11 3月

VIVALO ラグドロード Di2仕様

今年に入ってから納車したY様のVIVALO のフレームセット。

ご自分で組み替えされるということで、ヘッドパーツの圧入等、最低限の作業を施しお渡ししました。





某有名メーカーのアルミのロードバイクに、バッテリー外付けタイプのDi2を装備して乗っていらっしゃったY様。

ロングツーリングが主な使用用途だったので、振動吸収能力に優れるクロモリフレームへのパーツ乗せ替えを検討されていたところ、VIVALOオーナーのご友人を通じてVIVALOの存在を知って、今回のオーダーに至りました。

誠にありがとうございます!



ダウンチューブのシフトアウター受けやWレバー取付台座は不要なので、その代わりにDi2ケーブル用の穴開け加工をしました。


パーツ乗せ替え前のフレームは、バッテリーがチェーンステーに固定されていましたが、「もう少しすっきりさせたい」ということで、ダウンチューブ裏にピッチを合わせて取り付け穴を開けました。



ベースはライトブルーで、ラグ部分のみシルバーに塗り分けました。

ラグの塗り分けはメッキ出しほどチャージがかからず、個性的な車体に仕上がります。



このようなカスタムは、VIVALOのハンドメイドならではです。

お手持ちのパーツやコンポーネントに合わせたフレームをご所望でしたら、是非一度お問い合わせください。

宜しくお願い致します!



2 10月

VIVALO PALU w/ CHRIS KING 多め

9月が終わり、10月に途中してしまいました。

時の経つのが早くてびっくりしますが、ようやく暑さも和らぎ、今年も自転車の秋がやってきました。



モーニングライドで店主は、相変わらず赤いVIVALO PALUを愛用しています。

このディスクロードフレームは、やはり名品です。

ペダリングすると全体が適度にウィップして自然と前に進ませてくれるような、クロモリの特性を十分に持っていると同時に、カーボンフォークを採用していることによる安定感と軽さを実現しています。

さらに、フォルムも現代的で独特。

これまで何台か納めさせてもらいましたが、オーナーの皆様には大変満足していただいています。



少し前に新たにオーナーになられたN様のPALUを紹介させていただきます。

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VIVALO PALU フレームセット (w/ COLUMBUS FUTURA DISC FORK )

¥280,000 + tax 〜

オンロードのツーリング用にディスクブレーキのクロモリのロードをご所望であったN様。

色々と検討されている中でVIVALOに辿り着き、今回のご購入に至りました。

誠にありがとうございます!



カラーは某メーカーの車のカラーをもとにしたもので、お持ちになられたサンプルをもとに調色しました。

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深いブルーのメタリック系の塗装が美しい。



回転系のパーツについては、安定のクオリティ・メンテナンス性・デザイン性のCHRIS KINGを手堅くチョィス。

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MATT MANGO がフレームのカラーと合致して、まさに「映え」ますね。



昨今、コロナの影響もあり、電動や無線のコンポーネントが主流になっていますが、今回N様はお手持ちの11s DURA ACE メカニカルのパーツを流用。

日本人のロード乗りにとってはあまりにも身近過ぎてピンときませんが、DURA ACE メカニカルといえば、シマノの長い歴史の叡智の結晶とも言える名品ですので、これも手堅いチョイスといえるでしょう。

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自然な流れで、ブレーキは当店一推しの、世界でもトップクラスの性能を誇るメカニカルディスクブレーキ、GROWTAC EQUAL に決定。

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他メーカーのものとは比較にならない安定の制動力。

削り出しの仕上がりはメカ好きの心をくすぐります。

カラーが選べるのもうれしいですね。



ハンドルとシートポストは、One by ESUジェイカーボングランモンローSLカーボンメルトを搭載。

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昨今流行りのフレアハンドルとスタンダードなロードハンドルを融合させたような形状のグランモンローSL。

様々なシチュエーションやポジションでの快適な走行を実現するための、凝った構造になっています。

カーボンメルトは軽量なゼロオフセットタイプになります。



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現代的なクロモリロードをお探しでしたら、是非ご検討ください。

パーツのアッセンブルも相談に乗ります。

お問合せはイーストリバーサイクルズ まで。



24 8月

SRAM Etap カスタムのVIVALO

神戸発の ハンドメイド バイク ブランド VIVALO

長年の経験に裏打ちされた高い技術により、1本1本丁寧に製作されるクロモリフレームは、必ずやあなたのサイクルライフを豊かにすることでしょう。



先日はH様にオーダーいただいた VIVALOを納車致しました。

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フレームはVFR(ラグを使わないフィレット溶接仕様)&クロモリフォーク。

リムブレーキ用仕様で、コンポーネントはSRAM RED Etapを採用されるということで、それに合わせてカスタム製作しました。

主に長距離ツーリングを楽しんでいらっしゃるH様にぴったりな、無駄のない一台に仕上がりました。

すっきりとしたルックスも美しいです。

ありがとうございます!



VIVALOのフィレット(ろう付け)溶接のきれいな仕上がりには定評があり、多くのオーナー様に喜ばれています。

ヘッドのエンブレムは溶接直付けのメッキ仕上げ。

今回チューブはツーリング向きな柔らかさもあるKAISEI 4130Rを採用しました。

カラーは、H様が小田急線沿線にお住まいということで、ロマンスカーGSE(70000形)のものに限りなく近く調色しました。

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Etap カスタムとは具体的には、シフトが全て無線になるので、ケーブルストッパーをすべて無くした状態になります。

リアのブレーキケーブルもトップチューブの中に通して、さらにすっきり。

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パーツについては、SRAM RED以外については、ハンドル・ステムは日東、

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ホイールは H PLUS SON ARCHETYPE & CHRISKING R45の手組み、シートポストはTHOMSON MASTERPIECE、サドルはBROOKS CAMBIUM C13 等をアッセンブルしました。

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ネオクラシックなクロモリバイクとしては、理想的な構成ではないでしょうか。



このように VIVALO ではパーツ構成や用途に合わせた、カスタムフレームのオーダーをお受けしております。

長年培ったノウハウがありますので、ほとんどのご要望にお応えできると思います、

首都圏にお住まいの方は、先ずはイーストリバーサイクルズにご相談いただけると幸いです。



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宜しくお願い致します。



5 3月

VIVALO ちょっと贅沢な街乗りピスト

3月に入り、急に春めいてまいりました。

店主もだいぶ年齢を重ねましたので、暖かくなると疲れ方が違うのでうれしい。

いっしょに自転車を楽しみましょう!



少し前に納車させていただいたVIVALOのピストフレームの紹介です。

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もともとFUJI FEATHER に乗って、カスタムを楽しまれていたF様ですが、もう少しグレードの高いピストフレームに載せ替えたいと考え、VIVALOをオーダーしてくださいました。

シンプルですが、性能・デザインともに、街乗りにはちょっともったいないくらいの高級な大人のピストバイクに仕上がりました。

誠にありがとうございます!



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チューブは街乗りメインということで、比較的剛性の高いKAISEI022。

リアのブレーキケーブルはフルアウターで、トップチューブにガイドを追加しました。

ヘッドのエンブレムは直付けタイプで、メッキにせずフレームと同色塗装。

隠れたお洒落という感じです。



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パーツはほぼ以前のものからの組み替えですが、ホイールはフレームご購入以前に、当店で組ませていただいたもの。

リム ARAYA RC-540 + ハブ SUZUE PROMAX TRACK の組み合わせです。

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当店では年に数本ですが、VIVALOのピストフレームのオーダーをいただきます。

ハンドメイドで作られたVIVALOの乗り味はメーカー品とは一味も二味も違います。

当店では手組みホイール他、様々なカスタムのご依頼をお受けしますので、相談しながら理想の1台を組むことができます。



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ご興味のあるお客様は、是非お問合せください!



15 1月

VIVALO FIXED GEAR TOURER

新年早々、バイクロアの打ち合わせで土浦に行ってまいりました。

バイクロアは順調に開催できそうですので(コロナの状況によるけど)、乞うご期待くださいませ。

この日は打ち合わせが終わった後、雪が降り始めたのでさっさと退散してきました。

寒い冬はまだまだ続き、感染状況もよろしくないようですが、みなさま、くれぐれもご自愛ください。



昨年末に常連のS様の5台目(!)となるVIVALOを納車させていただきましたので、紹介させてください。

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自転車全般に精通されており、その一環で競輪トラックを走ることを趣味にされているS様。

トラック走行用に製作させていただいた最初の一台を大変気に入っていただいて、それから公道練習用ピストロードパシュート用ファニー形状のピストと、ここ数年、定期的にVIVALOのフレームを提供させていただきました。

今回はその集大成(?)とも言えるツーリング用のピスト。

ジオメトリーを少しロードに近づけ、登坂走行などもしやすい仕様しました。

ボトルケージの取付穴やエンドにはキャリア用のダボ穴を追加。

カスタムバイクならではの一台に仕上がりました。

誠にありがとうございます!



チューブはCOLUMBUS SLを採用。

さらにS様より追加のリクエストをいただきました。

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写真ではわかりにくいですが、ダブルテーパー(中央の径が太い)のシートステーで製作させていただきました。

これでいくらか軽量化&振動吸収性向上の効果があると思います。

細かい部分ですが、こういうリクエストは、こちらとしてもやり甲斐を感じます。



お手持ちのビンテージのスレッドステムの同色塗装のご依頼もいただきました。

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ポジションが定まっているので、ステムがフォークに入る部分の長さも、ある程度予想できるため、きれいに組み付けが可能。

このカラーでの同色塗装は、かなり映えますね。



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S様がチョイスされるカラーやロゴについては、毎回大変勉強になります。

沢山のクロモリバイクを見てこられたマニアならではの「最適解」と言えるもので、感服致します。

S様自身は特にデザイン系のお仕事をされているというわけではないのですが、これは長年に渡る知識や経験から出てくるセンスなのだと思います。

ちなみに今回のヘッドエンブレムは、メッキの直付けタイプです。



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パーツのチョィスもさすがです。

ケーブルはカラーバリエーションが豊富で、且つ性能の高い日泉ケーブルを採用しました。



VIVALOではカスタムのピストフレームのオーダーをお受けしております。

大手メーカーのつるしのものと比較すると多少高額にはなりますが、一味違う乗り味(!)を味わいたい方は、是非お問合せください。

宜しくお願い致します。



20 11月

VIVALO VFR 44ミリ ヘッドチューブ

先週は山梨の北杜市白州におりましたが、紅葉が美しかった。

関東の平地はこれからですが、空気も乾いているし、自転車に乗るには本当に良い季節です。



ちょっと間が空いてしましましたが、まだ暑い季節に納車したO様のVIVALO VFR をご紹介。

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VIVALO VFR は通常ヘッドチューブ内径のサイズが1-1/8インチ(オーバーサイズ)ですが、今回はO様のリクエストで44ミリ内径のヘッドチューブ&テーパードのENVEフォークという仕様で製作しました。

より現代的なルックスを意識されたことが大きな理由ですが、これでパワーライダーのO様に見合った剛性が確保できるはず。

誠にありがとうございます!



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VIVALO のフレット溶接(蝋付)は相変わらず、きれいな仕上がり。

ラグドのものより軽くなり、さらに前三角のオーバーサイズのチューブにより、ノーマルサイズよりも硬質な乗り味になります。

チューブはECO STRONGLIGHT を採用しています。



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ホイールは当店で組んだCHRIS KING R45の手組みホイール。

リムはDT SWISS RR411とロングライドやヒルクライムには最強の組み合わせ。

軽くて振動吸収性が高く、かなり快適な乗り味です。

フレームのソリッドグレーに、マットターコイズのカラーが映えますね。

当然、ヘッドセットもCHRIS KINGINSET8です。



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ステムはTHOMSON X2 を同色塗装しました。

ステムのカラーがフレームと統一されるだけで、がらっと雰囲気が変わります。



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こちらは先日はで乗鞍にツーリングに行かれたときの画像。

VIVALO VFR の登坂性能には、かなり満足していただいたようです。

天気にもめぐまれて、うらやましい限りです。



ご自分の体型・要望・乗り方 等に合わせた自転車を組むことができるのが、スチールのカスタムバイク。

昨今のカーボンバイクの完成車も素晴らしいですが、それらとはまた違った世界が広がっています。

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ご興味のある方は、是非一度イーストリバーサイクルズまでお問い合わせください!



15 7月

あえて古典的なツーリング系のVIVALO

そろそろ梅雨が明けるみたいですね。

この時期はまだまだ涼しい日もありますが、いよいよ本格的な夏がやってきます。

熱中症にはくれぐれも気をつけて、自転車を楽しみましょう!



というわけで、今回は少し前に納車させていただいたクラシックタイプのVIVALOの紹介です。

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オーナーのA様は、前職からの長年のお付き合い。

サイクリスト歴が長く色々な自転車に乗っていらっしゃいましたが、ゆったり近場を走ったり、時々ロングライドができるようなクロモリロードを御所望で、久しぶりに店をたずねてくださいました。

完成したのは、お手持ちの旧パーツと新しいパーツで組まれたクラシックタイプのVIVALO

モーニンングライドにも定期的にご参加いただき、ルックスも乗り味も大変ご満足いただいています。

誠にありがとうございます!



カラーはオリジナルの落ち着きのあるシルバー単色で、フォーククラウンのみメッキ出ししました。

イエローのシンプルなクラシックタイプのロゴが、映えます。

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チューブはツーリング向きのカイセイ4130Rを採用。

ジオメトリーは少しチェーンステーを短めに、BBドロップを少なめにして、きびきび走る仕様にしました。



パーツはオールドツーリングロード系のもので統一。

ギアはダイアコンペのダブルレバー。

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ブレーキレバーは上部にケーブルが出る同じくダイアコンペのGC202H。

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クランクはスギノ マイティーツアー。

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サドルとバーテープはもちろん定番のBROOKS レザー。

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決して古くならない普遍的なスタイルですね。



納車の翌日には早速モーニングご参加いただき、快晴のもとのシェイクダウンになりました。

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現在のロードバイクのトレンドとは対局にあるスタイルですが、VIVALOであればお客様それぞれのご希望に応じた自転車をご提供することが可能です。

完組みホイールはリムブレーキ仕様が少なくなってきていますが、イーストリバーサイクルズでしたらご希望に応じて手組みホイールを組ませていただきます。


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優れたクラフトマンシップに裏打ちされた、美しく優れたスチールバイクはいかがでしょうか?



16 5月

VIVALO の塗り替え

2010年ぐらいに神戸で組んだVIVALOの塗り替えのご依頼をいただきました。

現在は千葉県にお住まいなので、イーストリバーにご来店いただいたとのこと。

お持ちになられた状態は、こんな感じでした。

これはこれでレトロな味のあるカラーリングですが、少し飽きてきたのでイメージチェンジされたいとのこと。



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新しいカラーはメタリックブルー単色で、調色でカラーをお作りしました。

こちらも昔の競輪フレームのようなレトロな風合いで素敵です。

誠にありがとうございます!



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こちらのVIVALO SPECIAL一式は、チャージはかかりますが選択される方が多い人気のあるロゴ。

この黄・グレー・ピンクの組み合わせが昔からあるベーシックなカラーリングですが、一部のカラーを変えてのご提供も可能です。



すでにVIVALOのフレームをお持ちで、だいぶ古くなってきて塗装の剥がれ等がありましたら、塗り替えをされてはいかがでしょうか?

さらに、中古でお求めになられたものでしたら、工場に出すついでにアラインメント(芯出し)をされてはいかがでしょうか?

追加のチャージは発生しますが、安心して乗り続けることができます。


ご検討ください!



30 4月

VIVALO ミニベロ のオーダーをいただきました ②

M様の406 20インチのVIVALOミニベロに続いて、たまたま同時期にオーダーいただいたF様の451 20インチミニベロの紹介です。

こちらも大変良い感じに仕上がりました。



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オーナーのF様は、時間をかけてカンパのオールドパーツ(1980年前後のgransport等)を収集されていましたが、ある程度集まったところで、それらを使ってミニベロロードを組むことを計画。

イーストリバー店主はF様と長く自転車を通じてお付き合いさせていただいておりますが、ありがたいことに、このたびもVIVALOでそれを製作することをご依頼いただきました。

製作については、パーツが旧式であったり、ミニベロに関するデータが少ないため、メールでの打ち合わせに多くの時間を要しましたが、想像していたよりはスムーズに完成に至りました。

誠にありがとうございます!



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フレームはビンテージのX型とミキストが合体したような形状になっています。

必然的に、VIVALOの得意なフレット仕上げです。

BBシェルについては、F様お手持ちのBBがイタリアン規格だったのですが、イタリアンの部材の新品が市場にほぼ流通していないので、知り合いからビンテージのCinelliのシェルを譲ってもらい、チューブに合わせて削って使用しました。

その他の部材はビルダーの判断で、ある程度の強度のあるカイセイ022をメインで使用しました。



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カンパ 以外のパーツについてはですが、リムはVELOCITY A23の451サイズ ポリッシュを別注でオーダーしました。

VELOCITYは通常のラインナップにないリムでもオーダーを受けてくれて、それほど時間がかからずに入ってくるので大変助かりました。

ミニベロですと、ダウンチューブにダブルレバーを装着すると操作しづらいので、DIXNAのレバーコラムマウントを採用。

シートクランプにはシルバーのTHOMSONのものを採用し、全体的にビンテージパーツと合わせてもしっくりくる構成にしました。



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アウターケーブルもシマノやカンパの現行のものを使っていては味気ないということで、日泉ケーブルのヴィンテージアウターを採用。

特にリアディレイラー用のカンパのスプリングアウターの復刻モデルは秀逸で、まさにこのVIVALOのためのケーブルといった趣き。



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カラーは透明感のあるパール・エメラルド・グリーン。

ロゴも落ち着いた旧タイプで統一感があります。



F様の1台のように、VIVALOではパーツに合わせたカスタムや、特殊な形状なフレーム製作(もちろん強度が保証できる範囲で)が可能です。

ぼんやりとでも「こんな1台を作ってみたい」というアイデアがありましたら、先ずはイーストリバーサイクルズまでご相談ください。

宜しくお願い致します!



24 4月

VIVALO ミニベロ のオーダーをいただきました ①

昨年、VIVALOでミニベロのオーダーを2台、たまたまですが続けていただきました。

2台ともオーナー様のこだわりのつまったフレームでしたので、完成までには結構時間がかかりましたが、良い仕上がりになったのではないかと自負しております。

数ヶ月前にやはり2台続けて納車させていただきましたので、紹介させてください。



先ずはM様の406 20インチのVIVALOミニベロ。

実はM様には数年前に1台、やはりVIVALOでミニベロを提供させていただきました。

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このときはお手持ちのSHIMANO ALFINE 11S のリアハブを使って、ホイールベースの長めのオンロード・ツーリング系のミニベロを作りました。



そのVIVALOの製作における自由度と走行性能の高さにご納得いただき、2台目として「グラベル走行も可能な、もう少し太いタイヤも装着できるミニベロ」をご所望になられ、今回再度オーダーいただくに至りました。

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BMXのようなスローピングのフォルムでありながら、ある程度のホイールベースを保ち快適性重視。

必然的にラグレスでオーバーサイズのチューブのフレームになりました。

1台目同様、ALFINE 11Sの内装ギアハブを使用されるということで手組みホイール、さらに1.75程度の太さのタイヤを履くということでカンチブレーキ仕様になりました。

アッセンブルの内容も性能もM様に大変満足いただける、個性的なVIVALOが完成。

ありがとうございます!



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VIVALOでラグレスというと、要するにフィレット溶接のこと。

いつものことですが、非常にきれいな仕上がりです。

近くでよく見てみないとその美しさがわからないというところが、贅沢ですね。



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リムは太いタイヤが装着可能な406リムということで、VELOCITY CLIFFHUNGERを採用。

VELOCITYは20インチのラインナップも充実しており、オーダーすれば数ヶ月で入荷するので、大変助かります。

「チューブレスタイヤを試したい」ということで、IRC SIREN PROをオーダーいただき装着してみましたが、これはレース用のタイヤで強度がツーリング向きではなかったので、後々交換しました。



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ハンドルバーはM様お気に入りの日東 B267、レバーはPAULのカンチ用レバー パープルでワンポイントアクセント。

クランクはなかなか適当なものが見つからず、スギノのXD3BXに落ち着きました。

やはりクロモリフレームにはスギノで間違いありません。



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カラーはRPP WORKSのスタンダードグレーとレッドのコンビネーション。

ロゴはクラシックタイプで、1台目同様当店のロゴを加えていただきました。

ありがたい限りです。



VIVALOでしたらお客様からご要望があれば、製作経験のない仕様でも試行錯誤しながら対応してまいります。

時間はかかりますが、その過程を楽しんでいただけるようなお客様には、大いにご満足いただけると思います。


「こんな自転車を作りたい!」というご希望をお持ちのお客様がいらっしゃいましたら、先ずはイーストリバーサイクルズまでお問い合わせください。

宜しくお願い致します!