました。

記念すべき、イーストリバー発のTOEI 第1号機になります。

2年前にVIVALOでロードのオーダーをいただいたW様は、以前に旅したことのある東北の山間の温泉に自転車で行くことを計画されており、そのためにグラベルロードの購入を検討していらっしゃいました。

TOEIの取り扱いの開始をお知らせしたところ、即興味を示していただき、今回のオーダーに至りました。

誠にありがとうございます!



先ずは、TOEIのオーダーについての説明を少々。


TOEIのロゴタイプは1種類で、カラーはブラックかホワイトののみ。

標準仕様で、ヘッドは金属製のヘッドエンブレムになります。

このロゴのデザイン、好みはあるとは思いますが、やはり長く続いてきたブランドなりの重みがあり、良いですね。

今回のW様のツアラーでは、車体がブラックなのでホワイト一択。

チューブは特別な指定が無ければお任せになりますが、基本的な構成としてはカイセイ022プラスアルファになります。



ラグについては、シンプルなデザインのイタリアンカットのタイプがスタンダード。

今回の車体も、W様の指定で、イタリアンカットになりました。


ちなみにTOEIでは、もっと複雑なデザインのオリジナルラグでの製作も可能です。

こだわりを持った数多くのオーナー様を相手にしてきた、東叡社ならではのノウハウの成せる技だと思います。



TOEI では、オリジナルのラックやキャリアーのオーダーも可能です。

今回はTOEI製の決まった型の前後ラックを、フレームセットに追加しました。

もちろんハンドメイドですが、想像していたよりもリーズナブルな価格になります。

カスタムのラックやキャリアーも製作可能らしいので、ご興味のある方はお問い合わせください。

これも長年の製作で培ってきた、東叡社の持つノウハウならではですね。



今回のW様のオーダーに関する要望としましては、

1. ノーマルサイズのパイプ・ラグド・ホリゾンタルのトップチューブ 等、クラシックなスタイルであること。
2. パーツはシルバーであること。
3. 現代的な遊び方やパーツ規格に準じていること。
4. 泥除けは装着しない仕様であること。

等々、といった内容でした。



そこで、イーストリバーとしては、今回製作のツアラーの全体的なコンセプトやパーツ構成を、今のグラベルライドに近づけたものにしました。


ホイールはCHRIS KING R45 & VELOCITY QUILL の手組みホイールで、IRC BOKEN DOUBLECROSS のチューブレスタイヤを装着。


ブレーキについては、W様がクラシックなカンチタイプを何となく希望されていたので、現行のカンチブレーキだと一番制動力が高いであろうPAUL NEORETRO & TOURING を装着。

ディスクブレーキも検討しましたが、それに合わせてフォークの強度を上げてしまうと、クロモリの良さが失われてしまうので、カンチは性能面でもルックス的にも良いチョィスだと思います。


クランクセットは、WHITE INDUSTRIES G30 & MR30 TSR

オフロードのファンライドがメインの用途なので、フロントの変速機は無しの、シンプルなシングル仕様。

チェーンリングMR30は、歯がナローワイドタイプのモデルです。

カセットスプロケットはシマノ CX-M8000 11-42T、RDはGRXと、グラベルバイク定番のコンビネーション。


シフターはダイアコンペ ENE WING SHIFTER をトライしてもらうことになりました。

ブレーキがカンチなので、シフトレバーの選択肢はかなり限られますが、これがなかなか自由度が高くて良い。

手元でシフトチェンジできるアナログ系のものとしては、使い心地も悪くありません。


ハンドルはRITCHEY VENTURE MAX というフレアタイプのものですが、ブレーキレバーの下側に装着すると、自然な感じで指が届き変速できます。

写真は初期状態ですが、W様に使ってもらって意見をうかがいなから、角度や位置を微調整しました。


ステムとシートポストは定番のTHOMSONで、サドルはロングライド向けのレザーサドルとして非常に評価の高いSELLE ANATOMICA X2

革の表面は防水加工されているので、雨に降られても簡単に劣化しません。

革のみの交換も可能で、非常に実用的。

且つネオクラシックなルックスが、クロモリフレームにぴったりです。



パーツ構成も含め、イーストリバーらしいTOEIの自転車が組み上がって満足しています。



ロードでもツアラーでも、東叡社のフレームにご興味のある方は、イーストリバーサイクルズまでお問い合わせください。

今後とも宜しくお願い致します!



6 3月

今月、BOMBTRACK 試乗会を開催します!

一昨年より当店で取り扱いを開始したBOMBTRACK

グラベルバイクのブランド from Germany として、じわじわと日本でも知名度を高めてきました。

コロナの影響で供給が思っていたようにいきませんでしたが、最近になってようやく、日本の代理店にも完成車を中心に少しずつ入荷してきています。



そのタイミングで、イーストリバーサイクルズで久々に試乗会を開催することになりました。

購入を検討されている方はもちろんのこと、ちょっと気になっているくらいの方も是非ご来店ください。


<開催期間>

3月21日(火)〜4月25日(火)

<開催中に試乗可能な車体>

ツーリングからシクロクロスまでマルチに使えるグラベルロード
ARISE(アライズ)
M(520-700C) グロッシーコーヒーブラック
詳細はコチラ

細身のクロモリフレームに変速を備えるアドベンチャーツーリングバイク
ARISE GEARED(アライズ ギアード) 
M(520-700C) グロッシーメタリックグリーン
詳細はコチラ

バイクパッキングツーリングやトレイルライドのために作られたグラベルロード
HOOK EXT (フック EXT) 
M(530-27.5”) マットメタリックグレー
詳細はコチラ

極限の大陸横断ツーリングのためにデザインされたツアラー
BEYOND 2 (ビヨンド2) 
M(480-29”) グロッシーメタリックルートビア
詳細はコチラ

代表的自転車カルチャーの名を冠すロングライド向けバイク
AUDAX(オーダックス)
 M(520-650B) グロッシーセージグリーン
詳細はコチラ



昨年の1月に開催した時と同じラインナップなのですが、その時はブランドの知名度もまだまだだったので、試乗会の開催自体を知らなかった方が多いかも。

こんな感じでやってます。

試乗をご希望される方には恐れ入りますが、
①誓約書のご記入  
②試乗時間内の身分証明書のお預かり

をお願いしておりますので、あらかじめご了承ください。



ご来店をお待ちしております!


本国HPはコチラ

国内代理店HPはコチラ



13 1月

CINELLI ZYDECO GRAVEL フレームセット 入荷しました

CINELLIの取り扱いはイーストリバーを開店する前からなので、随分長い付き合いになりますが、久々にフレームセットが入荷しました。



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CINELLI ZYDECO GRAVEL フレームセット

サイズ:XS(490),S(510 写真),M(540),L(560)

¥125,000 + tax



以前はシクロクロスバイクだったCINELLI ZYDECOですが、数年前にディスクブレーキのグラベルロードに生まれ変わりました。

ジオメトリーが大幅に変更され、よりロングライド に適した乗り味になりました。

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グラベルライドはもちろんのこと、スリックタイヤに変えてオンロードの長距離ライドでもお使いいただけますし、シクロクロスのC4出場程度でしたら十分なレース性能を持っていると思います。

様々なシチュエーションに対応できる、まさにグラベルロードです。

ジオメトリーはコチラを参照ください。



最近はどのブランドもグラフィックが凝っているので、以前ほどCINELLIのデザインが際立たなくなりましたが、それでもやはりセンスは「さすが!」と言わせるものがあります。

派手さ加減が、ぎりぎり下品にならない線で攻めているところが素敵です。

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シートチューブ裏のアコーディオンのロゴは、ザイディコ(ZYDECO)というアメリカ南部生まれのダンスミュージックが、アコーディオンを主体としていることが由来になります。

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チネリのボスのアントニオ・コロンボ氏は、音楽やアートに精通しており、ミラノでギャラリーも所有しています(コチラですね)。

そこでCINELLIの自転車のモデル名の多くは、ポップミュージックの関連の名前や用語から取られている場合が多いです。

洒落てるし、センスはどこも真似できない所以です。



暖かい季節に向けて、CINELLIのグラベルロードをフレームから組んでみてはいかがですか?

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ZYDECO の読み方は、ジデコでもザイディコでも構いませんが(笑)、とにかく宜しくお願いします!